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ぼっちの東海道歩き旅 その⑩〜江尻宿→府中宿〜

雨だ…おぼれる……。

夏の街道歩きはカンカンの日差しと灼熱アスファルトが大敵だと思っていましたが、スコールのような大雨もなかなか歩く気力を削いでいきます。

台風が来る明日は、思い切りステイホームならぬステイ静岡します。

前回はこちら↓



江尻宿→府中宿

今日進んだ宿場は1つのみ。静岡駅周辺の府中宿まで。

もともと台風が来ると分かっていたので、ホテルが多くて長く滞在できる&地下街やアーケードも充実していて雨に濡れない都市部は好都合です。

明日の台風に備えての移動だったわけですが、今日の東海地方も十分に大雨。何度も何度もスコールに見舞われて、雨宿りしては進みを繰り返しました。

まず朝の清水港に立ち寄って、清水駅に向かいます。

雨でもなかなかの透明度
静かな曇天の朝
ピカピカの清水駅
エスパルスとちびまる子ちゃんの旗が交互に並ぶ
ちびまる子ちゃんは清水が舞台らしい

私が泊まったホテルと反対側の駅前はとても栄えていて、マックやサイゼ、牛丼屋や居酒屋が立ち並びます。

都会!
駅前銀座というアーケードもあります
お祭りシーズンなのか提灯あり
たまちゃんとまる子とシズラ
渋い看板も
おしゃれな小道もあり


安さ重視で宿を選んでしまうからか、「駅の反対側がメイン繁華街」という現象、私はよく起こります笑。

だいたい翌日の朝に街を離れるとき、「実はこんなにお店があったのか!」と驚くことばかりです。

駅前銀座から東海道に向かってアーケードは続いていて、昭和かそれよりもっと前からありそうな建物が並びます。

お店は朝から開いているところもあり、レトロながらも今を生きている商店街でした。

さて、今日も今日とて東海道に入ります。

この辺は史跡が多めでした。

ようかん屋さんは江戸時代から続いているんだとか。普通の老舗和菓子屋さんの風貌をイメージしていましたが、がっつりこれでもかと東海道を推していました笑。商売大事。

草薙一里塚に到着。たぬきのパワーかこの時は晴れていた…。

そこからはもう豪雨。もはや30分おきに雨宿りしているので、全然進みません

雨宿りで入った地下通路にも降り注ぐ雨
高架下に避難
スマートニュースの雨雲レーダーは相棒

やっと宿場が近くなってきた気がします。

今回見てきた中で一番立派な記念碑かもしれない
テレビ静岡の裏面かわいい
貨物駅が看板出してるの、珍しい気がする
政令指定都市感

静岡駅のお隣、東静岡エリアは整った並木道とイベント施設、ピカピカで広大な駅と、近未来感のある開発都市です。

輝く閑散とした東静岡駅
動く歩道もある

貨物駅だったところを一般の駅にしたという背景があるようで、線路を跨ぐ広ーい敷地を贅沢に使った駅のつくりとなっています。

ここでしばらく雨宿りしていましたが、東海道新幹線が通るたびにこのコンコースが揺れるのはちょっと怖かったです笑。

もう少しで静岡駅(府中宿)。もうたびたびの雨宿りも面倒になって、豪雨のなかを突き進みます。

靴は完全に浸水。ズボンはビッタビタに張り付いています。これはもう着衣水泳。

スコールに溺れそうになりながら、府中宿に到着です。

雨に注目
立派な案内板
本陣跡

ひとまず持っている服に着替え、駅ビルのGUで購入したサンダルに履き替えました。

脅威の390円

靴が乾いたらこのサンダルとはお別れですし、ダサいとか、重いとか、鼻緒痛いとか…390円なのでなんも言えません笑。


その足で、少し遅めの昼ごはんです。

静岡おでんとマグロ丼

写真では見切れていますが、青のりとかつお節を混ぜたようなふりかけをかけて食べるのが特徴のようです

ふりかけによって出汁の風味が引き立つので、これは東京のおでんにも合うのでは!

金沢おでんに引き続き、旅行先でのご当地おでんとなりました。


ホテルでダラダラして、晩ご飯は博多もつ鍋笑!

なんにも静岡感はないですが、東京にもあるお気に入りのもつ鍋屋さんです。

ひとり鍋セットがあることは知らなかった
最高かよ

ご当地グルメじゃなくても、好き勝手食べたいものを食べ、ひとり旅の良さを噛み締めます。好き放題生ニンニクと鷹の爪を入れました笑。



歩いた結果まとめ

距離は16キロ
宿場は1つ

16キロしか歩いてないけど、25キロくらいの疲労感です。雨は精神力と体力を削っていく…。

冒頭の通り、明日は「ステイ静岡」。歩き旅なのに歩かない1日を過ごします笑。

ではまた明日。

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