自分が1番愛を受け取っていた時代の記憶
今日は昼間からスピリチュアル系が気になり、ずっと検索をしていた。
特に、古代エジプト神話の愛と美と豊穣と幸運の女神ハトホルについて調べていた。
それは夜になっても止まらず
手当たり次第にネットを読み漁っていた。
とあるブログを読み
気になったリンクをタップした。
目的のリンクとは違うリンク先に少々面食らったものの、かつて大好きだった曲がユーチューブから流れてきた。
Band On The Run
私の大好きな
Paul McCartny & Wingsの曲だ。
懐かしさに引き込まれ最後まで聴いた。
そしたら、ビートルズ時代、ソロ時代の曲が次々と流れ出て来た。
その昔、ミュージックビデオを見るのは、チケットを買ってフイルムコンサートに行かなければ見れなかった。
今はユーチューブで観たいだけ観れる時代になった。昔、家にビデオも無い時代。たまたまTVで放映された映像を宝物でも見つけたようにはしゃいだPVが、いつでも自分の手の中で見られる時代になった。
懐かしさと幸福感と安堵感に浸りながら、ひたすらビデオをむさぼり観る。
途中から、なぜか涙が出て仕方がなかった。
こんなに毎日張り詰めていたのか?
こんなに緩むことを忘れていたのか?
涙が出て、やっと自分を解放した気分になった。
そして気づいた。
今観たのは、自分が1番愛を受け取っていた時代の記憶だと。
今が幸せじゃない訳ではないのに、手放しでこんなに幸せな時が私にもあったんだと気づいた。
幸せはいつでも自分の手の中にあるけど
その時その時で気付けないのが厄介なんだな。
私はもう何十年も前から幸せだった。
そしてこれからもずっと幸せなんだ。
そんな事を思った夜だったが、PCの履歴を見てもそんなリンクのあるページは見つからなかった。
これも何かのお計らい。
不思議な夜だった。
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