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【戦場のヴァルキュリア】のトロコン

戦場のヴァルキュリア(PS4リマスター版)をトロコンしたので記す。

◯第一章「戦ヴァルとの出会い」



 このゲーム、2008年4月にPS3で発売されたゲームで、気づけば14年も前のソフトとなっている。(PS4版は2016年、Switch版は2018年発売)

 個人的な話をすると2008年当時、大学4年生で卒業出来るか出来ないかギリギリの単位攻防戦をしながら、ファミコンショップ(現在では、ほぼ絶滅してしまった中古メインのゲーム屋)でアルバイトをしていた。
 2008年はPS3が発売されて2年弱、6月には超大作「メタルギアソリッド4」の発売が控えており、個人的にもMGS4のソフト同梱限定版PS3本体「鋼-HAGANE-」を買うためにせっせとバイトしていた頃だ。(そのPS3本体は今も現役)

2008年は他にも初代「アサシンクリード」「侍道3」などがPS3で発売されて、それらも楽しんだ記憶がある。2006年末の本体発売からソフト不足でくすぶっていたPS3がようやく本格的始動した年、それが2008年だ。

 そんな中で、セガより発売された「戦場のヴァルキュリア」実は発売当時からずっと気になっていた。第二次大戦ヨーロッパ戦線風の架空戦記、シュミレーションRPGみたいだけど少しライトな雰囲気でジワ売れしてるし面白そうだな、と。

しかし、2008年は上記したメタルギアや侍道など、切望していた続編タイトルやアサシンクリードなどの次世代機を体感させてくれそうなソフトを優先してプレイしていた。しかも、当時はまだブラウン管テレビでゲームを遊んでおり、PS3の性能を発揮しきれないばかりか、ブラウン管だと出力された文字が小さくて潰れて見ずらい現象が起きており、PS3ソフトをなかなか積極的に買えずにいたのだ。(まだまだPS2の稼働率のほうが高かった)

そしてあっという間に年は暮れ、大学はどうにかギリギリ卒業したものの、リーマンショックのうねりからくる就職難の中、気づけばブラック企業に就職していた。
そして、2009年から転職するまでの7年間はゲームとは一切無縁の暗黒労働時代に突入していったのである。

そう、つまりずっと気になっていた存在の「戦場のヴァルキュリア」をプレイすることなく、ゲームなんてやってる時間も余裕もない時代に突入してしまったのだ。(3年くらいテレビすら持ってなかった。転職するまでこの状況は続いたのである。)

戦ヴァルとの出会いは必然だったはずだ

◯第二章「BLiTZはシュミレーションRPGの完成形」


なんとなく気になるソフトの1つとして心に留めておきながらも発売から10年以上の月日が流れてしまった2021年、ニンテンドーSwitchの無料トライアルに「戦場のヴァルキュリア」がノミネートされたのをきっかけに初めての邂逅を果たす。その結果

「あ、これは面白い。想像していた何倍も面白いし、自分に合ってる!なぜ今までプレイしてなかったんだ!!」

と、感じると共に秒速で購入した。とにかく戦闘が面白い

 基本はシュミレーションRPGなのだが、スパロボやファイアーエムブレムみたいなマス目を動かしていくオーソドックスなスタイルではなく、ターン制のシュミレーションの中で、操作パートは自分でキャラクターを動かし、敵に照準をつけるといったTPSアクションゲーム的な要素が上手く融合している。これが実にイイ感じなのだ。
「BLiTZ」というシステムで、有名なので詳細は省くが、シュミレーションゲームのかゆいところに手が届く、アクション部分で多少の融通が効く分、緊張感もあるといった感じで、個人的にシュミレーションRPGとし完璧なんじゃないかと思うくらい面白い戦闘システムだ。
シュミレーションゲームでありがちなシステムの複雑さなども無く、操作もTPSゲーム風なので直感的だ。歩兵←戦車←対戦車兵←歩兵の3すくみも分かり易い。

