【他人の夢の断片短編小説】ニコレットの夢
ニコレットを喫煙者の後輩にあげて
数回噛み噛みしたら
ものすごい嫌そうな顔で見られて
悲しくなった夢を昨日見ました
より
「タバコが好きだからニコレット噛んでる」
それが後輩の質問への答えだった。
なんてことはない後輩の「ニコレットって美味いんすか?なんで噛んでるんですか?」という質問にそう答えた。
人生の最後の最後に吸うタバコは格別だろうな。
そう思ったから最後まで我慢することに決めていた。
気が付けば吸ったタバコよりニコレットの数の方が上回っているなんてことも気付き