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今日は何着てどこへゆく

判断を減らす4つの手段

お洋服は好きですか?
私は、お洋服が大好きです。noteの記事内でもちらほら書いてきましたが、本当にお洋服が大好きです。

好きな映画は『プラダを着た悪魔』、好きなドラマは『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』。

クローゼットが閉まらないほど山積の服、下駄箱に入りきらないほどの靴、鞄の中に鞄を収納するくらいの鞄、暇さえあればファッション誌をめくり、ファッションサイトを眺め、入荷確認にお取り置き、『オシャレは我慢』というピーコさんの言葉をうのみにし、きつくても、気になるポイントがあっても、動きにくくっても、可愛ければよい。一回しか着なかったお洋服も数知れず、それでも服を買い靴を買い、人生の約半分をそうして生きてきました。たくさんの服を前に、着る服が無い!!と嘆き悩み、早く起きても家を出るのがギリギリ、服が決まるころにはクタクタ。服を着ては脱ぎ、脱いでは着て、毎日よく飽きずにやってるなって自分で思うほどです。

しかし、人生の約半分を服に埋もれて生きてきた私に、ほんの少し変化がおきました。

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コロナの感染拡大が騒がれた2020年、いつどう誰が感染するか分からない目に見えないウィルスがきっかけだったことは間違いありません。

キッチンや、クローゼットをの扉を全開にして眺めながら…

もし今、何かの拍子に自宅に戻れない事態が起こり、自分の立ち合いなく、家の中に誰か入ったときに、私はどう思われるんだろう。

そんなことを考えていました。

私のは立つ鳥跡を濁さずという言葉や考えが好きです。いつ、なんどき、何が起こるか分からない現実で、もし私が立つ鳥であれば、現状はとても素敵ではない。

そこから少し、意識がかわりました。

思い切って「着心地が素敵ではない服」(※1)を手放そうと服や靴、鞄を引っ張り出しました。

今まで長年かけて集めた、大量のお洋服を、急に2着とかそんなことはできないので、普通よりは多いかもしれないですが、手放し業を実施しました。実施後は季節が巡るタイミングで今シーズン着なかった今シーズン着ないを手放すを実施し、1年半で50%の衣類を手放しました。

手放すと、あら不思議、案外未練が無いんです。

減らすことによって”好き”が際立つようになりました。“好き”が際立つと何が起こるか、”好きじゃない”がクローゼットの中で居心地悪そうになるのです。

「着心地が素敵ではない服」私定義(※1)
どこかを我慢している
どこか似合わない
着ては脱いで、結局着て出かけたことが無い

もちろん服が好きな私は、新たな相棒もお迎えしています。しかしお迎えのしかたも変わりました。

お迎えするときにテーマを設けるようになりました(※2)。テーマにそぐわない場合は買いません。

プラス「この服で最後の瞬間を迎えても満足か?」と考えます。はい。大袈裟です。

「テーマ」(※2)
リモートワークで快適に過ごす服
袖を通すだけでワクワクする服
休日に裾も汚れも気にせず公園で寝転がれる服
リラックスしておうちでくつろぐ服
雨の日の外出をテンションマックスで楽しめる服

平日、朝袖を通すのは『リモートワークで快適に過ごす服』選抜メンバーです。選抜メンバーはお洗濯ももちろん楽しいです。風に揺れる洗濯物はお気に入りばかり。取り込んでたたむ、しまう、すべてが丁寧でワクワクするものになります。お気に入りでない衣類を、踏んだり蹴ったりしていたわけではありませんが、厳選した好きに囲まれるとワンランク気持ちがあがり、着る服がない!!!と膨大な服を目の前にイライラしていた私がいなくなります。

そうです。朝の支度時間が短縮できたうえにワクワクが増したんです!!!

人は心にモンスターを飼いがちで以前書いたのですが、人は1日で35,000回、1時間で約2,000、2秒に1回、判断・決断をしているといわれています。地団太だんだん判断を減らすと、別の事を考える時間が増えます。それってなんだか素敵なことが新しく始まる予感がしませんか?そこで今回のnoteでは「判断の断捨離」について書いてみようと思います!

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判断を減らす手段1「整理整頓しよう」

前段で書いたように、物に囲まれては「選ぶ」「探す」のに時間がかかります。まずは整理整頓して『どこに・なにが・なんこある』かを把握できる状態にしましょう。例えば、ストック食材。賞味期限切れのカップ麺はありませんか?お醤油の買い置きボトルは何本ありますか?例えばPCの中、とりあえずお気に入りしたサイトは読みましたか?仮保存したExcelがどこかに埋もれていませんか?例えば新聞、気になった記事は何月何日の何新聞ですか?見ないふりをしているゾーンをテコ入れしましょう。
いる、いらない、迷ったら残すボックスに保存。次回テコ入れ開催時に再度見直ししましょう。

判断を減らす手段2「自分の好きを追求しよう」

静かに、自分の周りを見回しましょう。
『必要・好き・ここちいい』に囲まれていますか?

そもそもどんなものが好きすか?心地いいですか?妥協や我慢しているものはありませんか?心底納得していますか?

もちろんチェンジできないものもあるとおもいます。そこは自分の中で折り合いをつけましょう。しかしチェンジできるもの、これから新たに迎えるものは自分の好きを追求しましょう。その自分の好きを知っていると、何か迷った時に判断に困りません。

判断を減らす手段3「鉄板ご機嫌アイテム確認」

これを食べたらご機嫌になれる。これを着たらご機嫌になれる、といったように、自分のご機嫌アイテムを決めておきましょう。それは季節、時期年齢時代によって変わってもいいです。日常の選択肢の『鉄板ご機嫌アイテム』があると、そんなことで迷っている時間はないっ!となったあなたの強い味方になってくれます。さらにこの『鉄板ご機嫌アイテム』は、気持ちが落ち込んだり、めげた時の自分の特効薬になるので、ご機嫌な時に探しておくといいでしょう。

判断を減らす手段4「習慣の見直し」

毎日普通にしている事に、疑問を持つのはなかなか難しいものです。

でもそれって本当に毎日必要ですか?

スマホゲームが無意識の習慣になっていながら、時間がないっていっているひとは、週末のご褒美タイムだけに盛っていくのもいいでしょう。習慣化しているものは見直しのタイミングが難しいものです。あえて、自分の行動を意識して、見直してみましょう。

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まとめ

「変わる」って言っても人はんなに急には変われません。でも、きっかけがあったらなにか少しずつ変化できます。それに今日の私は、明日の私でも昨日の私ではありません。大きく変わらずとも人は毎日変化しているのです。その流れに任せるのもいいものです。でもたまには一回立ち止まって、見回してみて、整理整頓すると、もっと心地よく流れに乗れるようになるかもしれません。

#熟成下書き


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