2022年に遊んだゲーム
2022年、中国でのロックダウンもあり、ビッグタイトルをプレイできる時間ができたので、今年は結構ゲームやったなあって感覚になっている。今年やったゲームをまとめつつ、満足度みたいなものを付記してみようかと思う。概ね下記の基準で私の偏見を記している。
11月30日までのデータ
個別記事にしたゲーム
個別に書くくらいなので、基本的にはやって良かった!っていうゲームです。
Pokemon Legends アルセウス
今までのポケモンとは毛色が違う作品になっており「ポケモンは得体の知れない存在」だったころの人とポケモンの関わりをうまく表現したゲームだと思う。エンドコンテンツの「いっぴき道」を全ポケモンで達成しようとしたら時間が溶けまくったゲーム。操作性とか一部不満があるけど、総合的にはやって良かったな〜ってゲーム。新作ポケモン(紫/朱)はやらないです。明確に自分で終わらせられないゲームはやらない方針なので…
Horizon Forbidden West
前作「Zero Dawn」の世界設定に引き込まれて好きになったゲーム。アクション、グラフィック面の正統進化が素晴らしく、そこらへんをうろちょろして機械を狩るだけでも結構楽しいゲームだと思う。ストーリーについては、あくまでも次の作品への「つなぎ」のようで、前作ほどの衝撃は得られなかったが、各登場人物の描写は前作よりもより良くなっていた。
VRゲームが出たり、2023年春にはDLCも配信されるとのこと。
TRIANGLE STRATEGY
この手のゲームは初挑戦で、慣れるまでは大変だったが、やってみれば初心者にもとっつきやすいゲームバランスだったように思える。設定面では現実世界の歴史によくありがちな資源や宗教の話をバックグラウンドに、強大な力に左右され次々と厳しい決断を強いられる主人公たちを見て、プレイヤーの価値観を問う良いゲームだったと思う。エンディング回収のための周回要素を除けば。
Stray
話題のゲームということで買ったやつ。記事にも書いてある通り「猫であること」にこだわりがありちゃんと作り込まれているゲームで、面白かったです。
LIVE A LIVE
SFC時代の名作?オムニバスRPGの「LIVE A LIVE」のHD−2Dリマスターとして約30年の時を経てリリースされた今作。時代背景も舞台もまったく異なる7人+1の主人公がそれぞれの世界で悪との戦いを経て、最後にひとつの物語に集束していく。リマスターにあたり、オリジナル版よりも遊びやすさを重視しているほか、各種表現がいまの時代に配慮したものになっているが、作品を通じて普遍的なテーマを扱っているので、かなり良いゲームだと思う。
ゼルダの伝説BotW
言わずと知れた名作アクションADV。2021年に購入してそのままにしていたのだが、続編のリリース日が決まり、長期休暇を利用して集中してプレイ。「オープンワールドの自由さ」ってこうだよね。という感じで、のちの作品にも多大な影響を及ぼしたゲームだと思う。
TUNIC
9月のNintendo Directで紹介されてたゲーム。何もわからない状態から世界の仕組みを解明していくというあったようでなかったゲーム。ゆるいビジュアルから想像ができないくらいには戦闘面がシビアだったけど。
SONIC Frontiers
ソニックシリーズ初の「オープンワールド」として発売された今作。今までもアドベンチャーシリーズで箱庭をうろつき、ステージ(Act)をクリアするというゲームだったが、今作は箱庭を強化したような感じ。走り回れる楽しさはあれども、いろいろと雑だなと思うところも多かったゲーム。2023年に無料のアップデートを3回実施とのことですが、既に味のしないガムと化したこのゲームにやりがいが出るのでしょうか。
CRISIS CORE -FINAL FANTASY VIIー REUNION
大学生同時にPSPでやってたCCFF7が令和にリマスター。FF7Rの続編出るまでに一回遊んどけというメッセージでしよう。リマスターの画質や画面表現については思うところはありますが、システム面の運要素を減らして、新規もPSP懐古勢にも遊びやすくなっています。
記事にまでならなかったゲーム
記事を書く熱量を帯びるまでにはならなかったゲームたち。もしくはおつまみ程度にやってみるか。という軽いノリです。
Detroit:Become Human
言わずと知れた名作ADV。近未来のアメリカでロボットおよびAI技術のブレイクスルーが起き、民生用アンドロイドが廉価で提供されるようになった世界。生活が便利になった反面、失業率の増加などによる格差拡大によりアンドロイドを排斥する社会運動を起こしている世界でもある。そんな中、一体のお手伝いアンドロイドが家人を殺害し、人質をとって立てこもる事件が発生。最新鋭の技術が組み込まれた捜査特化型アンドロイドRK800こと「コナー」は、その事件をきっかけに自我をもったアンドロイド「変異体(Deviants)」たちの犯罪にかかわるようになる。
