【人生ノート 185ページ】 どんなつまらぬものにでも、そのもの以外では務まらぬ使命がある。だから決して、他のものを蔑視してはならぬ。
まず健全な肉体を
自分をつまらぬと思う癖よりは、えらいと思うくせが普通なり。ゆえに、ちょっとしたことに腹が立ったり、癪にさわったりするなり。むしろ、真に自分は小さい、つまらぬ者だと思うようにするべし。
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どんなつまらぬものにでも、そのもの以外では務まらぬ使命がある。だから決して、他のものを蔑視してはならぬ。
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自然に身にそなわっているのが、すなわち生まれつきなり。各自よく人を観、また自分に省みるべし。特に自分のことは、なかなか分からぬものなり。よくよく省みるべし。
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不健康な人は、どんな、生まれつき偉い人でも真の力は出せぬなり。
自己を発揮せんとせば、まず第一着手として、健全な肉体となるべし。
『信仰覚書』第二巻、出口日出麿著