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何回で「習得した」とみなすのか

先日、LINEの読者の方から
こんな質問をいただきました。

一度だけできた(成功した)ら、
それは『できる』ようになったと
みなして良いのか

自分のことを振り返れば、
一度の成功でその後何事もなく
うまく行くことはそんなにありませんよね。

新しい物事を身につけるとき、
何度も試行錯誤するから
身についていくのです。

一度きりの成功は
確かに大喜びする価値はあります。

でも、それを定着させることが
実は難しいのです。

そもそも一度の成功は
「まぐれの成功」のことが多いですよね。

この「まぐれ」「たまたま」の定着を
図るためには試行数を重ねることが
重要になってきます。
(「試行数」とは、練習回数のことです)

そして、
たとえマスター(習得)したと
みなしても、
継続的な教えは必要です。

このことは、
発達障害あるなし、
あるいは子ども、大人という
年齢でさえも関係がないと
私は思っています。


さて。

私たちが子どもを教える際に
何を持って取得したのかという
基準になることと
習得後に大切にしたいことについて
これからお話を進めていきますね。

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