本作では「コナー」のほかに、試作型のアンドロイドRK200「マーカス」およびお手伝いアンドロイドAX400「カーラ」の3人が主人公となり、それぞれの立場からアンドロイドの「変異」についてストーリーが紡がれ、時に彼らは交わることになる。
「ロボット/アンドロイドが人間の仕事を奪う」といった設定はありきたりなもので、世界の歴史でいえば産業革命時の「ラッダイト運動」の現代版みたいなものなのだが、今度の相手は機械は機械でも「見た目は人間と遜色ないレベルに作られた精巧なアンドロイド」である。
この作品の良いところは、各アンドロイドや人間の演者がほぼすべてモーションキャプチャによってモデルに起こされた精緻な映像表現と、3人の主人公のそれぞれの立場が異なることにより「本当にありそうな未来」を3つの側面から見せてくれることだ。
変異体を取り締まる立場にあるコナー、変異体を率いアンドロイドの権利を確立すべく革命を起こすマーカス、そして社会的に迫害されつつある一般の変異アンドロイドの視点から、安住の地を求め逃避行をするカーラ。どのシナリオも面白く、ところどころで発生する選択によりシナリオの進むべき方向を決定づけていき、時には破壊され以後のシナリオがなくなってしまうということさえある。Life is Strangeシリーズの超上位互換みたいな感じ。
上記のシナリオの作りこみによって、前シナリオの選択が後々のシナリオに与える影響の範囲が広く、シナリオコンプするには相当数の周回が必要なため、私も結局革命によってアンドロイドの権利を解放するエンディングの1周しかできていない。
人種マイノリティ→性的マイノリティの権利保障が叫ばれて久しい現代社会において、次のマイノリティは「AI」なのかもしれない。と思わせるようなゲーム。機会があればぜひプレイしてほしい。
Elechead
いわゆるアクションパズル。任天堂公式のINDIE WORLDで紹介されてて面白そうだったからなんとなく購入。勝手に電気が流れてしまうロボットが、その性質を活かして各種ギミックを通電させることでステージを突破していくタイプのゲーム。購入してその場で全収集要素回収までやりました。
この手のゲームはアイデア一発勝負で、RTAとかしない限りは何度もやるようなゲームではないとは思うけど、ない頭を絞って楽しめた。
There Is No Game: Wrong Dimension
何となく購入。
「ここにはゲームはない!」と主張する謎の声に対し、メタ的な視点でゲームに介入する「ユーザー」として、この「非」ゲームがどうしてこのようなゲームになってしまったのかという謎に対し、6つの場面でアプローチしていく。
某ゼ〇ダのオマージュや、クッソ鬱陶しい無料広告を見たり課金しなきゃいけない雑な海外産基本無料ソシャゲをゲーム内で表現していたりして面白かったです。
風のクロノア 1&2 アンコール
PS時代のアクションゲーム「風のクロノア」シリーズが25周年とのことで、
「がわ゙い゙い゙な゙ぁ゙ク゛ロ゛ノ゛ア゛く゛ん゛」ってなって買いました。一応ノーマル難易度でトロコン。
「風のクロノア door to phantomile」
初期PS時代らしく、アクションゲームにも奥行感を導入している感じ。シンプルなアクション性と多少のアクションパズル要素でサクサク遊べるタイプのゲーム。最終面まではクッソ簡単じゃねーかと思ったら、最終ステージで落下即死系が急増して、クリア後のEXTRA VISIONが即死だらけでキレた。
「風のクロノア2 世界が望んだ忘れ物」
基本的なアクションはそのままに、ギミックが増えて正統進化した感じ。ステージあたりのボリュームも増えたので、初代よりは面白かった。気のせいかもしれないが、風だまの上下範囲が初代より広いのか、連続空中ジャンプの失敗率が極端に下がったので、落下死の数も少なかったし、落下死がかさむと救済措置として残機を増やすコインが置かれてたり親切な設計になってたと思う。エクストラステージも残機制を廃止していたのでストレスなく遊べました。
Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意志)
今年のメトロイドヴァニア枠。難易度ノーマルでプレイ。Xbox向けに製作されたものをSwitchに移植したバージョン。プレイするまで知らなかったが、このゲームはシリーズ2作目です。一作目の「オリとくらやみの森」は今年のRTA in Japan summerで採用されててましたね。
買うときはHollow Knightと似たようなものなのかな?と思ったのだが、戦闘よりも探索(プラットフォームパート)に重きを置いており、アクションは大きく動き、死んでもペナルティはなくすぐにリスポーンできる。など、全体的な難易度は低めだと感じた。(戦闘面は難易度ノーマルだとだいたいは無思考ガチャプレイで勝てるレベル)
ゲームの持つファンタジックな雰囲気と、各シーンにマッチする音楽に加え、操作性も良く、総じて良いゲーム…だと言いたいのだが、移植版の影響か、プレイ中数度ゲームが落ちる。読み込みが若干遅い。一部コンテンツがクリア不可能(これは私だけかもしれない)などの不具合があったりして、少し勿体ない気がした。
