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次の10年を始めます

2022年度が始まった。

ここ数年ずっと感じているが、すごい未来感。でも、なんとなくしっくりくる数字ではある。

ガージェリーとビアスタイル21社にとっては、なんと20周年の年だ。これについては、その日が来たらじっくり書きたいと思う。今回は20年を振り返ることではなく、これから待ち受けている大きな課題について少しだけ。

禁酒事態やらマンボーやらが一段落して、飲食店限定ビールとしては、考えられないほどの逆風の2年をなんとか切り抜けることができた。会社の財務はそれなりに痛めつけられたものの、逆に「飲食店限定」の約束を守り抜いたことで、ブランドとしての信頼を固めることができた意義のある時間だったと思っている。だから、今、すばらしく、前を向いている。

とはいえ、

現在三人だけで会社のオペレーションを回しており、そのうちの二人は50代半ばと還暦オーバー。誰か一人に何かあるとたちまち立ち行かなるなるようなことではまずい。1,000店の取扱店を三人(一人はほとんど工場勤めなので実質は二人)でカバーしてます!365日営業です!などと自慢げに言っている場合ではない。まあ、これを20年続けてこれたのだけど、体力に限りはあるのだから、もう悠長に考えていてはいけない。

次の世代に引き継ぐ準備を始めるときが来ている。それは、ただ若い人を入れる、という単純なことではなく、次の10年も20年も変わらず、飲み手に寄り添うビールであるために、どういう体制が良いか、人を見て、環境を見て、変えることは変えないといけない。つまり、変えないために、変わることが必要だ。数年前にそう考えて手をつけていたが、この2年は課題がまるまる持ち越しになってしまった。

だから、2022年は改めて、これからの10年の初年度だと思っている。

さ、スタートだ!




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