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抱負や目標はWebに書かない方がいい

あけましておめでとうございます。今年はnoteの方も細々と書いていきますので、よろしくお願いいたします。

……って書くと、書かないんですよ。というのがタイトルにある通り今回の趣旨です。新年の目標とか考える時期にまったく空気を読まない記事で大変恐縮です。

「Webに」と書きましたが、TwitterやFacebookなどのSNSもそうですし、ブログやnoteなども然り。「次は○○をします」「○○な人になりたいな」「今年は○○に時間を使おう」……。

全部成就しません!!!(暴論)

正直なところ、ひどく個人的な経験からこんな大げさに書いちゃっています。宣言した上できっちり成就させている人もたくさんいらっしゃると思いますが、僕はダメなんですよ。書いたこと、ひとつも実現させてねぇ(「お前がズボラすぎるんだろ」というのはごもっともなんですが)。

例えば、2018年2月に書いたブログ記事で、最後に「次回は○○と○○の関係性について書きます」と締めたのですが、書きませんでした。2019年の6月に寄稿をお願いされ、そこで「○○と○○の関係性」を取り上げて記事にし、ようやく世に出ました。

とにかく、宣言したことをやらない。なんでだろうと考えてみたら、そうやってSNSやブログに宣言した時点で、ガスが抜けちゃうんですよね。

抱負や目標をアウトプットすると、ちょっと安心しちゃうんですよ。「言っておいたし、あとはまぁタイミングが来たら頑張りますか〜」みたいにひと段落してしまう。その(自発的な)タイミングなんて、我々ズボラーには一生くることはありません。

オープンにすることで他者から監視してもらうみたいな考え方もありますが、それで成就できる人は宣言しなくてもちゃんとやるし、そもそも他者はあなたに(僕にも)そんな興味ありません。

そうではなく、もっと自分の中で「○○したい」「○○な人になりたい」という思いを熟成させるんです。熟成って言葉も生ぬるい。もっとグッツグツに煮えたぎるぐらい煮込んで煮込んで、なんか変な臭いがするくらい自分の中に溜め込んでおく。そうして育った情念を、実現するための何某にぶつける。

僕のようについ楽な方向に流されたり、自制心のない人は、それくらいやってようやく何かを実現できるんです。

「○○したいんだよね」って他人に言い続けていると、それを覚えていてくれた人がいい話を持ってきてくれたりもしますが、個人的にはおすすめしません。それ聞いても、「いいね! やったらいいじゃない」って答えるくらいじゃないですか? 励まされはするけれど、励まされるのと実際にやるかどうかは別の話だと思うのです。

「○○したいんだよね」よりも、「○○したいから、今は××をやっているんだよね」の方がいいんじゃないでしょうか。そしてその段階に乗せる、つまり人に話す時点で既に走り出しているために、情念を煮立たせるのが大事なんです。

同じような話で、あまりTwitterに色々書きすぎるとブログを書かなくなる、なんてこともあります。これもまた別の記事で……あ、こう書くと書かないですね。難しいw 何はともあれ、僕は抱負や目標はもちろん、次回予告とかもなるべく書かないようにしています。今のところ、こうやって以前書こうと思っていたことを記事にできているので、悪くなさそうです。誇り高きズボラーの皆さんは、ぜひ試してみてください。

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