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【詩】ゆらぎ

答えを求めない、"ゆらぎ"の存在。

苦しく儚いもの、なのだろうか。


なんだか、すがりつきたくなる。

「安定」したものに。

そういえば、「安定」ってなんなんだろう。

そんなものを、見つけられたことがない。



拙くてもいいや。弱っちくてもいいや。

ゆらぐ存在、そのものをそっとすくって、

じーっと見つめてみたい。


あふれたりにごったりしてしまったら、中身ごと取り替えてしまえばいい。

見たくないものには目をつぶってもいい。

透き通った先に、美しいものを映せばいい。



ゆらぐそれを、ただぼーっと見つめてもいい。


そうして過ごした時間に

「生きている」を感じることができたなら

もう、それが答えだ。

もう、それだけで生きていける。



ゆらぎが続くと

ときには、黒い渦がわたしのまわりをぐるぐる

とりかこんでしまうことがある。

それが来てしまうと、抜け出せなくなる。


でもね、

"台風"のようなもの。

永遠、ではない。絶対、なんてない。



だから、過ぎ去るのを待つ。じーっと。


どうにも苦しければ、

好きなものをよせあつめて

気を紛らわせればいい。


"台風"が過ぎ去ったあとは、かならず、"晴天"になる。






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