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【BadCats Weeklyまとめ】2月22日〜3月3日号

“コトバと戯れる読みものウェブ”こと、BadCats Weeklyの編集長とら猫です。

こないだ久しぶりに映画館を訪れ、『ノマドランド』を観てきました。すごく良かった。フランシス・マクドーマンド。酸いも甘いも噛み分けた者だけにしか出せない、あの表情。あの間。ふと見せる屈託のない笑顔。ずきゅん。アカデミー賞も納得です。

とはいえ、ああいったノマドな暮らしは、アメリカの呪いでも恵みでもありそう。そんなことを感じた一本でした。

それでは、BadCats Weeklyに最近掲載された記事を振り返っていきましょう。



“エンタメ考察ライター”こと、安藤エヌさんによる映画『スイス・アーミー・マン』のエッセイ。

たまにこうした突然変異のような、斬新すぎて置いてけぼりを食らいそうになる映画に出くわします。そんな映画に、あの『ハリーポッター』のダニエル・ラドクリフが嬉々として出演しているというのも、なんだか皮肉というか痛快というか人生の妙を感じさせられます。

安藤エヌさんの他メディアでのお仕事も、映画がお好きな方はぜひ!

新刊『突然パパになった最強ドラゴンの子育て日記』がコミカライズ版と共に好評なライトノベル作家、蛙田アメコさんから届いた、ない物ねだりと作家のジレンマについてのエッセイ。

こういった作家さんの吐露を読むたびに、創作というのは、ゼロから何かを生み出すというのは、つくづく心身を削られる仕事なのだなあと胸が締め付けられます。編集長のやっている翻訳なんて所詮、人の書いたものを別の言語に置き換えるだけですから。創作に携わる人たちの産みの苦しみは、想像を絶するのでしょうね…。

蛙田さんのデビュー作『女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました』のコミカライズもこちらで連載中ですよ!

SEO系の記事も書くライターこと、すなくじらさんから届いたコンプレックスについてのエッセイ。

持って生まれたもの一式だけはどうやっても変えられないのに、自分が持っていないものを持っている他人をつい、やっかんでしまうのが、人間というものかもしれません。けどたぶん、幸せはどこにでも転がっているのではないか。見つける場所さえ分かっていれば。歳を重ねるにつれ、そんなふうに思うことが多くなりました。自分の幸せ、見つけましょう。

すなくじらさんの他メディアでの記事も併せてどうぞ!門脇麦はいい!

最後に、何の知見も得られない編集長のショートエッセイもどうぞ。最新作は「出会い」がテーマのこちら。








これもう猫めっちゃ喜びます!