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何の為に書く…?を考えた、2021年。

※本日のライター:へぷた

今回の記事では書くことに真剣だった秋山楓果(あっきゃん)。そして、秋山楓果の文章に惹かれて集まってきた人達。その光景を近くで見ていた私の目線で感じた「書くこと」をまとめてみました。

皆さんはなぜ文章を書いていますか?


きっと数年前の私だったら「売る為」の一択だったと思います。
マーケティング病ですね。「発信する=何かを売る」「人を動かす」だったんです。

そんな私は2021年の春。あっきゃんこと秋山楓果と出会い、AZという事業を立ち上げました。なんだ、この人が書く文章は…!?という驚きというか感動がきっかけです。
※ここあっきゃんファンは同じ想いですよね

一緒に行動していると分かったのは秋山楓果は文章に対して「本気すぎる系女子」です。たった140文字の文章に3時間以上費やすんです。そんなガチ女子と仕事をしていると日々のコミュニケーションでも出てくる指摘の数々。

「てにをは」「修飾語は近い距離に」「1行目を大事に」…

文章テクニックが夢にも出てくる始末。近くにいると文章界の星一徹。鬼コーチです。更にはこのツイートを見た時はガクブル。アズのメンバーとしてプレッシャーが…

すみません、少し話が逸れました。

そこまで本気で文章と向き合う秋山楓果。彼女のもとに
「文章を学びたい」
「あっきゃんみたいに書けるようになりたい」
「もっと伝わる文章を書きたい」
と相談が集まってきたわけです。

フォロワーは増えたんですけど…


驚いた。相談する人は書くことに苦手意識を持っている人と思っていたのですが…「万アカ」だったり、発信を通して集客していたり、稼げている人も多数。中にはあっきゃん以上にフォロワーを抱える人もいる。

発信することに成功しているように見える人達も、伝えるということに悩み「あっきゃんのように書きたい」というわけです。そんな話を聞いていると考えてしまうのです。

良い文章とは何だろう…?


あなたにとってアートとは…?のようなもので、きっと人によって回答は違うと思います。どんな時に「良い文章が書けた」と感じるものなのでしょうか?

反応が多く返ってきたから良い文章。フォロワーが増えたから良い文章。問い合わせが集まったから。売れたから…。何かしら良い文章の定義を抱えていると思います。

秋山楓果にとって良い文章とは?以前にこんなツイートをしている。

もっと遡って彼女がインフルエンサーと呼ばれる以前のツイート。

彼女にとって良い文章とは「客観的に見て、誰が見ても伝わる文章」のようだ。いいね数やコメントは伝わったかどうかを確認する為の指標。ただ伝わる文章を目指して発信をしていた。

” 言葉は心を映す鏡 ”

そんな言葉があります。沢山の「書きたい人」「書いている人」を見ていると、正しく心が言葉に現れているなと感じています。

フォロワー数が増えることを目指している人の文章
商品やサービスを売りたい人の文章
交友関係を広げたい人の文章

何を目指しているかによって、何となく書き方が似てくるなぁと感じるのです。

素人が繕った文章はサブい


以前、秋山楓果がプロセスエコノミー著者である尾原さん、箕輪さんと開催する場に呼ばれた時出てきた言葉です。

”今の時代は視聴者も沢山の文章、読み物に触れている。その中で文章の素人である私が繕った文章を書いても、嘘や見栄は全部見透かされる。素人だからこそ等身大の内容を書いた方が深い共感に繋がる”

妙に納得してしまったことを覚えています。

ライティングのプロと言われる人は手法を隠す技術が凄いんです。まだ隠す技術を覚えていない頃だと冒頭シーンから「あ、このパターンは…」と、どこか作為的な文章と気づいてしまいます。

売ろうとしてるな…。自分をただの1として扱われそうだな…。と嫌な魂胆が分かると遠ざけたくなる気持ち………これ伝わりますかね?

何の為に書くかで未来は変わっていく


数字を伸ばすためのライティング技術、手法は再現性も高く、目に見える数字を伸ばします。数字を伸ばしていくことも大事です。ただ…

” 言葉は心を映す鏡 ”

きっと、フォロワーを増やしたい人の文章にはフォロワーを増やしたい人が集まってくるし。売りたい文章を書いている人には売りたい人が集まってくる。伝えたいと思った文章には伝えたいと思っている人が集まってくる。

想いは簡単に隠せるものじゃないと思うんです。

伝わる文章が良い文章だ!伝わる文章が書きたい!と発信を続けた秋山楓果は、見栄も嘘もなく、「自分がいいなと思ったことを、同じようにいいなと思ってほしい」と等身大の感情を、どうすれば100%共有できるかと試行錯誤しながら書いた文章です。

数字だけでは見えにくいけど文章を通して深い繋がりを生み出しているなと感じています。

最後になりますが、

何かを売るためだけに書いていた私。数字を追いかけることが好きだった私。今はそれだけが書く理由ではないなと思っています。誰かにちゃんと伝えたい。想いを伝えることを目指して書くのも良いのではないかと感じています。

今回の文章も、「秋山楓果って文章に真剣だぞ!」「秋山楓果は凄いんだぞ」「一緒に働く私もあっきゃんファンです」という伝えたい想いを大事に書きました。

文章が上手になりたいと願った彼女は文章の先生になった。
私らしい文章をと書き綴った文章は「あっきゃん構文」と呼ばれるようになった。何者かになりたいと書き綴った先に3.6万フォロワー。Twitter界のストーリーテラーの異名。そして人生初の書籍出版。

文章を通して自分の理想を形にしていく秋山楓果(あっきゃん)。文章テクニック以上に、書くことへの向き合い方が今の結果に繋がっていると確信しています。

2022年、皆さんにとって書くことが素晴らしいものとなりますように。
本年もあっきゃんと、AZ(アズ)をよろしくお願いいたします。


「ストーリーで語る」秋山 楓果 (著)
2022/1/29発売開始/予約発売受付中


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