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運行管理者試験攻略ポイント

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2020年7月の記事一覧

運行管理者試験対策#19

運行管理者試験対策#19

◆道路運送車両法関係(まとめ②)

ドライバーの熱中症対策、感染症対策に追われる りん。です!

今回も「車両法」について出題率の高い項目を解説します。

まずは、#16で先述した「点検・整備」についての補足。

◎日常点検 1日1回、乗務前

原則通り1日1回行わなければならないものと、適切な時期に行えばよいものがあります。

1日1回行わなければならないものは、制動装置(ブレーキ)と灯火装置及

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運行管理者試験対策#18

運行管理者試験対策#18

◆道路運送車両法関係(まとめ①)

前回まで4回にわたって「車両法」について説明しましたが、今回はそれ以外の規定の中で、特に出題率の高い項目をまとめてみました。

◎自動車登録番号表(ナンバープレート)

自動車の前後に見やすいように取付け、封印の取り付けを受けなければ
ならない。封印の取り付けは、自動車の後面に取り付けた自動車登録番号標の左側の取り付け箇所に行う。(道路運送車両法第11条、道路運

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運行管理者試験対策#17

運行管理者試験対策#17

◆道路運送車両法関係(登録)

この登録に関しての規定は、H30年度 第1回、第2回とも出題されている。H29年度にも出題されているので必ず覚えておきたいところです。例えば、「登録について次の記述のうち、誤っているものをもしくは正しいものを選びなさい」といった選択問題が出題されている。

まずは、道路運送車両法第2章-4条を見てみましょう。

「自動車登録ファイルに登録を受けたものでなければ、これ

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運行管理者試験対策#16

運行管理者試験対策#16

◆道路運送車両法関係(点検・整備)

こんばんは!今回も車両法についてひも解いていきましょう。

車両法の中でも「点検・整備」は重要項目の1つです。

穴埋め問題として出題される事が多い項目ですので、太文字部分をしっかり覚えておくようにしましょう。

・車両法第4章47条(使用者の点検及び整備の義務)

自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に

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運行管理者試験対策#15

運行管理者試験対策#15

◆道路運送車両法関係(保安基準)

今回は、車両法の中でも一番出題率の高い「保安基準」に関して解説します。

保安基準に関しては、多くの規定がありますが、出題傾向は限られていますので、要点を押さえておきましょう。

道路運送車両法第3章には保安基準について記述されています。

「国土交通省令で定める保安上又は公害防止その他の環境保全上の技術基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならない。

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運行管理者試験対策#14

運行管理者試験対策#14

◆道路運送車両法関係(目的等)

今回より、道路運送車両法について解説します。ここからは、4問出題されます。

正直言って、私の苦手な分野ですw 各分野の中で一番少ない出題数なのに正解率は50%( ̄▽ ̄;)テキストを読んで練習問題にチャレンジして、またテキストを読む...過去問集を解いて答え合わせをしてヘコんで...の繰り返しでした。そんな私でも、なんとか理解できたので、ポイントをマスターすれば大

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運行管理者試験対策#13

運行管理者試験対策#13

◆貨物自動車運送事業法関係<まとめ>

これまで、貨物自動車運送事業法の中でも最も出題率の高い項目について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?法令と考えると苦手意識があったり難しく考えがちですが、すべてが「輸送の安全」に留意しているという事を念頭においておくといいでしょう。

貨物自動車運送事業法17条1項に関しては、必ず出題されるので覚えておきましょう!特に太字の部分は穴埋め問題として出

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運行管理者試験対策#12

運行管理者試験対策#12

◆貨物自動車運送事業法関係<適正診断>

前回、指導及び監督について説明しました。その中に「適正診断」を受けさせなければならないという事項があります。では、適正診断の対象者と時期について解説します。

適正診断とは?

ドライバーの性格、安全運転態度、認知・処理機能、視覚機能などを診断し、心理的・生理的な「運転のクセ、特性」を測定する。

適正診断の対象者は?

・新たに雇い入れた者で、当該事業所

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運行管理者試験対策#11

運行管理者試験対策#11

◆貨物自動車運送事業法関係<指導及び監督>

引き続き、運行管理者の業務について解説していきます。

運行管理者の業務内容には、〇〇に対する指導及び監督という規定が度々出てきますが、指導及び監督とはどういう事なのでしょうか?

・貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条(従業員に対する指導及び監督)

貨物自動車運送事業者は、国土交通大臣が告示で定めるところにより、当該貨物自動車運送事業に係る主な道

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運行管理者試験対策#10

運行管理者試験対策#10

◆貨物自動車運送事業法関係<乗務記録・運行記録計>

前回は、運行管理者業務の概要について解説しましたが、今回はその中で、出題率の高い項目についてお話ししましょう。

「点呼」に関しては、#7で解説した通り、100%出題されるので、しっかり覚えておきましょう。

さて、今回は「乗務等の記録・運行記録計」について解説します。

・貨物自動車運送事業輸送安全規則第8条(乗務等の記録)

一般貨物自動車

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運行管理者試験対策#9

運行管理者試験対策#9

◆貨物自動車運送事業法関係<運行管理者の権限・業務>

今回は、運行管理者の業務と権限について解説します。

この項目もかなり重要であり、間違いなく出題されるでしょう。

・貨物自動車運送事業法第22条(運行管理者の義務)

運行管理者は、誠実にその業務を行わなければならない。
2 一般貨物自動車運送事業者は、運行管理者に対し、第十八条第二項の国土交通省令で定める業務を行うため必要な権限を与えなけ

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運行管理者試験対策#8

運行管理者試験対策#8

◆貨物自動車運送事業法関係<事故報告・速報>

今回は、事故の報告及び速報について解説します。

事故の「報告」「速報」は必ず出題される重要なものです。

・貨物自動車運送事業法第24条

一般貨物自動車運送事業者は、その事業用自動車が転覆し、火災を起こし、その他国土交通省令で定める重大な事故を引き起こしたときは、遅滞なく、事故の種類、原因その他国土交通省令で定める事項を国土交通大臣に届け出なけれ

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運行管理者試験対策#7

◆貨物自動車運送事業法関係<点呼>

今回は「点呼」について解説します。

これは、100%!といっていいほど確実に出題されます!また、日々の業務においても非常に重要な業務でもありますし、支局の巡回指導時に不備を指摘され、改善がなされない場合は、処分の対象にもなりますので、しっかり覚えておきましょう。

・安全規則第7条

貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の乗務を開始しようとする運転者に対し、

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運行管理者試験対策#6

運行管理者試験対策#6

◆貨物自動車運送事業法関係

<輸送の安全> 貨運法第17条

これは必ずといっていいほど出題される項目です。なぜなら、運行管理者という資格の存在意義が「輸送の安全の確保」にあると言っても過言ではないからです。近年、重大事故の発生事例も多く、輸送の安全が最も大きな課題となっているため、出題数も多くなります。穴埋め問題として出題される傾向にあるので、必ず押さえておきたい規定と言えるでしょう。

・一

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