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ドキドキ!人生初!友人の結婚式動画制作

こんにちは!
プレゼント大好きばーこしです😊

以前、似顔絵を3D魔法陣の動画に編集したお話をしました。
詳しくは下記に書いていますので、お時間あれば読んでみてください✨

似顔絵を3D魔法陣にしてみた

今回は私がやってきた動画編集の中でも難易度が高かった内容について書いていきます。

それは、

友人の結婚式動画制作


です。

社会人3年目の時でした。
突然、同僚から呼び出されたのです。

「ばーこしさんにお伝えすることがありまして。」
「どうしたの、さん付けなんてしちゃってw」
「私、結婚することになりました。」

おおお?🤔

おおおおお?😲

おおおおおおおお!!😆


お相手は学生時代からお付き合いされていた方なのだそうです。
素敵ですね✨

「そこで依頼がありまして。
 結婚式の動画を制作してもらえませんか?」

私は以前から社内イベント等のさまざまな動画編集をしていました。
そういった実績もあり、同僚は奥さんと相談して、私に依頼をすることにしたのだそうです。

「いいよ!オープニング動画かな?」
オープニングとプロフィール動画を合体させて、
 式の最初で流す予定なんだ。
 お願いしてもいいかな?」

え、プロフィール?!


結婚式の動画は3つの構成が基本となっています。
オープニングは1分30秒、プロフィールは7分、エンディングは5分にすると良いと言われています。

そう、プロフィールは一番長いのです。
そして、まさかのオーニングとプロフィールの合体版で、超重要です。

「そんな大役、俺で大丈夫?」
「もちろん!」

早速、休日に集まり、奥様との顔合わせもしつつ、打ち合わせをすることになりました。

奥様「はじめまして!よろしくお願いします!」
自分「はじめまして〜!ばーこしです。
   どんな構成にするか決めてますか?」
同僚「うん、こんな感じでお願いできるかな。」

かなり具体的な構成を手渡されました。

なるほど。難易度が高そうだ😆


しかし、私は難しい課題が出れば出るほど、
闘争心に火がつくタイプなのです💪

動画制作には前回の記事でもご紹介した無料ツールの"Javie"を使います。
無料ながらAdobe After Effectsと同様の主要機能を持っているツールです。

が、この時には知りませんでした。
ここから私の相棒"Javie"との戦いがはじまるのです。


まずは、導入部分を作っていきます。

後ろから光を当ててキラキラっとする感じで作りました。
今見返すと、もう少し文字に立体感を持たせて、
色合いにもオレンジを含めて、高級感を出せればよかったですね💦
完全に知識不足でした😅

お二人ともケツメイシが好きで出会ったとのことでしたので、お互いを結んだアーティスト名からはじまる物語風となっています📖
ケツメイシの文字が少しずつ出てくる構成をいただいてたので上から1文字ずつ落とす流れとしました。

暗転させて次の場面に移ります

ここから二人の思い出の写真が1枚ずつ落ちてきます。

ここは立体感を出すのに非常に苦労しました。
実は、白の机ではなく、あえて模様のついた机にしています。

平面に写真を置いた場合、平べったくなってしまい、インパクトに欠けます。

そこで、3Dで斜めにしてあげることで立体感が出るようにし、斜めが分かるよう模様をつけるようにしました。

2人の出会いをご紹介✨

次は、新郎新婦それぞれのエピソードについて深掘りしていきます。

まずは新郎パートです!

場面切り替えのため左上に移動
幼稚園を脱走してしまうとは可愛らしいですね😊

余談ですが、
表示している説明文はすべて新郎新婦の考えた文章です。

説明文がない状態を事前に共有して、
どこにどんな説明文を入れるのか決めてもらいました😊

事前共有する時の状態です ↓

番号に応じて説明文をもらいます

新郎パートの続きです。

中学時代はサッカー部でご活躍されたみたいです😊
家族仲良し✨

続いては新婦パートです!

天真爛漫な女の子だったみたいです😊

しかし、この辺りから異変が発生します。

我が相棒"Javie"がご機嫌斜めになりはじめたのです😱


写真を1つ追加するたびに、

カックンカックン


当時にしてはかなり高性能なMacbookを使っていたのですが、無料ツールの限界で机を斜め(3D)にした上に写真を30枚入れると、急に動きが鈍くなりはじめました💦

仕方ないので、暫定策で対応します。

必殺、写真非表示!👊


表示している写真(レイヤー)が表示されているほど、全部の座標を再計算してしまうので重くなってしまいます。

ならば、必要のない時は消せばいい😆

しかし、この決断が後に更なる悲劇を起こします


お話は戻りまして、新婦パートの続きです!

