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今日の本

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面白かった本、印象に残った本、役に立つ本を紹介します。
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#本好き

今日の本|「ザリガニの鳴くところ」ディーリア・オーエンズ

あんまりフィクションばっかり読んでると、現実社会に適応できなくなりそうだから、一時期は控…

今日の本|「わたしは英国王に給仕した」ボフミル・フラバル

チェコはプラハのホテルで、給仕見習いとして働き始める男の物語です。 主人公は給仕長を経て…

今日の本|「しらふで生きる 大酒飲みの決断」町田康

もういい加減お酒やめよう、と何度か断酒を決意し、チャレンジしています。 飲酒は時間食い虫…

今日の本|「楽園への道」マリオ・バルガス=リョサ

画家ゴーギャンとその祖母トリスタンの、まさに波瀾万丈、壮大な物語、「楽園への道」。 この…

今日の本|「詩のこころを読む」茨木のり子

今朝、ゆっくり昼近くまで寝ていた夫に、 「何してた?」と聞かれ、 「詩を読んでた」と答えた…

今日の本|「アドルフに告ぐ」手塚治虫

昔、暇なときに繰り返し読んでいたマンガ、「アドルフに告ぐ」作:手塚治虫 を約20年ぶりに読…

今日の本|「PACHINKO」ミン・ジン・リー

海外文学が好きで、よく読みます。 なかでも好きなのが、家族もの。 複雑な親戚とか、召使いとか、近所の人とか、はじめに登場人物紹介や相関図があるようなのが、特に好みです。 好きなくせに、その登場人物の多さに、読む前からうんざりするような本。 この「PACHINKO」も、たっぷり上下巻、韓国4世代の長編小説です。 読んでる間、しっかり物語に巻き込まれて、近所に住むおばさんのように、家族たちの様子を見守りました。 全編を通して主要人物として描かれるは、朝鮮に生まれ育ったソンジャ