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2021年2月に注目した旅行情報

2021年2月に気になった旅行関連ニュースを紹介します。


帝国ホテルサービスアパートメントが期間限定販売

帝国ホテルが2021年7月までの間、サービスアパートメントサービスを始めました。

料金が30泊の場合に36万円(1泊1万2千円)、5泊で15万円(1泊3万円)で利用できるとあり、SNSやニュースでも話題になりました。

私自身、発表の5,6時間後に知って公式サイトを見たのですが、インターネット予約はすべて終了しており、インパクトの強さを感じました。

ホテルとしての利用者が集まらない期間に限定し、こうしたプランを作って運用するのは話題性もあり、面白い取組みだと思います。

帝国ホテルがこうした取組みをしたことで、他のホテルも似た取組みがしやすくなったのではないでしょうか。


三井不動産グループの「HOTELどこでもパス」

全国35箇所にあるホテルを好きな時に利用できるパスで、宿泊者専用のジムやラウンジなどの施設も利用できる内容になっています。

100名限定サービスになっており、2021年3月5日(金)AM11:59まで申込み期間が設定されています。また、申込者が多い場合は抽選の仕組みになっています。

また、永続的なサービスではなく、宿泊開始は3月20日〜4月10日の間で選択する必要があり、利用も30泊・60泊・90泊から選ぶことになるようです。

料金は固定使用料が30泊で15万円、それに追加で利用料が1泊500円(※一部クラスは2,000円)になっています。

大手中心に、まだ少しの間こうしたサービスが出てくるかもですね。


NOT A HOTELのサービス内容が公開

新しいタイプのサービスで、NOT A HOTELで家を購入すると、自宅利用するかホテル貸出するかをアプリから選択できるサービスになっています。ホテル貸出時のサービス提供はNOT A HOTEL側が行うとのことなので、買った人は手間なく日によって自宅とホテルを切り替えができるような仕組みのようです。

また、NOT A HOTEL購入者は、他のNOT A HOTELを相互に無料利用できる仕組みもあるようで、ここも面白い仕組みだと思います。

生活スタイルも変わりつつある今、今後もこうした新しい視点でのサービスは増えてくるのではと思います。


リモートワーク推奨車両のレポート

JR東日本が新幹線を使って実証実験を開始したリモートワーク推奨車両について、開始初日に検証レポートが出ていました。

内容を見ると、マスキング音などで聞き耳対策されていたりと、思ったより使いやすいようにも思えました。

ただ、新幹線の座席テーブルがそのままだと、レポートにもあるように狭いと感じそうなので、本格化するならノートPCにあったテーブルがつくと便利そうだなと感じる内容でした。


Google Mapに首都圏の鉄道のリアルタイム位置情報が表示について

公共交通オープンデータ協議会が提供している情報を使って、GoogleMap上に鉄道のリアルタイム情報が確認できるようになったという話です。

ただ、「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」中のみ表示されますとあるので、また利用できなくなる可能性もありそうです。

公共交通機関のリアルな情報が知れると、利用者にとっても利便性が高いだけに、継続して利用でき、かつ対象範囲も広がっていってくれると嬉しいのですが、どうなっていくでしょうか。


2020年のホテル・旅館の倒産大幅増について

旅行業界にとって2020年はかなり辛い年だったと思います。

その中でも影響が大きいと思われていた宿泊業について、帝国データバンクの倒産に関するデータが発表されたというニュースです。

特に4月-6月の3ヶ月の割合が高いのがデータを見るとわかります。

旅行業全般に言えることですが、今後は社会的なインパクトが大きいことが起こる可能性を考慮しながらの運営がより一層求められてくるのではないかと思います。


エアポートバス東京・成田が値上げ

東京駅と成田空港間を結ぶエアポートバスが、2021年3月1日から1,000円から1,300円に値上げするというニュースです。

個人的には、東京駅と成田空港の区間を1,000円という値段で移動できるのは安すぎるだろうという印象もあったので、少しの値上げをしても他の交通機関と比較して競争メリットは失わないのではと感じます。

https://tyo-nrt.com/archives/info/2020-3-1%e3%80%80%E9%81%8B%E8%B3%83%E6%94%B9%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B


TOKYO METRO NEWS

東京メトロが月刊で発行している「TOKYO METRO NEWS」が、ネットで読めるのご存知でしょうか。

過去のバックナンバーも揃っており、東京のスポットや食を知ることができる内容になっています。


ANAトラベラーズが駐日大使館特別見学ツアーを開催

ANAトラベラーズがスウェーデン大使館とベルギー大使館を訪問する特別ツアーを3月に行うというニュースです。

どちらも定員は20名となっており、抽選で選ばれる形式になっています。

3月1日の10時まで抽選応募でき、ツアーは無料で参加できる形になっています。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/domtour/theme/embassy/


青春18きっぷが2021年も販売されます

青春18きっぷが2021年も春・夏・冬に発売されます。販売・利用期間や値段はこれまでと大きな変化はなく、北海道新幹線オプション券も同時期に販売されます。

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040952.pdf


FDAのTwitterクイズの滑走路の数字について

FDAのTwitterが流していたのですが、空港の滑走路に記載された数字、あれの意味について解説されていました。

普段、利用していると流してしまっている情報だけに、答えを知るとなるほどと思う内容だったので取り上げました。


2020年Go To トラベル利用実績

2020年に実施されたGo To トラベルの利用実績データが、観光庁から発表されました。

7/22 - 12/28期間で「利用人泊数が約8,781万泊」「支援額が約5,399億円」とのことで、支援額の内訳を見ると開始が早かった宿泊・旅行代金の割引での支援割合が高かったようです。


ANAトラベラーズがオンラインツアーでANA機内食工場見学関連のツアーを開催

毎回、他の旅行会社だと真似しづらい独自性のあるオンラインツアーを出しているANAトラベラーズが、今度はANA機内食工場をベースにしたツアーを3月に開催予定です。

開催は2回で、機内食付きと一般視聴の2つのプランが予定されています。各回、機内食付きが100人、一般視聴が300名となっています。


ANAの機内食については、舞台裏が話された記事も公開されていました。


南海電鉄がインターネットオークションを開催

2021年3月3日の13時まで、南海電鉄関連の商品がインターネットオークションに出ています。

天空のヘッドマークや形式板など、普段手に入れることができないようなアイテムがオークション商品として出ています。


楽天トラベルが自慢の看板猫ランキングの2021年版を発表

最後は癒やされるニュースでしめようと思います。

楽天トラベルが2021年版の全国の看板猫ランキングを発表しました。

各宿自慢の看板猫が、宿泊施設名と共に紹介されています。


2021年2月に気になった旅行関連のニュースは以上です。

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