素敵なお友達と出会い、
とても楽しい学生生活を送られたそうです😊
新婦様も家族仲良し✨三姉妹だそうです!

ここまでで5分ほどです。
手戻りを避けるため、1分単位で動画を出力し、都度確認をしていました。

ただ、全体を通しての雰囲気を確認したくなったので、5分全部の出力をしてみることにしました!

出力には8時間かかるそうです😱


ということで、朝に出力を仕込み、
仕事から帰ってきたら確認をすることにしました。

翌日。
早速、家に帰ってきてから確認してみます。

途中で止まってる


あ、あれ?設定ミスかな?
翌日も朝に仕込んで、帰ってから確認をしてみます。

間違いなく止まってる


いろいろ検証しましたが、
途中で止まってしまうようでした。
その時、ふと思い出しました。

そういえば、写真を非表示にして無理やり編集してたな


もしかしたら写真の数が原因かもしれない。
写真を減らして
出力を仕込んでみます。

出力されました✨


ということで原因は、
写真の枚数が出力限界
だったことが分かりました。

もう作りはじめてから数ヶ月が経過しています。
今からツールを変更したら、ファイル形式が違うので全部やり直しです。

しかし、ここである発想が舞い降ります


動画1つあたりの写真を減らせばいいのです。

実は動画ツールの仕様で、
動画に出力されると1つのレイヤーに統合されるため、軽くなるんです。

この性質を活かし、
動画出力を3分割し、最後に繋ぎ合わせることにしました。

お話は戻りまして、動画のラストスパートです!

新郎新婦の思い出パートになります。

場面切り替えのため移動しました
楽しそうですね✨
初デートと同じところでプロポーズされたそうです😊
お互いのご両親ともとても仲が良いそうです!
社会人3年目でご結婚とはすごいです☺️

ついにフィナーレです!
少しずつズームアウトすると…

今までの思い出がハート型になります!😆
これは新郎新婦の構成通りに作成させていただきました😊

最後に入場案内になります。

さて、突然ですが、
ここからアハ体験のクイズです。

途中、同じ写真が出てきたのですが、
写真の影がなくなっていたのに気づきましたか?

それがこちらです ↓

影がある
影がない

影がないほうは写真と机が一体化しています。

上述でお話しした通り、3分割して動画出力をしています。

ただ、分割した前後で同じ写真を使う場合は、再度同じ写真を使わなければいけません。
そうなると、分割しても写真が増えてしまい、出力できなくなってしまうのです。

そこで編み出した技が、

必殺、写真と机を合体!👊


これにより、レイヤーを1つに抑えて、写真の数を減らしました!
この作業は、もう1つの相棒である画像加工ツール"Photoshop"に頑張ってもらいました😆

残す作業は動画出力のみです!
が、これはもう待つしかありません💦

朝に仕込んで、家に帰ってきて出力内容を確認!
夜寝る前に仕込んで、朝起きたら出力内容を確認!

これを3分割に対して1つずつ行い、
最後に3つの動画を繋ぎ合わせて出力し、ようやく完成しました!

無事に結婚式の日までに間に合いました。
式場でのテスト上映もするそうなので、少し早い期限での提出となりました。

早速、新郎新婦に完成品を届けました🏃

やっと終わりました。


平日の仕事終わりもやって、土日は約6時間ずつはやっていたと思います💦
1ヶ月半ぐらいやっていたことから計算すると、
平日(2時間×5日×6週)
+土日(6時間×2日×6週)
132時間ですね😂

達成感を味わっていた時でした。
新郎からLINEがきました。

「今更でごめん、ここの説明文変更できるかな?」

Oh my god😇


説明文を変更し、動画出力をやり直しました💦
ただ、さすがにもう気力がなかったので、これ以上の変更はやめてほしいとお願いをしました笑

この経験は本当に勉強になりました。
写真などを多く利用する動画編集の場合は、素直に有料ツールを使ったほうがいいことを学びました😆

最初の時点で有料ツールを選択しておくべきでしたね😂

余談にはなりますが、結婚式当日は特にトラブルもなく上映することができました😊
新郎新婦ともとても喜んでくれてましたね!

最後のズームアウトでハート型になった時、会場から「おぉ…」という声が出ていたので良い動画だったのだと思います✨

ここから数年後、友人と自身のを含め、また2つほど結婚式の動画制作をすることとなります。
長くなってしまうので、また別の機会があれば書きたいと思います。


本記事のエピソードのように友人含め、身の回りの人に笑顔になってもらうことを目標としています😊
具体的な事例や詳細な制作手順を付けた有料noteを用意していますので、よろしければ読んでみてください✨

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