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🇫🇮北欧旅の思い出〜ヘルシンキ かもめ食堂ロケ地とデザイン博物館〜

映画かもめ食堂のロケ地、
Ravintola Kamomeにて晩ごはんをいただきました!

映画の撮影の後はまた別のヘルシンキ料理屋さんになり、その後日本人オーナーさんが引き継ぎ今のkamomeになったとのこと。。

かもめ食堂は、私のフィンランドへの憧れの5割くらいを作った映画なので、ロケ地に行けるのうれしいなー!(撮影地は名所が多く、旅の中で意識せずともその他の撮影地にも訪れることができました。)

かもめ食堂、だ!!

中に入ると映画のセットの雰囲気感じる〜〜!!


キッチンの位置は奥になっていたり、家具の配置とかはもちろん違うんだけど
水色の腰壁と鏡張りは、映画そのもの!

壁に映画のポスターも

メニューには映画に出てくるおにぎり(具が鮭、梅、忠実にトナカイ!)や、確かシナモンロールもあって何にしようか悩みましたが、
夫はカツカレー、私はちらし寿司、ペペロンチーノ枝豆、サーモンのお刺身に自家製レモネードなどをいただきました。

ちらし寿司、具沢山すぎ
ナプキンのかもめ、かわいい!

お料理はどれもおいしかったですー!! 
普段旅先で日本食を食べないので、多少ディテールの違和感があるものなのかしらとか思ってたのですが、日本で食べている味そのままでとてもおいしい!!!

早めの時間でしたが、同じく日本からの観光客かなという組と地元っ子かなという組の半々くらいで賑わっておりましたよ。



その後、デザイン美術館に向かいました。

入り口もしゃれてる
サイトにあった美術館概要 わかりやす 歴史深

ここの展示たちもかなりよかったです~~~!
行く美術館行く美術館でいい展示ばかり見られて最高ですわ…


まずは1階の「Utopia Now – The Story of Finnish Design」展から…

公式サイトより


こちらではフィンランドの有名なデザインのいろはを学べました。
これもフィンランドのデザインなんだ!と驚くばかり。

定番のマリメッコや
アアルト夫妻や
フィスカルス(ハサミで有名なメーカー)
アングリーバード、フィンランド生まれだったのか!



そして2階の「Kustaa Saksi: In the Borderlands」展へ。(10/15に終了)

公式サイトより
公式Instagramより
公式Instagramより

織物の作品たち、すごい大きさ&ボリュームで迫力、見応え〜!って感じでした。
織物についてなにも知らなかったのですが、機械織りを駆使してこんな表現できるんだ、幅広!!と驚きました。

作品のデザインが独特のカッコよさなので(平易ですんません)、背景気になるな〜と思っていたら、会場で下記のように作者のインタビュー動画が流れており、

Design Museum Helsinki on Instagram: "The Code 1/3 👁️ “My migraines are quite visual, and they often have geometric structures that usually fill the entire field of vision. They can be, for example, checkerboards, circles, squares, decorative, repetitive shapes that resemble oriental carpets or mosaics, for example. It could be that through scenes like this, we get a chance to see a small glimpse of how our brains are coded.”   The documentary film The Code portrays Saksi ́s work and life, capturing an intimate glimpse of the artist’s practice and perception of the world. The documentary is a collaboration between filmmaker David Verbeek (b.1980) and Kustaa Saksi. Verbeek is a Dutch film director and visual artist based in Taiwan. His works span from art house feature films to short indie documentaries and computer games.    A film by David Verbeek, 2022   Grade and Online Services: Digimax, Inc. Post Production Producer: Doris Ju Colour Grade: Paul Hanrahan C.S.I. Online: Jimmy Liu ©️ Canjune Inc. & David Verbeek   Kustaa Saksi: In the Borderlands open until 15.10.2023 in the Design Museum Helsinki.   ___   Koodi 1/3   Koodi on Kustaa Saksin urasta ja elämästä kertova dokumenttielokuva. Se tarkastelee taiteilijan maailmankuvaa hyvin henkilökohtaisella tasolla. Dokumentti on syntynyt elokuvantekijä David Verbeekin (s.1980) ja Kustaa Saksin yhteistyönä. Verbeek on hollantilainen elokuvaohjaaja ja kuvataiteilija, joka asuu Taiwanissa. Hän on tehnyt taide-elokuvia, lyhyitä indiedokumentteja ja tietokonepelejä.   Kustaa Saksi: Rajamailla on avoinna 15.10.2023 asti Designmuseossa. @kustaasaksi Exhibition together with @iittala & @telemark_kunstmuseum @coverstorypaint and Embassy of the Kingdom of the Netherlands #designmuseo #KustaaSaksi #rajamailla #exhibition #näyttely #helsinki #museot #jacquard #design" 53 likes, 1 comments - designmuseo_fi on October 14, 2023: "T www.instagram.com

「(ざっくりとした内容)7才くらいの頃に初めて発症してから定期的に訪れる閃輝暗点(偏頭痛の一種が発症すると出る幻覚のようなもの)と、神話やおとぎ話が作品のインスピレーション。
閃輝暗点については、息子がいて自分のように発症欲しく無いけどまあギフトではあるから…」と仰っていました。
私も閃輝暗点持ちなので、あーこの作品のモチーフは確かに閃輝暗点だわと納得しつつ
作品作りのインスピになるほどの頻度で発生するのキツ〜〜と慄き。
閃輝暗点はものすごく痛みが強い偏頭痛とともに起こるので、私は見え始めたらすぐ頭痛薬飲んで一刻も早く寝ていますが、作者はその幻覚をインスピとして見ているってことですもんな…

地下のギャラリーでは「Tomi Leppänen: Tauko Paus PauseGraphic Designer of the Year 2023 award exhibition」というグラフィックデザイナーアワードのグランプリの方の展示でした。

下記のムービーに作品がまとまっていた!

グラフィックでよく見る記号を、立体作品にしてシャープにコンセプト表現してて潔い。

最後に、ミュージアムショップも楽しく見ました。

什器かわいい


作品のポスターがあったので買おうと思ったのですが、これ見ていたら閃輝暗点を誘発しそう、、と思い諦めました。

かわりに北欧デザインでよく見る貯金箱を2つ買ってしまいました。

貯金箱の阿吽

3日目はここで終わり、
4日目は街歩きしつつ、
シリヤラインという船でようやくヘルシンキを出、スウェーデンのストックホルムへ向かいます〜!

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