【Kidle無料で読んだ本】リード・ザ・ジブン ユニクロで人材育成の責任者をやってみた
元BCG、元ACのコンサル出身の方がユニクロの人材育成部門に渡り組織改革を行ったお話です。
作中で印象的かつ自身で経験したなとリンクする事項をピックアップしました。
目指すべきは完璧でなく、完了
たいていの仕事は作業を終えて誰かのレビューがあります。この作業者の段階で、自分が100点と思っているものを出してもレビュー者からすると0点ということが良くあります。
そのため作業者は50点位の段階でレビューしてもらい、方向性をすり合わせ、改善を繰り返すことで完成どをあげることが、重要です。
何より納期に完璧を目指して、納期に間に合わない仕事に仕方は本末転倒、最悪の事象となります。
成果を出す力=考え方×熱意×能力
もちろんセンスなどの能力に成果物は依存します。
しかし、考え方(仕事の進め方)、何より仕事に対する熱意がなければ成果は生まれません。
そのため、この力は掛け算となっており、どれか1つでも0ならば、成果は0となります。
Trust(信頼)=Insight(洞察力)×Impact(印象力)
仕事を行う上で、クライアントから信頼を勝ち取ることがとても大切です。
信頼を勝ち取り、また継続して次の案件も発注いただき、仕事を続けることが可能となります。
そのために必要となる、クライアントへのインパクト、そしてクライアントの課題にズバッと切り込むインサイトが、重要な役割を果たします。
生産性=どれだけのインプット(投下した労力と時間)でどれだけのアウトプット(成果)を生み出せたか
短時間のインプットで高品質のアウトプットを出すことができれば、仕事のできる人と認識されます。
例えば、クライアントからWBS作って、と言われ20分でアウトプット提示した時は、はや!と驚かれた良い経験をしたことがございます。これは同僚から良いフォーマット貰っていたため早く作成できた訳ですが汗
仕事の目的を明確にする
当たり前のことですが、この目的の明確化ができないままに仕事を進めている、作業を始めてしまうことがよく起こります。
仕事は設計が重要です。その設計の第一段階で定めることがゴール(目的)を明確にし、PJメンバー全員で共通意識を持つことです。
作業に埋没してしまったがために、ゴールを見誤り、出したアウトプットが無駄になることが起こります。
まず始めに、これは何を達成するために(何のために)やるのか、チームで共通意識を持つことが大切です。
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