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初彼氏が出来て変わってしまった親友


元親友のインスタグラムのストーリー



あれはおそらく京都でしょうか。
男の子の顔以外のどこかしらの部位が必ず入っているような、旅行ストーリーが流れてきました。

いや、イタすぎない?中学生のストーリーか?これ。

風景だけとかがなくて絶対相手が写ってるんですよね。
匂わせを嗅いで欲しい感がすごいなあ、と率直に思いました。

ストーリーの投稿主は高校三年間毎日過ごした親友でした。

ああ。なるほど、と思いました。
親友は今すごく幸せそうです。
でも私は今の親友のことが心底嫌いです。
今日は親友について書きたいと思います。

変化した彼女の容姿とディスられる私の容姿



親友とは高校一年生から毎日一緒にいて、これ以上安心感のある人はいない、と思っていました。

奇遇にも、学部は違いましたが同じ大学に通うことになり、やはり私たちは運命なんだと感じました。

しかし、ある時急に親友が変わってしまった、と思うことが増えました。

久しぶりに大学で親友に会ったとき、ぎょっとしました。

胸元を強調した服、そして、ツインテール。

正直似合っているとは思えませんでしたが、
もちろん容姿に関しては親友本人の自由です。

なるべく見た目の変化には触れないように会話をしようと思った時、親友も私を上から下までゆっくり眺めていました。

「最近さ、高一の時の写真見返してたんだ!私は結構大人になったな〜って思うと同時にazukiは全然変わらないなって思ったんだよね笑」

ショックでした。

私が昔から美容好きと知っているはずの親友に、
「その成果が出ていない、あなたは芋のままだよ笑」
と言われたようで。

親友は変化した自分の容姿にかなり自信がついたようで、会った時にも

「今日の服お気に入りなんだ」
「今日のアイメイク可愛くない?」

といった褒められ待ちの発言が目立つようになりました。

同時に私のことを見下すような発言をされる度に、
親友に対する気持ちが冷ややかなものへと変化していきました。


変わってしまった原因は恋だったんだね


その後親友からは頻繁にラインが来るようになりました。

最初は大学関連のことや、友達のことについてラインがあり、それに答え終わると、「そういえばさ…」と恋バナが続くようになりました。

緊急度の高いラインを先に送ることで未読無視を避けていたようでした。

いつも通り、「課題のファイルが開けない、至急教えてほしい」というライン後、

「大切なご報告があります」

「昨日のデートで観覧車の頂上で告白してもらい、お付き合いすることになりました」

という文面が。

いや、こっちにしたら何も大切なご報告じゃないんだが?

よかったね、お幸せにね。と手短に返信しましたが、

物足りない返信だったようで、彼との出会いを記したラインが送られてきました。

親友が彼氏と出会った時期は、私が親友に対し嫌悪感を抱き始めた時期とぴったり重なっていました。


週一で親友と会うことになった


その後親友とは授業がひとつ被り、週一で会うことに。

彼女はやはり会うたびに、私のファッションチェック、自分のファッションの解説、そして小出しに惚気を挟むのがルーティーンとなりました。

ちょっと面白かったなあと思うのが、唐突に「今日二ヶ月記念日なんだ」と言われました。

「へえ、おめでとう」と、典型的な答え方をしたところ、急に不機嫌になり、無言に。

後々考えると、
「この後デートするの?」
「彼氏さんとはどうなの?」とか
私から質問して欲しかったんだろうなと思います。

いや、わかんないよ!!誰だって返答に悩むでしょ


しばらくは親友とさよならしよう


今の彼女のことは嫌いですが、高校時代に彼女に本当に救われたことは確かです。

高校三年間ぴったりとくっついていた私たちの道が離れていっただけ。

またどこかで道が合流することがあれば嬉しいけど、
なかったとしても人生の大切な三年間一緒にいてくれたことには感謝したいと思うのです。


それでも一言言わせて欲しいな。


早く別れねーかな。







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