3回もどんでん返し

注意書き*私はフランスを応援していたのでフランスよりの記事になっていると思います。またこれは私の記憶をもとに書いたので(記録ではないので)、事実と異なることもあるかもしれませんのでただの読み物として読んで頂ければ幸いです。

昨夜は2022年ワールドカップ決勝でした。

なんて試合なんだ、、、観客を引き付けてドキドキさせる場面がいくつあっただろうか。


アルゼンチンが勝つだろうと思わせておいての2点のMbappeが決めたり、延長後半5分あたりでのメッシの得点。さすがにもう無理だろうと思わせておいて、そこからまたMbappeが1点決める、、、、、3-3でPKへ。

振り返ってみよう。

前半
立ち上がりからアルゼンチンの気迫が際立っていた。フランスは逆に右サイドのデンベレの調子が悪い、アルゼンチンがフランス対策をしっかりしてきて、司令塔であるアントワーヌグリーズマンにボールを持たせない、フランスはシュートなし、などぼろくそであった。前半の前半のほうに、アルゼンチンのPKとなったが、ビデオ再生してみると明らかにただの演技で一人で転んでいたが、主審はビデオを確認せず、独断でPKと決断してしまった。そのPKでメッシが決めて1-0でそのあと、ディ・マリアが見事なゴール。


後半
かなり流れを変えてフランスが頑張ってくるかと思いきや、完全アルゼンチンとも言えずともあまりフランスによい流れとなってこず、後半残り15分くらいに、やはり2連覇は難しいかな、、と観客を思わせておいたところで、アルゼンチンファールからのフランスのPKでエムバペが落ち着いて1点決める。そのあと数分もしないうちに、エムバペがボレーでまた1点を決めて試合は振り出しに戻る。やはりフランスの強さはエムバペの存在があって、その上に成り立っているんだなと実感される。前半あれほど盛り上がっていたアルゼンチンサポーターからは不穏な空気が流れ始める。(ラテン人は良いときは波に乗りまくるが悪いときは全く良い感じにならない、わかりやすい可愛い気質がある。そのまま延長戦へ。


延長戦前半
ここは特に印象に残らず、お互い点が入っていない展開だった。

延長戦後半
5分あたりで、メッシが決める。ゴールキーパーロリスも好セーブをしたのだが、そこでこぼれた玉をメッシがきめる。フランス人プレーヤーがゴール内にいて、蹴り出したのだが、一度ゴールに入ってからのクリアなので、ゴールと判定された。あれもうちょっとゴールの入口側にいたらクリアできたのに。と思ってしまった。

アルゼンチンの観客がもう勝ったと思い込み、肩を組んで歌い始め、さすがにもうここから追いつくのは難しいかと思わせておいての、またPKでエムバペが決める。エムバペ3点目、W杯決勝でのハットトリック。なんてやっちゃ。


そして、決着はつかずなんとPK選へ。PK選は見ているこっちもとても緊張して心臓に悪い。1発目はエムバペ。延長後半で決めたPKと同じ左のコースだが、落ち着いて決めた。さすが。アルゼンチン側は1発目はメッシ、こちらも落ち着いてきめた。フランス2.3発目はゴールキーパーにとめられ、アルゼンチンは2.3発目は決めてきた。会場の9割がアルゼンチンファンなので、彼らの歓声もあり、フランスゴールキーパーロリスはやりにくかった部分もあるだろう。4発目は両国が決めたので、アルゼンチンの勝ちが確定した。

アルゼンチンに完全に分析されて封じ込められて調子の悪いフランスをエムバペが一人でなんとか修正したような展開であった。また、アルゼンチンは準決勝が4日前、フランスは3日前、体調不良などで悩まされた部分もあったと思う。また、約5人も主力が怪我で出れない中、それでも準優勝のフランスはかなり層があつく、今後も期待したい。アルゼンチンは、メッシが最後のワールドカップで有終の美を飾れてよかった。

何度ももう試合の結果は決まったか、と思わせておいてのどんでん返しがあって、見ていて非常にエキサイティングな試合であった。ワールドカップの決勝に値する素晴らしい試合であった。

選手、監督、コーチ、スタッフ、応援に行かれた方、開催準備をされた方、皆とりあえずお疲れさまでした。皆ゆっくり休んでください。

感動をありがとう。


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