Bomb Chicken(ボムチキン)
「BFC」という謎の施設で、謎の青いソースを浴びて誕生したニワトリ。ニワトリは卵ではなく「爆弾」を産むことができ、その能力を駆使して謎の施設を解き進めるアクションパズル。ゲームが全面キャプチャ禁止ということで製作者サイドが新鮮な気持ちでこのゲームをやってほしいと言う意志を感じた。
操作はボタンひとつと十字キーオンリーで、主人公は「爆弾を産む」「蹴る」「左右に移動する」ことしかできず、ジャンプができない。ドット絵で飛べない鶏のモチモチ感をしっかり表現されていて非常に可愛い。ニワトリはキャラ一つ分未満の段差を登れない代わりに、高さ方向に空きスペースがあればどこでも何個でも爆弾を産むことができ、産んだ爆弾の上に乗って段差を突破したり、敵の攻撃を防ぐバリケードを作ったり、ギミックを燃やしたりといった「爆弾を起点にしたアクション」が実に多彩でアイデアが面白いゲーム。新しい要素が出てくる際にはチュートリアル的に簡単なギミックからスタートして難しくしていく。という誘導がしてあり、親切さを感じた。
ゲームは残機制(道中のジェムを回収して増やせるの)だが、難易度は後半になるにつれかなりシビアになってくるため、とにかく死に覚えゲーになる。その代わりにやり直しが簡単で、マップ単位で達成状況が保持(再読込でリセット)できるので、とりあえずやってみてダメならもっかい。といった感じでサクサクとプレイできた。日本語のローカライズが機械翻訳レベルで、道中の鶏の像が言ってることがいまいちよくわからんって感じでしたが、アクションパズルらしく無思考ガチャプレイがたまに通ったりして、面白かったです。
【ソシャゲ枠】オクトラ大陸の覇者
10月に2周年を迎えたこのゲーム。ストーリー展開に若干萎えて辞めていた時期があり、再開宣言をしてからも実のところ非アクティブ状態が続いていたが、2周年を機に少しこのゲームに向き合うことに。キャラクターのインフレも加速してきて敵のHPも火力もどんどん高くなってきています。
肝心のストーリーはどうなのかと言うと、まああんまり面白くない…という感想。とはいえ、前後衛交代を活かすなどシステム面では唯一無二のゲームで、それについては面白いなと思っているので、サ終まで続けようと思っています。
2023年に遊ぶ予定のゲーム
2022年と違って、タイトルを絞ってやろうとか考えてたけど大型タイトルが続々と出るから大変なことになってしまった…。
Hogwarts Legacy
2023年2月10日発売予定。
魔法ワールド好きおじさんなので、アーリーアクセス権付きで購入済。敢えて前情報はほとんど見ていません。PS4版は4月まで発売延期らしいですがPS5でプレイするので問題ナッシング!
OCTOPATH TRAVELER II
2023年2月24日発売予定。
まさかの続編にびっくり。舞台も時代も変えて、前作よりも派手になりそうな感じありますねぇ。PVにもあるように、前作にはなかった「主人公同士の組み合わせで発生するストーリー」があるみたいですね。また、キャラクターのドット絵の頭身が上がっていて、HD-2Dゲームもちょっと解像度(表現力)重視の傾向が見えてきているような気がします。Switchでやるか、PSでやるかはまだ決めかねています。
Star Wars Jedi:Survivor
2023年3月17日発売予定
Star Wars Jedi:Fallen Orderの待望の続編。前作の5年後とのことで、カルが渋い人間になってますね。PS5でやる予定。楽しみ。
Horizon Forbidden West Burning Shores
2023年4月19日配信予定。DLCきましたね。ロサンゼルスが溶岩にまみれてるのがちょっとおもろいし、人類が滅びて1000年くらい経っててもハリウッドの看板が朽ちてないのは笑った。
ロックマンエグゼコレクション
2023年4月14日発売予定。Switchで予約済。
中学生のときにクソほどハマったエグゼの移植版がとうとう出る!!ということで、買います。やらせて下さい。受験期と被ったせいで3がやれなかったことを後悔して15年以上の時が経ちましたが、これほど嬉しいことはない。当初はネット対戦がないと明言されていましたが、エグゼファンおじたちの熱いクレームにより実現されたようです。すごい。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
2023年5月12日発売予定。
ブレワイの続編。前作からさらに高さ方向の探索を増やした感じの作品になりそう。
FINAL FANTASY XVI
2023年6月22日発売予定。予約済。
見せてもらおうか。PS5の新作FF…(FF7RはPS4でやったから…)
いろいろと物議を醸したFFXVとは毛色の違うストーリードリブンタイプの正統派ファンタジーっぽいので、楽しみではある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?