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読書記録『からまる毎日のほぐし方』

最近エッセイをよく読む。
なんだかビジネス書を読む気になれない。

Voicyでよく聴いている尾石晴さんの新しい本が出た。
しかも初のエッセイ!ということで、さっそく読んでみる。
目次を見て、ここから読みたい!と思ったところから読み進めることにした。
今は絶賛、家事育児にからまっているので4章から読み始めた。

わが家のケアの適量を調整し、自分たちの生活を守る。

『からまる毎日のほぐし方』より抜粋/著者:尾石晴

子どものほうが、無償の愛をくれる。親側ではないのだ。もらっているのだ、親は。
もちろん、子どもの成長とともに濃淡はあるだろうけれど、でも圧倒的に純度100%の無償の愛だ。

『からまる毎日のほぐし方』より抜粋/著者:尾石晴

毎日「お母さん抱っこしてー」と言いに来てくれる次男。
「ちょっと忙しいから待っててくれる?」と言うと、「絶対あとでしてね」と言って、抱っこをしてあげると「大好き」と言ってくれる。
夜の寝かしつけのときも「おかあさん大好き」と私の両腕にきてくれる。
身体はしんどいけれど、かわいいなぁと思う。
怒ったり、ちょっといじわるなことを言ってしまっても、すぐに私に愛を伝えてくれる子供達から私は無償の愛をもらっているよなぁと、この本を読んで再確認した。

毎日忙しい。
特に、3男が生まれてから忙しいと思うことが増えた。(今だけ?)
けれど、わが家のケアの適量を調整しつつ、これからも家族の思い出をたくさん作っていきたい。


今回の晴さんの本、今までの本の中で1番良かった。
やっていることや悩んでいることの大きさは全く違うが、「なんかわかる」「私もこう思った、
同じような経験したことある!」といった共感する点が多かったからだと思う。
なので、付箋を貼るページがたくさんあった。

みんな何かにからまりながら生きている。
悩んだときはそっとこの本を手に取って読み返そう。
そして、からまりがほどけるようにちょっとずつでいいから動いていきたいな。

ではまた!

https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594097189


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