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【異種スポーツ会議】 ハンドボール vs バドミントン (②フォーム編)

こんにちは!
異種スポーツミーティングの続きを書いていきます!
今日は「フォーム」についてです。

前回の内容はこちら↓

それでは、どうぞ召し上がれ!


ハンドボールの動き変じゃない?

森永:
バドミントンのジュニア育成ってどんな感じ?

山田:
個人的な意見だけど、早期専門化ってイメージがある。
小さい頃からラケット握って、強いジュニアからのスター選手が多い印象。

森永:そうなんだ。
ハンドボールの場合(特にデンマークでは)
15歳から専門化しましょう」って言われてるんだよ。

山田:え、遅い!?

森永:
ハンドボールは週2回くらいして、残りはいろんなスポーツをする。
ゴールデンエイジに多くの経験をさせて体を開発するって考え方を大事にしてるんだと思う。

山田:
たしかにそれは一理ある!
その経験しておくべき運動にバドミントンは有効?

森永:
バドミントンの動きはめっちゃ活きる
特に、回内とか運動連鎖とか!

山田:
運動連鎖か。。。
気になってたんだけど、ハンドボールって運動連鎖をわざと制限してる?
なんでラギングバックで腕が後ろにいかないようにしてるの

森永:これねー、実はダメな動きなんだよ笑

山田:えっ!?ダメな動きなの笑?

森永:
そうそう。
環境のせいだと思う。ボールの大きさとか松ヤニとか。
デンマークリーグに出てた時、運動連鎖できるトップ選手もいたから。
(良い例↓)


ラケットが関節の役割を担う

山田:
なるほどねぇ!
でもボール投げる方がバドミントンより簡単な気がするんだけど。

森永:いや、ラケット握れるじゃん!

山田:いや、それが難しいんでしょ?

森永:いや、違う。
もしバドミントンの持つとこ(グリップ)がハンドボールくらい大きかったとしたらどう?

山田:!!
それはきれいな運動連鎖むずかしいかも。

森永:
それとハンドボールでは松ヤニが関節みたいな役割を担うんだけど、松ヤニの強度が弱かったりしても、正しい動きが難しい。

山田:
そう考えるのねぇ。
道具を関節の一部って考えてみると、ラケットはすごく優秀な関節になってるなって思う。しなりとか。
ラケットのおかげで、ボール投げよりも運動連鎖しやすいのかもしれない
つまりラケットに助けられてる。

森永:
バドミントンで遊びましょう!ってことだね笑

山田:でもね。。
バドミントンでも体幹から末端までのきれいな運動の順次性ができない子もいるんだ。その時は、野球の真下投げ(蔭山ら, 2013)とかで解決できないか考えたりする。
やっぱり違うスポーツ動作の転用って使える!

森永:なるほど!
僕は運動連鎖を意識してデンマークで練習した時、
正しい動きじゃないと真下に投げられない」とは思ったよ!

山田:お、それも使える!
下にコントロールってそういう感覚なんだ!
じゃあ、スマッシュで角度がつかない選手は、運動連鎖にも原因があるのかも。

森永:
ハンドボールのシュートは、バドミントンの利き腕後ろ(フォア奥)の動きと似てるんだよね。あれに加えて、ディフェンスが当たりながら投げる感じ。だからその時、「体+腕の長さ」をすごく意識している。
相手に「自分が影響を及ぼせる範囲」を広く意識させる

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山田:なるほど!
意外とバドミントン選手は「ラケットの長さ」に鈍感なところがあるかも。
あの長さをもっとうまく使えれば、相手に与えるプレッシャーにもなる。

森永:それから.......

山田:僕も.....





「知らないから、言い合える。」





ヒートアップしすぎたので、
noteではここで自粛します。
m(__)m




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「今日はちょっとマジメすぎたかも💦」


次回予告

次回(最終回)は「指導」について!
前に紹介した「強いヘタッピ」の是非について、議論しました!

お暇があれば、
コチラも覗いてみてください!

今日も最後まで読んでいただき感激です。
バドミントンを盛り上げたいと思い、個人発信をはじめました。
今後とも、よろしくお願いします!

___
筑波大学バドミントン
山田歩武


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