今日の本|「PACHINKO」ミン・ジン・リー
海外文学が好きで、よく読みます。
なかでも好きなのが、家族もの。
複雑な親戚とか、召使いとか、近所の人とか、はじめに登場人物紹介や相関図があるようなのが、特に好みです。
好きなくせに、その登場人物の多さに、読む前からうんざりするような本。
この「PACHINKO」も、たっぷり上下巻、韓国4世代の長編小説です。
読んでる間、しっかり物語に巻き込まれて、近所に住むおばさんのように、家族たちの様子を見守りました。
全編を通して主要人物として描かれるは、朝鮮に生まれ育ったソンジャ