映画かもめ食堂のロケ地、
Ravintola Kamomeにて晩ごはんをいただきました!
映画の撮影の後はまた別のヘルシンキ料理屋さんになり、その後日本人オーナーさんが引き継ぎ今のkamomeになったとのこと。。
かもめ食堂は、私のフィンランドへの憧れの5割くらいを作った映画なので、ロケ地に行けるのうれしいなー!(撮影地は名所が多く、旅の中で意識せずともその他の撮影地にも訪れることができました。)
中に入ると映画のセットの雰囲気感じる〜〜!!
キッチンの位置は奥になっていたり、家具の配置とかはもちろん違うんだけど
水色の腰壁と鏡張りは、映画そのもの!
メニューには映画に出てくるおにぎり(具が鮭、梅、忠実にトナカイ!)や、確かシナモンロールもあって何にしようか悩みましたが、
夫はカツカレー、私はちらし寿司、ペペロンチーノ枝豆、サーモンのお刺身に自家製レモネードなどをいただきました。
お料理はどれもおいしかったですー!!
普段旅先で日本食を食べないので、多少ディテールの違和感があるものなのかしらとか思ってたのですが、日本で食べている味そのままでとてもおいしい!!!
早めの時間でしたが、同じく日本からの観光客かなという組と地元っ子かなという組の半々くらいで賑わっておりましたよ。
その後、デザイン美術館に向かいました。
ここの展示たちもかなりよかったです~~~!
行く美術館行く美術館でいい展示ばかり見られて最高ですわ…
まずは1階の「Utopia Now – The Story of Finnish Design」展から…
こちらではフィンランドの有名なデザインのいろはを学べました。
これもフィンランドのデザインなんだ!と驚くばかり。
そして2階の「Kustaa Saksi: In the Borderlands」展へ。(10/15に終了)
織物の作品たち、すごい大きさ&ボリュームで迫力、見応え〜!って感じでした。
織物についてなにも知らなかったのですが、機械織りを駆使してこんな表現できるんだ、幅広!!と驚きました。
作品のデザインが独特のカッコよさなので(平易ですんません)、背景気になるな〜と思っていたら、会場で下記のように作者のインタビュー動画が流れており、
「(ざっくりとした内容)7才くらいの頃に初めて発症してから定期的に訪れる閃輝暗点(偏頭痛の一種が発症すると出る幻覚のようなもの)と、神話やおとぎ話が作品のインスピレーション。
閃輝暗点については、息子がいて自分のように発症欲しく無いけどまあギフトではあるから…」と仰っていました。
私も閃輝暗点持ちなので、あーこの作品のモチーフは確かに閃輝暗点だわと納得しつつ
作品作りのインスピになるほどの頻度で発生するのキツ〜〜と慄き。
閃輝暗点はものすごく痛みが強い偏頭痛とともに起こるので、私は見え始めたらすぐ頭痛薬飲んで一刻も早く寝ていますが、作者はその幻覚をインスピとして見ているってことですもんな…
地下のギャラリーでは「Tomi Leppänen: Tauko Paus PauseGraphic Designer of the Year 2023 award exhibition」というグラフィックデザイナーアワードのグランプリの方の展示でした。
下記のムービーに作品がまとまっていた!
グラフィックでよく見る記号を、立体作品にしてシャープにコンセプト表現してて潔い。
最後に、ミュージアムショップも楽しく見ました。
作品のポスターがあったので買おうと思ったのですが、これ見ていたら閃輝暗点を誘発しそう、、と思い諦めました。
かわりに北欧デザインでよく見る貯金箱を2つ買ってしまいました。
3日目はここで終わり、
4日目は街歩きしつつ、
シリヤラインという船でようやくヘルシンキを出、スウェーデンのストックホルムへ向かいます〜!