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直木賞が決まった!~~日本文化について触れられる本求む

 仕事からの帰り道、スマフォで芥川賞・直木賞のニュースを見た。

 

 候補作が発表になって以来、気になって仕方がなかった。

 澤田瞳子さん、そして原田マハさんと、最近読んでいる作家さんが入っているからだ。

 しかも、候補者は全て女性である。

 一体誰が選ばれるのか。

 じりじりと待つのは、正直苦手だ。

 白状すると、今回の候補作はどれも未だ手つかずだ。

 どれから読もうか、となかなか決められないせいでもあろう。

 しかし、結果が出た今、やはり気になるのは大島さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』だ。

 文楽、というあまり馴染みのない世界を扱っているが、「日本文化」についての話、ということもあって、心が動いていた。

 ああ、読みたいなあ。

 と、そんな思いを抱く人が今何人いるだろうか。彼らはすぐにでも最寄りの図書館に予約を入れるだろう。

 かなり前に、私も気になって予約しようかと思ったのだが、予約件数の多さに思わず手が止まってしまった。それが大きく跳ね上がると思うと、恐ろしい。

 あるいは、明日昼休みかあるいは仕事を上がった後で、書店に突進するか。それとも、Amazonで既に予約を入れているだろうか。

 私は……どうしようか。

 

 文楽、といえば、確か現代を舞台にした三浦しをんさんの作品もあった。

 読んだのもかなり前で、内容もかすかにしか覚えていない。

 他にも、エッセイがあったと思うが、そちらは手つかずだ。

 だが、良い機会だ。今一度読み返してみようか。

 他にも、日本文化の世界を堪能させてくれるような、そんな本が読みたい。

 日本文化の世界を体感させてくれる小説、芸道小説を求む。

 何か良い物はないものか。


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