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本気で英語を学ぼうと思ったきっかけvol.3

はじめに


これまでの人生で英語を学ばねばならない!と心から思った出来事を書き連ねています。

転職の際に必要に迫られて

なんとか新卒で入社した会社で、なんとなく簡単な英文メールは仕事で使えるようにはなった。

しかし、急ぎでこれがほしい。あれやってほしい。

商談など細かな話になるともう英語ではどうにもついていけない。

そんな状態であったが、業務内容の負荷が高まり過ぎて今後の人生が先行き不安になり転職を決意。

日系メーカーへの転職が決まりました。

転職の1次面接時に転職先からは

「アジア地域の営業だからそこまで英語はつかなわいよ、韓国語もできるからそう困ることはないよ」

という話だったので、よしよしと思っていたのもつかの間、2次面接時には

「アジア地域担当の採用が先に決まっちゃってね〜欧州担当でもいい?」

んん???? 英語あんまりできないんですけど、むしろ大丈夫ですか?(この時TOEICスコアぎりぎり600点)

「いやぁみんな入社してから覚える人多いし、覚えられるでしょう。最近だと研修プログラムも用意しているし」

分かりました。と一つ返事をして何とか転職先のアテはつけて無事転職には成功しました。


入社後の英語事情

正直言います。苦しかったです。

仕事のやり方、業界の違い、考え方何もかも違い、何をするにも時間がかかった。

何より、海外拠点(欧州)、顧客とのやり取りが辛かったです。

こちらが求めている答えを求めてメールを必死に自動翻訳サイトにかけて書いても、海外拠点側からは全く意図していない回答が返ってくる。

そういう意図じゃないと説明しようとしてもメールでも電話でうまく伝えられない。

今の自分だったら電話1本で1分程度で終わる話を1時間くらい要していた気がする。

日本時間の夕方16時〜17時くらいにヨーロッパが朝を迎えるので、日中朝から夕方までは欧州の始業までに前日の顧客からの依頼事項をまとめ上げ、英文にしたためて回答をする。そんなことを延々繰り返していました。


顧客の開発部長、課長からのお叱り

当時、私は開発サンプル品を欧州に納入する調整業務や価格交渉を行っていました。

ただ、お客さんは絶対君主、全知全能ではなく同じ人間。

間違いを起こします。

発注書の内容があやふやでまともな手配が日本側にできておらず、要求納期を満たすことができない状態が続いていました。

そんなことがずっと起きていたらお客さんも怒ります。

転職して1ヶ月くらいに顧客の設計部長、課長から電話会議を設定され、事情を説明することに。

当時、TOEICスコアだけ伸ばすことに注力して、聞く、話す能力は皆無であったため、私の他に課長も同席してもらいました。

会議開始後、まずはこちらの事情と先方にも問題があった旨を説明しました。

しかし、そんなことはお構いなしがお客さん

顧客部長
「信じられない!指定した納期に対して1,2週間ならまだしも3ヶ月以上待たせるなんて考えられない!一体どういう管理をして開発日程を遵守しようとしているのか、開発日程からまず見直せ!」(英語)

当時、聞き取り能力はポンコツでしたが、こんなことを言っていたと思います。

このお叱りの翌日、有休奨励日だったのですが私は担当として納期の挽回計画を説明する資料作成のため、誰もいないオフィスで一人朝から終電まで慣れない英語を駆使して仕事をしていました。

英語がもっとうまく使えたら、もっとうまく説明できたら、自分が思うところをもっとうまく伝えられたら」

タラレバですが、悔やみながら仕事をしていました。

こうしたやらなければ自分が困る、生きていけないかもしれないという状況に追い込まれると、改善しようとするのが人間。

その後の英語学習

毎日終電で帰宅後、会社からの補助で始めた日経新聞社から紹介された通信教育をひたすら行い、早朝にラングリッチで英会話レッスンを行っていました。

実際の勉強内容はこちらにまとめてあります。


勉強の成果

そんな生活を続けて4年、拠点とのやりとりや顧客との会議も出来るようになり始めた年末、人事異動の時期。

人事異動とか、誰がどこに行くとかそういう情報には昔から疎い自分。
誰がどの部署に異動とか噂が飛び交うなか、部長、次長、課長、管理職ズに会議室に唯一人呼ばれ言われたのは

「来年から欧州に駐在員として行ってほしい。」

英語がまったくというほどできない自分が会社に認められ、海外駐在員として出向するまでになりました。


これから英語を勉強しようと志した皆さん、何歳からだって遅くないです。

今から英語勉強してどうするの?

遅くない?

何かやりたいことあるんだっけ?

否定的な声をうけるかもしれません。

でも、これだけは言えます。

「努力は決して裏切りません、自分が信じてやろうと決めた道、他人に馬鹿にされようが、突き進んでください」








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