あずきみみこ(イラストレーター)

コトバアソビ絵作家。北海道。ほんとにどうでもいいことばっかり書いてます。 https://instagram.com/azukimimiko/

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    おべんとさんのだらだらキーホルダー

    おべんとさんのアクリルキーホルダーだよ! おべんとさんのポーチやバッグと 相性バツグン!
    580円
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    おべんとさんのお買いものキーホルダー

    おべんとさんのアクリルキーホルダーだよ! おべんとさんのポーチやバッグとも 相性バツグン!
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もしも「白雪姫」の語り手があずきみみこだったら

割と最近、 あるところに白雪姫という人間がいました。 白雪姫は、清掃スタッフとして ホテルで働いています。 シフトの僅かな休憩時間で セブンイレブンの すじこおにぎりを頬張る白雪姫。 今日も忙しそうです。 白雪姫が働いているのは ホテル・グリムという 大手のビジネスホテルチェーン。 清掃スタッフはたくさんいるようですが、 白雪姫がよく顔を合わせるのは いつも同じ人たちです。 いつでもごきげんなおばさん、 すぐ怒るおばさん、 寝坊しがちなおばさん、 すぐすっとぼけるお

    • 生と死の間にNiziU

      SEKAI NO OWARIが今年も北海道に来ないという悲報に 打ちひしがれていたちょうどその頃、 NiziUの全国ツアーが発表された。 恐る恐る、されどギンギンに目を見開いて 会場一覧を見ると、そこには HOKKAIDO(真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の文字が。 オタク大歓喜。これは行かねば。 しかしながら立ちはばかるのは ”ファンクラブ先行抽選”という大きな壁。 しかも年間ファンクラブとモバイルファンクラブのW会員が最優先されるというのだ。 どうする私よ、

      • 大人になってから歯の矯正をしようと決めたはいいものの⑤

        こう見えて私は忘れ物をあまりしない。 学生の頃は、いわゆる真面目な生徒で やってきたし、忘れ物も決してしないように 何度もリュックを確認する子供だった。 学校での忘れ物も、回数が少なすぎて いつ何を忘れてどういうふうに怒られたかを いまだに覚えているほどだ。 それなのに、それなのにだ。 私は歯医者で2回目の忘れ物をした。 本日の矯正治療が始まって早々、 なにか甘いものが口に塗られているなぁ などと呑気に考えていたら、 それはあの、磨き残しをチェックする 青黒い液体だっ

        • イラストレーター・あずきみみこのプロフィール

          20世紀にもそろそろ定年退職が 迫ってきた2月某日。 一重の父と二重の母の間に 奥二重の娘、誕生。 さらにその100日後の桜降る5月。 記念写真を撮ろうと 一人娘を写真館に連れてきた両親。 だがしかし、どの衣装もてんで似合わない。 フリフリのドレス、花柄のワンピース、 女の子のためにと用意された服は ことごとく却下された。 そして一通り検討した結果、 我が両親が選択したのはこちら。 サンタクロース。 誕生日も撮影日も、全くかすってないが クリスマスの聖なるじじいにな

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        • 新説むかしばなし
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        • 推さずにはいられないぜ
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        • トンデモ矯正日記
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        • ズッコケ東京旅行
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        • 対談
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          大人になってから歯の矯正をしようと決めたはいいものの④

          まぁごらんなさいと 言わんばかりにグリーン先生から 渡されたキティちゃんの手鏡。 そこに映る己の姿を見て絶句。 見るも恐ろしい スキッパ吸血鬼と化していたのであった──── さて私はというと、 下の歯にも矯正器具をつけて 早1ヶ月経ち、歯医者に再来。 前回歯ブラシを忘れたがために延期されていた 「矯正器具つけててもちゃんと 歯磨きできてるかな講座」 をようやく受講しているのであった。 小さなコップに入った ブルーの液体を持ってきたグリーン先生。 これを口に含めば 磨

          ズッコケ東京旅行5(テテマーチ編)

          ディズニーランドから帰ってきた夜、 ホテルでテレビを適当にいじっていると あることを発見。 なんとこのホテル、 NetflixもHuluもU-NEXTも観ることができる。 有料コンテンツ見放題ではないか。 私は嬉しくなって早速見た。 推しのYouTubeを。 推しの動画で癒されて 二日目は穏やかで深い眠りに落ちることができた。 三日目、朝。 本当は今日もコメダに行きたかったのだが 時間が限られていたので コンビニのタマゴサンドを選択。 つい最近テレビで ”タマゴサ

          ズッコケ東京旅行4(ディズニー後編)

          友人R氏を横に ”トゥーンタウンの真ん中で1時間の仮眠をとる” という異例のスケジュールを 遂行した私は、先ほどより随分と 気力を取り戻していた。 そして始まった昼のパレード。 通路の奥から、ファンタジーな造形物に 乗ったこの国の主が現れる。 童心を失った私もさすがに 「ミッキーだ!」と心踊らせた。 主役にふさわしい華やかなフロート。 視覚、聴覚、すべてからワクワクが伝わる。 私はまた、インスタ映え講座で 居残り練習させられそうな写真を激写。 だが、私のピュアモー

          ズッコケ東京旅行3(ディズニー前編)

