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【Kindleで読んだ本】結果を出し続ける人が朝やること

 最近よく見かける、朝型人間になって生産的な日々を過ごそうよ、といった本です。
 読んだ感想として朝やること、というよりはビジネスマンとして参考になることが多かったです。
 そこで、仕事をする上で参考になると思った文を紹介させていただきます。

朝は無心でシャワーを浴びる

・1分間何も考えずにシャワーを浴びると瞑想状態になりスッキリする。
・交換神経をオンにすることで良いアイデアも浮かぶ。
・歌を歌って気持ちを切り替える。シャワーの音で掻き消されるから多少は歌っても迷惑ではないはず。

人間は生活にマンネリを感じるとやる気がなくなる

・どんなに頑張っても無理なことはある。
・マイケルポーターの選択と集中が大切。
→出来ないことはできないとし、周りのできる人の協力を得ることも大事です。またこのどこからできないのか、の見極めを早く行うことも大切です。

第一人者の真似をする

・自分が出したい結果を既に出している人がやったことを真似る
・学ぶ、という言葉の起源は、真似ぶ、という説もある。
・学ぶ=真似する
→学ぶとは古来、人の真似をすることで得られることだそうです。なるほどと思いました。できる人が成功していることと同じことをすれば、同じように失敗はしないなと思っております。

古典を読む

・古典は時を超えて現在も残るベストセラー中のベストセラー
→長期間に渡り色々な人から支持されているため、今も残る本です。
 環境は異なるかもしれませんが、人として生きていく上で参考になることはたくさんあるため、今も支持されているのだと思います。
 教科書替わりに読むべし、と記載がありましたが、たしかにと思いました。

常識とは、世の中の80%以上が支持していること

 80%か、と素直に思いました。色々な人と関わり仕事をすると普通や常識って何だろう、といつも感じております。
 この本では残りの20%の非常識な人が成功を収めている、として日清のカップラーメンの例を出しています。
 当日、食事とは「切って、炒めて、盛り付けて(調理して)」出すものが食事の常識だったそうです。

やらないことを決める

 今日やるべきことを朝決めることがポイントとなります。これを言い換えると、やらないことを決めるということになります。
 マイケルポーター曰く、戦略とは何をやらないかを決めること、だそうです。簡単な事例としては、「飲み会に行かない」「テレビを見ない」などだそうです。
 何をしないかがハッキリすれば、何をすべきか明確になる、とも記載されています。

見た目を大切にする

 ベースターズ買収の際に、ジーンズにTシャツで乗り込んだ人の第一印象が悪く、その方は買収ができなかった、という例が出されていました。
 見た目は相手への礼儀であり、服装から判断するのは相手の自由、とのことでした。

平均体重はあくまでも目安であり、正しい数値ではない

 このコロナ禍で私は太ってしまいました。 しかし、平均体重くらいだと開き直っておりました。
 そのためこの記載を見て、やばい、でも確かに仰る通りと感じております。

コミュニケーションはかける時間の長さでなく、回数が重要

 人間の心理学における、ザイアンスの法則というそうです。
 一度に長い時間でコミュニケーションを取るよりも、短い時間で複数回コミュニケーションを取った方が、相手に好意を持たれるという実験結果がザイアンスによって証明されております。
 部下やクライアントと会話する際は、コミュニケーションの回数を増やして信頼を得ていくのは心理学の理に適っている、と実感しました。
 特に部下との1on1は定期的に行うことで、このコロナ時世下において、効果的だと感じております。

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