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【WSET diploma対策】第11回 試験直後にやっておきたいこと【テクニック篇】

WSET Diploma受験生向けのワインコーチのアズアズです。このnoteは、こんな受験生に向けて書いています。

・ワイン業界で仕事をしている人
・子育て中で自分の時間を確保するのが難しい人
・アウトプットが苦手な人
・英語が得意ではない人
・不器用な人

Diplomaの試験って、とってもタフな試験です。

科目によって、60分とか、90分とか、120分とか、思いっきり思考しながら、ひたすら英語で文章を書き続けます。

制限時間が終わる最後の1秒まで、必死に思考し、一心不乱に手を動かし続けます。

試験が終わる頃には、頭から湯気が出て、腕が上がらないぐらいになります。手は腱鞘炎気味になって痛くなります。

魂が抜けた感じになりますので、試験後にマッサージの予約を入れておくのがおすすめです^^

試験後は何も考えられない。何もできません。もう絶対無理です。というお気持ち、よくわかります!

が、試験直後にこそ、ぜひやってほしいことがあります。(私って鬼です笑)

それは、試験の振り返り(自己採点)です。

振り返りをやっておくと、その後の試験に必ず役に立ちます。

Diploma試験は、手書きの試験なので結果が戻ってくるまでに2ヶ月とか3ヶ月もかかります。

結果が届く頃には、試験の記憶はだいぶ薄れてきていまうんです。すでに、頭を切り替えて、次の試験に向かって学習を進めている人も多いと思います。

なので、ぜひ次の試験対策に入る前の記憶の新しいうちに、振り返りをしてくださいね。

振り返りのポイントは、

・試験で出題された問題を記録しておく
→問題を正確に記憶できている人ほど合格できていることが多い気がします

・自己採点をする。
→100点満点で点数をつけるとしたら、何点でしょうか?それはなぜ?
→D3の場合は設問ごとにPass gradeがついてきますので、設問ごとに自己採点をしてみてください。

・自己採点のコツ
→論理の展開、知識は足りているか、問題の解釈は正しかったか、ワイン用語のスペルミスについて、文章のボリュームは十分だったか、などです。

・時間配分
→時間が足りなくなった問題があれば、なぜ足りなくなったのか?思考するのに時間がかかったのか、文章を書くのが遅かったのか、など。

・事前準備
→試験準備の学習方法や学習時間は十分だったのか?

・自分の強みと弱み
→こちらも整理すると良いですね。たとえばSWOT問題が苦手だ、とか、Discuss問題が苦手だとか、人によって得意/不得意があると思います。

あくまでも自己採点なので、間違っていてもかまいません。

こういった試験直後の振り返りは、以降の受験にダイレクトに役立ちます。次の試験の戦略や戦術を立てやすくなりますよ。

私は今回の試験が最後になるはず、、、という人も、あなたの後を歩く後輩のために、記録しておくと良いでしょう!きっとあなたも、先ゆく人の経験談を参考にしたことがありますよね^^

この振り返りの作業は、ほんの5分で良いんです。ぜひぜひやってみてくださいね。そしてこれが終わったら、ゆっくりリラックスしましょう♪

美味しいものを食べる、大好きなお友達とおしゃべりをする、映画を観に行く、ひたすら眠る、旅行に出かける。模様替えするなど、がんばったご褒美に、ご自身の心が悦ぶ時間を作ってあげてくださいね。

そうして、試験結果が届いたら、今度はご自身の採点と実際の結果を照らし合わせてみてください。結果に大きな乖離がなかったか?

合格したはず、手応えがあったのに、実際は不合格だったということもあります。

その場合は、Diplomaの合格基準とご自身の認識のズレを修正する必要があります。

自己採点が甘すぎたのか厳しすぎたのか、そのギャップを埋めるためには、フィードバックサービスを利用すると良いでしょう。

もしくは、私が提供しているワインコーチングサービスを利用していただければ、第三者としての立場から、客観的にどういった点を改善すれば良いのかをお伝えすることができます。

または、同じ試験を受験した人と意見交換をするのも有効です。他の受験生のアプローチ方法を聞いてみると、ヒントが得られるかもしれません。

大切なのは、自己認識です。ぜひご自身にとって最適な手段で実践してみてくださいね。

そうそう、試験の振り返りは、お子さんのテストや受験にも役立つんですよ。

・解き方がわからなかった問題
・理解できていなかった問題
・覚えることができていなかった問題
・解き方はわかっていたのに、ケアレスミスをしてしまった問題
・時間がなくて解けなかった問題
・たまたま正解した問題

学校の定期テストのように自分の書いた答案が戻ってくる場合は、試験中に自信がなかった問題に印をつけておくと良いよ、とお子さんに伝えてみてください。

明らかに間違った問題は解き直しができますが、理解していないけど「たまたま正解した問題」もありますよね。

たまたま、またはなんとなく正解できた問題を、もう一度解き直すことで、知識として定着していきます。

これ、効果てきめんなんですよ!

テストの振り返りこそ、成績アップや合格の決め手になるんです。

一つ前のnoteでお伝えしたとおり、Diploma受験の経験は、お子さんの受験にも必ず役に立ちます。

第10回 親のDiploma受験が、なぜ子どもの教育や受験に役立つのか【教育篇】

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良かったらこの記事の感想を聞かせてくださいね。

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