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詩集

19
わたしの思考を詩で表現しました
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#現代詩

詩「おとな」

  おとながきらいな子どもだった、ずっと子どもでいたいわけでもなく、むしろこんなおとなに…

アズ
8か月前
4

詩「きらきらには光れない」

多方面に叫ぶ 僕はやさしくない 多方面に光る 僕があり続けたい姿 多方面に陰る 僕のほんと…

アズ
8か月前
5

【詩】うごいている

急に頭の中がごちゃごちゃになって、落下しそうな感覚に、優しくありたいと、余白がほしいと、…

アズ
2年前
11

【詩】期待

期待することで、 裏切られることで、 気づくことで、 傷つくことで、 救われたかったのだとし…

アズ
2年前
15

【詩】またたき

暗闇の中に滴る水 どうも音が消えていきそうで 暗闇の中に輝く光 どうも実りは溶けていき…

アズ
2年前
10

【詩】人生初心者

とまらない、とまらない不安 隠せない、隠せない混沌 わたしは一体なんなのか 大丈夫なんだ…

アズ
2年前
21

【詩】彩りゆたかな「ありがとう」を握りしめて。

何気なく使っている言葉 「ありがとう」は あなたとわたしを それぞれの形は、あるがままで 彩りを混ぜあわせて、 繋ぎあわせてくれるような言葉。 人は 世界から除外されていると感じる瞬間 だれからも必要とされていないと感じる瞬間 だれからも理解されないと感じる瞬間に 孤独と不安に包み込まれて、 絶望という溝に落ちる。 だけれど、 「ありがとう」を持ったとたんに わたしは孤独な存在でないと 目の前にわたしを認めてくれる人が 必要としてくれる人がいると知る

【詩】夢みたいな、本当のはなし。

恨んだあのとき 嫌ったあの人 不安であふれたあの日 わたしを取り巻いた 過去のマイナスな…

アズ
3年前
11

【詩】いのち

わたしのいのちはひとつ ひとつだけど、繋がっている。 この風、この水、この山、この木…

アズ
3年前
11

【詩】散歩

頭のてっぺんに広がる青には 手が届かなくたって ぼくは地に足をつけて 一歩一歩 歩いている…

アズ
3年前
13

【詩】心と身体と、生活

太陽の光りで、目を開けた お気に入りの音楽に乗せて、小鳥も奏でる鳴き声 身体をゆっくりと…

アズ
3年前
6

【詩】希望

見事無残なままに 雨に撃たれて熟れた傷 それを歓喜と呼ぶ僕 世界にとっての期待に答えた僕…

アズ
3年前
8

【詩】ゆらぎ

答えを求めない、"ゆらぎ"の存在。 苦しく儚いもの、なのだろうか。 なんだか、すがりつきた…

アズ
3年前
8

【詩】強さとは

不安が膨れ上がって 大きく大きく どんどん上昇して、 いつか割れてしまうシャボン玉。すこし濁っている。 「透明でありたい。」 「丈夫で壊れないなにかに生まれ変わりたい。」 強さとは。 強さとは、 強くあろうとすることじゃない、と、いいな。 弱さを認め、ともに生きていくと決意する その心にあるといい。 人々が避けようとする、 過酷さ、恐怖ものりこえようとする その姿にあるといい。 時に道を外れる。 心を濁らせ曇らせる。 それでもいいと、思っていた