初めてメンタルの病気になった2019年

皆さん、今年もお疲れさまでした。そしてお世話になった方々、本当にありがとうございました。

自分の「お城」であるブログとは別に、自分のことや考えたことはnoteに書くように切り分けて2本目。今年の振り返りとしてこの記事を書いているのですが、タイトルに書いたことがすべてと言ってもいいかもしれません。パワハラが原因で、4月に抑うつ神経症を患ったのです。

僕の周りにもメンタルを病んでしまった方が何人かいらっしゃって、話を聞いたりすることこそあったのですが、まさか自分がこうなるとは思いもよりませんでした。いともたやすくなってしまうんです。まるで風邪をひくかのように。

心優しい先輩のおかげで、そこまでひどくならないうちに心療内科を受診でき、そのまま休職しました。とはいえ、一度は復帰するも再び悪化して再度休職。そのまま期間満了で退職し、現在は公的な援助とフリーライターのお仕事をいただきながら、次の職場を探している最中です。こんな状態で年越しを迎えるとは、1年前はまったく想像だにしていませんでしたね……。

病気でたくさんのことに気づく

ただ、こうなったことで本当に色々なことに気づきました。「次の職場では、こういうふうに振る舞ってみよう」とか、「仕事があるって本当にありがたいなぁ」とか、「どんなに慣れたことでもアドバイスを受ける謙虚さを忘れちゃいけないわ」とか。何かに追われる環境から抜けて、顧みる時間があったからかもしれません。内容は本当にバラバラなんですけどね。いずれ少しずつnoteに書いていこうと思います(こう書くと書かないんですが)。

仕事ができることのありがたみって大きいんです。2度目の休職直前は、仕事をやらなきゃいけないのに身体をベッドから出すことができない、なんて状態に陥ったのですが、あれはキツかった。頭と身体が乖離するのってこんなにつらいんだなと感じました。これも気づきですね。

そして、ありがたいことに周りの方々に恵まれていることも。僕がこういう状態になって、家族やパートナー、友人、SNSの皆さんがさまざまな形で助けてくだったり、声をかけてくださったりして、心の底から感謝しています。本当にありがとうございます。

しかし、そんな助けに対して、今の僕は何も返すことができません。これが心底もどかしい。すごくもどかしく感じています。お金もなければ、的確なアドバイスでアシストできるわけでもない。こんなふうに、何かを書くことしかできない。本当に心苦しいのですが、まず自分の人生の基盤を立て直して、少しずつ恩返しをしていきたいと思っています。どうか待っていてください。

最終的には自分自身

色々な方に手を差し伸べていただいた反面、そのたびに、最後にどうにかするのは自分自身なんだよな……ということを強く感じました。「そりゃそーだろ」って、至極当たり前のことなんですが、助けていただくたびにこの考えが頭をよぎり、そのコントラストがすごく印象的だったんです。おかげさまで今は抑うつ神経症の方も落ち着き、ライターのお仕事もきちんとこなせるようになっています。すぐ治る病気じゃないのですが、ちゃんと向き合って長く付き合っていこうと思います。

僕、占い師のしいたけ.さん(と彼の文章)が大好きなんです。しいたけ.さんが占いに都度書いていらっしゃったのが、2019年は多くの人にとって「切り替わり」の年になるということ。不思議と、僕の周りでは12月に入って悩んでいたことに区切りがついたり、新しいパートナーを見つけたりした方が多かったんです。僕の現状は来年に持ち越しとなりましたが、この流れに続きたいなと思います。がんばるところはしっかりがんばって、気を抜くところは思いっきりちゃらんぽらんにしたりしてね。

仕事でもプライベートでも、僕のテキストをまた読んでいただけたら、とてもうれしいです。2020年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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