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【異種スポーツ会議】 ハンドボール vs バドミントン (①戦術編)

こんにちは!

筑波大学でハンドボールに日々汗をかく
森永くんと「異種スポーツミーティング
しました!

2時間半の話を短くまとめられなかったので、今日は「戦術」に絞ります!

それでは、どうぞ召し上がれ!

戦術の一気通貫

山田:
今日はよろしく!
早速だけど、ハンドボールってどんなスポーツ?

森永:
よろしくね!
僕は「いかにスペースを見つけるか」が大事なスポーツだと思ってる!
7人でやるハンドボールでは、まず相手を移動させてスペースをつくり、次にそこへ入っていってシュートを狙う。

山田:
オープンスペースをつくる」ってことね!
 そこはバドミントンと一緒だ。

森永:
じゃあ1つ質問!
一番人気のポジションはどこでしょう?

山田:んー、じゃあ僕ドMなのでキーパーで!笑

森永:あ...

山田:....あ、あたっちゃった笑?

森永:そう笑
一番人気のポジションはキーパーなんだ笑

山田:なんかごめん笑

森永:ww

山田:え、でもなんで?
キーパーってヒマそう(失礼)

森永:
キーパー人気の理由(デンマーク)は、
一番ボールにさわれる
キーパーが守れば負けない(勝利に直結)
③リーダーシップが求められる!

山田:キーパーが、リーダーシップ??

森永:そう!
ゴールキーパーって守備6人のポジションを決めているんだ
だからヨーロッパだと一番リーダーシップある人がキーパーやる!

山田:
えっ、プレー中に決めるってことは、声かけで!?
バドミントンでは「前!」「お願い!」くらいしか言えないのに...。
言葉技術が必要そうだね。

森永:そうだね!
でも「迷ったときに帰れる場所」をつくっておくといい。

山田:帰れる場所?

森永:うん。
どんな状況になってもブレない軸みたいなのをつくる。↓

①チームが元々持ってる、戦術。
②その試合の、戦術。
③隣同士の連携「こうした方がいいよね」

山田:
なるほどね!自分たちの強み・弱みを分析し、そこから軸となる抽象的な戦術をつくり、さらに「その試合・そのペア」ならではの具体的な戦術までを一貫してまとめ上げる、ってことね!

森永:そうそう!
だからどんな状況にも対応できる!

山田:
僕の場合、バドミントンのダブルスでは、すごく具体的な課題や戦術(ここに打たれると弱い等)ばかり意識してた!
必要だったのは、
第一に、もっと大枠となる戦術をつくる、
第二に、試合相手に合わせた戦術、
第三に、現場での作戦変更。

この「一貫性した戦術」を作る思考プロセスは応用できそう!


最高の状態って?

山田:調子がいい時ってどんな感覚?

森永:山田くんは?

山田:
僕は中心視がなくなる感覚になる。
シャトルも相手もネットも全て視野に入れてるだけ、みたいな笑

森永:ふぉーそれかっけえな笑

山田:ww森永くんは?

森永:んー、時間がゆっくりになる感覚かな。

山田:
んー、僕はシングルスが多かったから聞き方が違うのかも。
チーム(ペア)で調子がいいってどんな感じ?

森永:
何考えてるか分かる!
目くばせでしゃべれる」感じ。

山田:かっこいい...。

森永:
おおもとの確認が済んでるから少ない情報でも分かる。全員の共通認識が出来上がっていれば、目に見えている情報はほとんど同じなので「こう動くのが正しい」と同じ判断ができる。

山田:なるほど、スピリチュアルじゃないんだね!笑
それを聞くと、ダブルスがうまくいかない時は、共通認識が不十分なのかもしれないって思う。
昔、大学ですごく強い女子ダブルスがあったんだけど、彼女たちは「この場合はこう、あの場合はこう!」みたいな暗黙のパターンが驚くほどたくさんあったのを思い出した!
でもその場合、ハンドボール脳に差がないように指導しなきゃだね?

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ペアとの共通認識を密に!

森永:そう!
だから、練習中も常に考えていないと、試合ができない。
試合日の電車の中は、プレイメーカーと呼ばれるポジションの選手が、一つひとつケースごとに「戦術をおこす」こともする。

山田:うんうん、
事前に文字や絵にしておくってことだね!
具体的には何を確認してるの

森永:攻撃の「きっかけ」だね。

山田:
そっか戦術を始めるタイミングか!
僕は超具体的な戦術「ここにこうきたらこのパターンとこのパターンが使えて、そうすると相手はこうなって」まで考えたことなんて無かったや💦。

【学んだこと】
「抽象度の高い戦術から、徐々に具体化させて練り上げる。」

ハンドボール戦術から学んだバドミントン戦術。

....次回に続く。


次回予告

次回は「フォーム」についてです。

そこで問題!(急に偉そう)

2つの動画、
バドミントン経験者の僕がすごく違和感を感じる方がありました。
どっちでしょう?笑
数秒なので、ぜひ見てみてください☺️

今回「異種スポーツ会議」を快く引き受けてくれた、森永浩壽くん!

ありがとうございました!


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「異文化の話ってすごく参考になるYO!」

今日も最後まで読んでいただき嬉しいです。
誠にありがとうございました

___
山田歩武


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