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poetry

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#現代詩

満たされる喪失

満たされているのか、喪失しているのか。 豊か過ぎるが故の退屈なのか。 失ったが故の気づきな…

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outside the word

世界は、無色透明で、音もなく、ただそこにあったんだ。 そっとヘッドホンをして、好きな歌な…

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苦行の上に咲く花

苦行の上に咲く花に想いを馳せてみたのです それはそれは想像もしえぬ 色の無い花でした それ…

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突き刺した夜の情景

その声を聞け 耳を痛めるその声を そこにこそ真実はあり、そこでしか在することなど出来ない …

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溶けた漆黒の夜

抜けていく力に身を委ねる その先に何があるだかとか、そんな訳のわからないことはやめろだと…

3

瞼の裏に住んでいた少年

見ることが出来なかった。 それは、物理的にではない。 この目は確かに目の前に映る机と、風に…

3

自分ではオレンジって言ってたけど、おそらく紫のような気がするんだよね。 君の唇から漏れる息。 息に色付く彩の世界。

夕日、影

連なる山々と浮かぶ雲の間に一つの沈み行く夕日が見えた。 その光景を仮に切り取ったとするの…

2

見知らぬ森に迷い込んだ羊

一匹の羊が、見知らぬ森に迷い込んだ。 首を右へ左へ小さく揺らしながら、恐る恐るその一歩を…

2

明日を待ってる

薄明かり公園の電灯の下 静かに開いた本の中に 浮かび上がった一言 それが何かは思い出せない…

4

相対的な世界に生まれたレジスタンス

男は道端に落ちていた誰かの希望を見つけた。 優しく拾い上げて、一言「ごめん」と言った。 罪…

3

忘我に沈め

何も始まっていなかった この間、終わったつもりでいた人を見たよ どこか視線は虚ろで、握る手…

1

解けた首輪とペティグリーチャム

あの日窓ガラスは水滴に溢れて 待ち遠しかった 外は雪模様 扉が空いたら カラカラと音がし…

3

虚空の彼方へ

過去に憧れる自分が映る その水面に あぁ 風が吹く でも 命の最初を見つめても そこには何も無かったんだ どうしよこのまま 思い出を抱いて どうしよこのまま 空に飛んでみようか だったら今すぐ荷物をまとめて 小さな手紙を瓶に詰めて 流れゆく時間に投げ出したなら さぁ さぁ いつまでも明日は待ってくれない なんでかなんて知らないけど 想像より遥かに複雑な この心情とともに走り出す ほら もう一歩だけ もう一歩だけ
進めば何か景色は変わるの? 誰も知らない そんなの知ら