1926年製「ヴィクトローラ・クレデンザ」。この“蓄音機の王様”で78rpm(SP盤)を再生。その動画と連動し、大切にしたいクラシック音楽の魅力に迫ります。
- 運営しているクリエイター
2021年8月の記事一覧
クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #95~ハンス・クナッパーツブッシュ/ベルリン大交響楽団 ハイドン「交響曲第100番 ト長調 『軍隊』」(1933)
クナッパーツブッシュの録音嫌いハンス・クナッパーツブッシュ(Hans Knappertsbusch, 1888年3月12日 - 1965年10月25日)が1933年4月10日に録音したと言われているハイドンの『軍隊交響楽曲』である。英Parlophoneから10inch4枚組の78rpmでリリースされた。オーケストラはBerlin Grand Symphony Orchestraとクレジットされているが、これは恐らくベルリン・シュターツカペレ(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)と同
クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #88~ヴィクトル・デ・サバタ/ベルリン・フィルハーモニー ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』より『イゾルデ "愛の死”』(1939)
デ・サバタ~ワーグナーこのシリーズの前々回でヴィクトル・デ・サバタのR.シュトラウス『死と変容』(1939)、前回(というか、今日)、レオ・ブレッヒのワーグナー『ローエングリン』第一幕前奏曲の78rpmについて記事を上げ、【ターンテーブル動画】をご紹介した。 ということで、その流れに乗ってデ・サバタがベルリン・フィルを振ったもう一つの名演、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』より『イゾルデ ”愛の死”』を。 #85でデ・サバタがトスカニーニの後を継いでミラノ・スカラ座