          2日目朝、5時半に起床。 起床というよりかはむしろ、 ようやく目覚めて良い時間帯に なったので起き上がった、という感じだ。 やはり眠れなかった。 旅行初日あるあるだ。 普段はちわわーずとねこねこずが 先に寝ている布団で、テトリスのごとく スキマに埋まって寝るのが通常営業。 広すぎるベッドはかえって落ち着かなかった。 リラックスを促してくれる私の副交感神経は 結局シフトの時間になっても現れず、 代わりに交感神経が朝まで当番した。 とりあえず朝になったことに感謝。

          ズッコケ東京旅行2(新大久保編)

          私の前を過ぎる人、人、人。 なんだこの人間の多さは。 人口密度の高さで下痢しそうだ。 私はというと、どうにかこうにか 1日目の目的地、新大久保へと来ていた。 駅前、とにかく人間がたくさんいる。 彼らはもしや、どこかから湧き出てきて そしてどこかに吸い込まれるという 無限ループの中にいるのではないだろうか。 行き交う若者たちを目で追う。 なんとまあ見事に洗練されているルックス。 皆、instagramやらTikTokから 湧き出てきた架空の生命体に違いない。 都会の人

          ズッコケ東京旅行1(準備〜出発編)

          友人のR氏が関東に就職した。 数少ない私の友達。 また都会に吸収されてしまったか。 餞別(せんべつ)として 知人・友人が遠方に引っ越すときの常套句 「今度遊びに行くね!」を彼女にも贈った わけだが、口先だけで終わらないのが フットワーク軽ニートの恐ろしいところだ。 そしてまだR氏の研修も終わっていない4月、 私は新千歳⇆羽田の往復航空券を購入し 強引に東京行きを遂行したのだった—— 出発前にホテルを物色。 2年強の引きこもり生活から一時離脱できて 浮かれポンチな私は、旅

          大人になってから歯の矯正をしようと決めたはいいものの③

          前回の歯医者で 「何か食べない方がいいものありますか」 と尋ねるとグリーン先生が言った。 「とんかつ系」 とんかつ系とは。 斬新なジャンル分けに戸惑いつつ、 とりあえず私はとんかつ系を避けて生活した。 そして先日、そろそろいいだろうと エビカツのサンドイッチを購入。 噛む。もぐもぐ。 うん、大丈夫そうだ。 上の歯に矯正器具を装着するという 恐怖体験をしてから約1ヶ月が経った。 装着後も色々と大変な思いはしたものの、 今はとんかつ系も咀嚼できるほどに 回復している。あ

          大人になってから歯の矯正をしようと決めたはいいものの②

          ついにこの日が来てしまった。 なんといっても今日はそう、 上の歯に矯正器具を装着する日 そしてマイ歯2本とお別れする日…! そわそわと診察台で待っていると 颯爽とグリーン先生登場。 手に私のガイコツを持っている。 かなりビビった。 正確にはそのガイコツとは、前回採取した 私の歯型を模型にしたものなのだが なにせリアルすぎて怖い。 グリーン先生は歯ガイコツを私に見せつける。 「やはり平均よりVの字に生えていますね」 見ればなるほど、たしかに私の歯は 思ったよりいい加減

          田舎者にはちょっとよく分からない都会人の常識3選

          私は人生のうち半分以上を 山と川と畑と年寄りに囲まれた 田舎で過ごしている。そのため田舎DNAが体の隅々まで染み込んでいるらしい。 いくら都会人のフリをしようとしたって ネイティブの都会人は私の田舎臭をすぐに 嗅ぎ取ってしまうのでごまかすこともできない。 そんな筆者には到底理解ができない 都会人の狂気的な感覚が3つある。 1. 「3駅分歩く」という概念 ダイエットや健康に関する記事を見ていると 「3駅分歩きましょう」という決まり文句を見かける。それはつまり東京メトロ3

          もしも「かぐや姫」の語り手があずきみみこだったら

          割と最近、あるところに おじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんは定年間近のサラリーマンで、 その日は取引先の接待で うなぎ屋に来ていました。 取引先の社長は、うな重の松を頼み、 おじいさんはちょっと遠慮して 竹を注文しました。 しばらくして、うな重が来ました。 するとどういうことでしょう、 おじいさんの竹だけ光っています。 松を頼んだのは社長なのに、 おじいさんのうな重の方が 明らかに高そうです。 気まずくなったおじいさんは おずおずと蓋を開けました。

          大人になってから歯の矯正をしようと決めたはいいものの①

          3ヶ月に1度のクリーニングが終わった後、 グリーン先生がおもむろにこちらを向き一言。 「歯の矯正をおすすめします」 さて、生まれてこの方、 一度もそのようなことを 薦められたことががなかった私は 「はて、ここの歯医者は  私のような歯並びにも  矯正をさせて金を巻き上げないと  経営が厳しいのだろうか」と グリーン先生を憐れみの目で見つめた。 だが、どうやら私には 本当に歯の矯正が必要らしい。 とりあえず話を聞いた。 今後歯が失われるリスクや、 矯正のメリットについ

          もしも「シンデレラ」の語り手があずきみみこだったら

          割とさいきん、とある街に 新田 令羅【しんでん れら】 (あだ名:シンデレラ) という高校生が住んでいました。 レラは、父の再婚相手と その連れ子2人と暮らし、 それなりに上手くやっていました。 夕方のこと、 シンデレラにごはんを催促する 姉の声が聞こえます。 レラはこの家のご飯担当です。 少しは手伝ってほしいところですが、 継母と姉たちは”食べものをどうにかする” という概念がちょっとないので まったく作ろうとしません。 レラはぶつくさ小言を言いながらも かぼち