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縄文杉ツアー体験談

2024年、屋久島を訪れた際に縄文杉ツアーに参加した際の体験談を紹介します。

個人で訪れるか、ツアーに参加するか迷ったのですが、以下の点からツアーを選びました。

・朝早い時間に出発するため、慣れない山道の夜道を運転するのが嫌だった
・宿泊先とドアツードアが良かった
・長時間かつ、雨がよく振るとのことだったので、初めて訪れるのに一人は不安だった
・解説なども聞きたかった

ツアーもいくつかあったのですが、今回はその中で以下のツアーを利用しました。



それでは流れに沿って紹介します。

予約

実際に訪れる1ヶ月ぐらい前に予約しました。

予約時点での注意としては、トレッキング道具が揃っているかどうかがポイントになると思います。

特に参加して思ったのが、「しっかりしたレインコート」は必須です。もし、簡易なレインコートしか持ってない場合は、購入するかツアーにあるレンタルをするのをお勧めします。


前日

ツアー会社が確認の電話をくれます。

当日のバスの乗車時間などの説明をしてくれます。


当日

ホテルを朝4時出発のバスを利用するため、朝3:10分ごろに起床して準備を整え、3:50分ぐらいにフロントでお弁当を受け取り、自販機で水を買ってバスに乗ります。

今回、THE HOTEL YAKUSHIMAを利用したのですが。登山口まで1時間20分ぐらいかかるのですが、逆にゆっくりバス中で休む時間にできました。

途中、ピックアップポイントに着くと人が続々と乗り込んできます。


5:30前に登山口に到着後、準備と共に朝食を食べます。この時、すでに雨がかなり降っていたのですが。この後戻ってくるまでの約10時間、ずっと雨で大変でした。


出発

朝食を食べ、準備を終えたら出発です。

私は6人の参加者とガイドさんが1人のグループでした。

最初は真っ暗な道を進むため、ライトを照らしながらトロッコ道を進んでいきます。夜道の登山ではこれまでヘッドライトを使っていたのですが、今回は後悔しました。そこそこの割合で光目掛けて虫が飛んでくるので、持って行くならペンライトがお勧めです。

なお、トロッコ道の区間は、道が整っているので折り畳み傘を差しながら移動することができます。他にも役立つ場面が多いので、しっかりした折り畳み傘を持って行くことをお勧めします。


トロッコ道の間には、何ヶ所か休憩スペースやトイレがあり、ペースや参加者の状況を見ながらガイドさんが勧めてくれました。この後もそうなのですが、このペース配分は長時間の移動が必要な場合だったので非常にありがたく、これだけでもツアーに参加した価値があると思えるほどでした。

トロッコ道


トロッコ道から登山へ

トロッコ道の端まで到着すると、トイレがあるのでそちらを利用したら登山に切り替わります。(※縄文杉側にトイレがないため、往復の約3時間?ぐらいトイレ利用ができません)

トイレはかなりしっかりして綺麗でした

このトロッコ道から縄文杉までのルートが、ツアーの中でも一番肉体的にも精神的にも辛い区間になりました。


登山に入ると、山道を登って行くのですが、舗装されている場所とされていない場所があります。特に雨が降っている時は、木の部分が滑りやすいので注意が必要でした。


縄文杉目指して進む中で、ウィルソン株などを見ながら進みます。

ウィルソン株
ウィルソン株の中で、特定の場所から上を見るとハート型になる場所があります


山道を登って行くと、ようやく目的の縄文杉に到着します。

縄文杉までの間に色々な屋久杉を見てきましたが、それらも十分すごかったのですが、縄文杉はさすがに存在感がすごく、見え始めた瞬間に目的地はあそこだなとわかるほどでした。

縄文杉を見た後、少し先の屋根のある休憩所に移動してお昼を食べます。その際、ガイドさんが温かいコーヒーやココアなどを参加者に1杯ずつくださったのですが、雨で冷えた体には最高の一杯だったのを今でも覚えています。


縄文杉を見た後は、トロッコ道に向けて山道を戻ります。

戻る途中、ガイドさんが置いてくれたフィギュア

登りと違って下りはかなり楽ではあるのですが、急な場所があるので雨の日などは特に滑らないように注意が必要だと感じました。

体が疲れを感じ始める頃、トロッコ道まで戻ってくると、トイレ休憩を済ませてそのまま登山口まで移動を開始します。


トロッコ道から登山口、ホテルへ帰宅

トロッコ道から登山口へは、下りが多いこともあってかなり楽でした。

行きは暗くて見えなかった場所の景色などを堪能しつつ降りていき、16時少し前に登山口前まで到着しました。

その後、登山口で最低限の準備をしてバスで宿泊先まで戻りました。

宿泊先に到着すると、すぐに浴場に向かい、湯船とサウナでしっかり体を温めました。


なお、全体のルート通してですが、それほど電波が繋がる場所が多くなかった印象です。


全体通して感じたこと

・しっかりしたレインコートは必須
・しっかりした折り畳み傘はかなり便利
・ヘッドライトよりペンライトの方が、虫が顔近くにこない
・リュックカバーしていても、雨が強いと中まで濡れるので、リュック中身はレジ袋とかでもいいので包装がおすすめ
・濡れた髪などを拭くため、タオルがあるとよい
・宿泊先にしっかり体を温められるお風呂や浴場があると、戻ってすぐ体の芯から暖まれるのでお勧め
・雨が降ると服や靴が濡れるので、宿泊先で乾かせられるところがお勧め

他にもありますが、大きい部分で感じたのは上記のような内容でした。


以上、縄文杉ツアーに参加した体験談でした。

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