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茶色いババア飯食堂のおもてなし 2022夏

全体的に茶色っぽく、ババアっぽい、地味なラインナップが多めな我が家の食卓。
そんな我が家にも、お盆休みに、長男夫婦が10ヶ月の孫を連れて帰省する事になり、それに合わせて次男独身も帰省するとのこと。
我が家は普段はおばあちゃんと3人暮らしなのに、大人6人と離乳食1人という事になった。
かつては食べ盛りの息子が二人いて大量に毎日ご飯を作り続けていたとはいえ、今は3人分の地味なご飯しか作っていないので、いろいろと対策を練った。買い物も、事前に計画的にしなければ。
とはいえ、あまり張りきり過ぎると息子達が帰省するたびに、嬉しい反面大変になって、帰ってきて欲しいんだか欲しくないんだかわからないという事になるのもなんなので、あまり大変にならないシステム作りが重要だ。
ネットで買い物をするのが大好きな夫が、ちょっと高級なロースハムと高級な牛肉薄切りを1キロ程、私になんの相談もなく購入。こちらの計画を無視していて、ちょっとイラッとしたが、想定内なのでグッと堪える。

どうやらすき焼きが食べたいらしい。
でも、大人数ですき焼きってものすごくせわしなくないですか?

しかも、夫と長男が、ものすごい食いしん坊で、すき焼きとなると、二人の鍋奉行が、もっと醤油いれろだの入れ過ぎだのと喧嘩越しで、うるさい事この上ない。しかも、クーラーをしながら、すき焼きするって、ブレーカー落ちそうだ。赤ちゃんもいるし、かなりの大騒ぎになりそうなので、すき焼きがいいな〜という夫のアピールを無視。
かと言って、ホットプレートで焼き肉も同じことだし、どうしよう。

悩んだ挙句に、茶色いババア飯食堂のたどり着いたメニューは、「牛肉の野菜蒸し鍋」です。

これは大きな中華せいろがあったら、それでもいい。せいろで以前やった事があって、割と好評だったのだけど、せいろが壊れてしまったので、今回は大鍋を使いました。

大きくて浅いなべがあれば、そこに、ざく切りキャベツ、玉ねぎ、もやし
などをたっぷり敷き詰めます。庭で採れたシシトウとプチトマトも投入。そこに、牛肉の薄切りを広げて載せます。塩胡椒を軽くして、日本酒をふりかけ、蓋をして、火にかけます。すると、野菜の水分と日本酒で鍋がいい感じに蒸されます。途中、水分が足りないようなら、少し水も足します。
野菜と肉に火が通ったら出来上がり。
大根おろし、小口切りのねぎ、ポン酢などをお好みでかけていただきます。

これは、簡単で美味しかった。鍋二つつくって、二つ並べておいたので、取り分けるのも割とスムーズだった。

小さい子がいてホットプレートや卓上コンロが危険という場合にも、おススメ。

デザートは、スイカと普段は買わないハーゲンダッツを大人買い。なるべく、手がかからないようにした。

お皿をだしたり、食後の片付けも、とにかく頼んだら誰でも出来るようにわかりやすくするのが大切。

長男のお嫁さんが、手伝いますと言ってくれるのだけど、ありがとう!あんた達もね、と息子達もどんどん巻き込んだ。とにかく、いつも使っていない台所でも、誰でもわかりやすく手伝いやすいようになっている事が大切なようだ。ここは、改善の余地あり。

お皿もやたらと出すと洗うのが大変なので、オシャレ感はないけど、コレールなどの薄くて軽く丈夫な食器が便利。ガラスコップは、ちょっと足りないので、買い足しておこう。でも全部同じだと、これ誰の飲みかけ?となるので、もしかしたら模様入りがいいかもしれない。

茶色いババア飯食堂は、お客様を片付けにも巻き込んでいく方針で運営する事にしたいと思います。

次は、秋にまた来るそうなので、秋の簡単大皿メニューを考えておかねば。