俯瞰視点のコマンドモードからアクションモードへと切り替わる
直感的かつシンプルなシステムなので非常にとっつきやすい

◯第三章「ハマりすぎて、PS4版も買う」


 このゲーム、ニンテンドーSwitchとの相性がすこぶる良い。テレビでプレイするのに疲れたら、携帯モードでゴロゴロしながらポチポチコツコツと進めていける。これは戦ヴァルに限らず、SwitchはシュミレーションRPG専用機にしてもいいぐらいのハードだと思う。(スパロボやファイアーエムブレムするのにも最適なハードだった)

戦場のヴァルキュリアは、そもそもSwitchの無料トライアルきっかけでプレイし始めたこともあり、迷うことなくSwitch版で購入しクリアーした。
 しかし、あまりにも面白かった為、もっともっとやりこみたい欲が湧き上がってきて、やりこむのに最も簡単な指標といえばやはりトロフィーだろうと思いSwitch版クリアー後すぐにPS4版も購入するという暴挙に出たのである。
4KモニターでプレイしていることもあってグラフィックもSwitch版よりあきらかに向上した(使用ハードはPS4proと途中からPS5)ので後悔は全くない。

結局、Switch版で1週、PS4版で2週クリアーするほどのハマりっぷりで3週分の累計プレイ時間は120時間は超えていると思う。

遊撃戦闘のHARD-EXの難易度はガチ。1ミスで詰む

◯第四章「トロコンについて」


PS4版で買い直して、もう一度しっかり1週ゲームを楽しんだ後にトロコンを意識してやり残した部分をプレイした。トロフィー自体はプラチナ合わせて全21個と多くはないが、全ミッションをSランククリアー、全キャラ人物総覧を埋める、全武器取得あたりが多少苦労はしたところ。攻略サイトを駆使すれば誰でもトロコンは出来ると思う。(遊撃戦闘のHARD-EX難易度は攻略見ないとクリア不可能なんじゃ?と思うステージが何度かあった)

トロコンするにあたって2週は周回しないといけないのだが、戦闘がとにかく面白いので苦痛にはならなかった。ステージ数自体はそんなに多いわけではないのだが、BLiTZシステムのおかげで自由度の高い戦略が練られるので、最効率プレイや火力ゴリ押しプレイ、戦闘をなるべく避けて拠点制圧をするプレイなどいろんな事が楽しめる。
 敵のターンが結構長々と続くので、イライラする事もあるし、1ミスで詰んだり簡単にゲームオーバーになったりするので向き不向きはあるかもしれないが、個人的には最後まで楽しみながらトロコンすることが出来た。

ついにトロコン!半年間ほどコツコツ、プレイしていた

◯第五章「今後の戦ヴァルシリーズをどうプレイするか」


戦場のヴァルキュリアは初代がPS3で発売されて後、2と3がPSPで発売されており、最新作4がPS4で発売されている。戦ヴァル4はPS4のDL版を既に購入済みでいつでもプレイ出来る状態なのだが、出来ればナンバリング順にプレイしたいのがゲーマーというもの。PSPも一応ギリギリ稼働状態を保ってはいるが、今更あのスマホより小さい画面でプレイするのはなかなか厳しい。(一時期、数年間はPSPがあればテレビゲームなんぞいらんわ!というぐらい愛用していたものだが)

どうにか2と3を据え置き機でリマスターしてもらえないものかと思うのだが、そもそも最新作の4が2018年に発売されて以降、シリーズが音沙汰なしになってしまっているのでなかなか厳しそうだと勝手に感じている。

そこで、来月から始まるPSplusの新サービス「PSplusプレミアム」ではPS/PS2/PS3/PSPソフトが遊べるようになるそうなので、PSP部門で戦ヴァル2・3を配信してもらえないだろうか。出来たらトロフィー付きで!
頼むきてくれ!!!

コーデリア殿下、よろしくお願いします!


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