ウィーズでは、2024年、新しい事業に取り組むことになりました。 それが「パランパルミル・ジャパン」をつくっていくことです。 パランパルミルは、フランスの民間機関が…
先日の土曜日。 うちの息子の小学校はじめての運動会。 なぜかクラス代表で開会式で挨拶をする機会をもらったようで、超応援モードでした。 わたしはPTAのお手伝いをさせ…
私は長い間コールセンター業務に身を置いてきました。 新人研修の役回りに就くことも多かったので、「ロープレ」というのは日常的にやってきました。 ウィーズのLINE相談…
昨日のabema primeご覧いただいた皆様ありがとうございました! 子どもにとっての親の離婚というところに焦点をあてつつ、『離婚しづらい世の中がいいのか』『離婚をポジ…
2024年のゴールデンウィークが終わりますね。 私はというと、体調を崩していて散々でした(笑) 息子をどこに連れて行ってやることもできず(基本的には、混んでいるときは…
noteを勢いでだーっと書いてきましたが、ここまでで書いてきたことが「パランパルミルへの思い」と共に歩んできた日々です。 思いをかたちにしていくときに、私が大事にし…
特定非営利活動法人ウィーズ 理事長の 光本 歩 です。 わたしの自己紹介をこちらの記事でまとめておきます。これでもだいぶ端折っています(笑) 随時更新していきますので…
さて、この「パランパルミルをウィーズの事業にするまで」シリーズもあと2回になってきました。 事業になった後のことはこれからたくさん書いていくことになると思うので…
フランスではソーシャルワーカーの一種に「エデュケーター」という職業があります。 たとえば在宅で親子を支援をする現場ではエデュケーター1人で約10家族ちょっとを担当…
今、ウィーズには100名ほどの支援員さんがいらっしゃるのですが、『草の根子どもサポーター』という名称がついています。LINE相談や親子交流(面会交流)支援、その他の活…
フランス現地の現在のパランパルミルのお話に大いに刺激を受け、大興奮の私は、もうこれをやるぞ!という気持ちになっていました。 おかげで2023年→2024年の年末年始は、…
昨年末にはフランスのパランパルミルの県の代表を2022年まで務められたアンヌ=ソレーヌさんとオンラインで対話する機会をいただけました。 通訳もしてくださった安發 明…
みなさんは子どもの頃「今日は家にいたくない」と思ったことはありますか?私はめっちゃあります(笑) 友達の家にとまったり、バイト先の仲間の家にとまったり、よくしてい…
さて、ここまでパランパルミルをウィーズの事業にするまでのあゆみを書いてきていますが、まだ途中です。 こうして、パランパルミルを事業化にチャレンジをすることになる…
昨日の記事で、ようやく「今必要なこと」と「パランパルミル」がつながったことをお伝えしました。 私たちは、家庭環境や親子関係にしんどさを抱える子どもたちが『ひずみ…
社会起業塾の途中でおこなわれた「分科会」ではIIHOEの川北秀人さんによる「顧客リサーチ」の講座がありました。 題して「顧客リサーチを通して最適な事業を考える」 私…
ウィーズでは、2024年、新しい事業に取り組むことになりました。 それが「パランパルミル・ジャパン」をつくっていくことです。 パランパルミルは、フランスの民間機関がおこなっている子育て支援のしくみです。(フランスのパランパルミルHP) パラン=パル=ミルを直訳すると「1,000人の親」となります。 その名の通り、親のように「その子ひとり」に関心を寄せる大人をいっぱい増やそう!という取り組みです。 「フランスの半里親制度」と呼ばれることもあるパランパルミル。 里親と聞く
先日の土曜日。 うちの息子の小学校はじめての運動会。 なぜかクラス代表で開会式で挨拶をする機会をもらったようで、超応援モードでした。 わたしはPTAのお手伝いをさせていただく予定だったので息子と共に学校入りしたのですが、孫の勇姿を見たかったようで私の父が開会式前に現れました。 じー『運動会はみんなおんなじ帽子かぶって、おんなじ服着て、だれがだれかわからんな〜孫の代となると余計に目が見えへんくなってるわ、ははは』 私『ほんまやな〜親でもわからんけどな、ははは』 と談笑
私は長い間コールセンター業務に身を置いてきました。 新人研修の役回りに就くことも多かったので、「ロープレ」というのは日常的にやってきました。 ウィーズのLINE相談でも「ロープレ」は研修の中で当然行われています。 私が考える「ロープレ」は、自分(応え手)がいて、相手(何らかの困りごとを抱えている人)がいて、それぞれによくあるセリフや状況が割り振られていて、○○と言われたらどんなことを考えればいいか、どんな言葉が適切かを考える訓練の場として利用してきました。 しかし、その
昨日のabema primeご覧いただいた皆様ありがとうございました! 子どもにとっての親の離婚というところに焦点をあてつつ、『離婚しづらい世の中がいいのか』『離婚をポジティブにすべきなのか』という問いがありました。 ようするに、もっといろんな家族の形に寛容な社会になってほしいという願いからだと思うのですが、『うまくいかなかったら離婚すればいいよね』という考え方に繋がると、それは寛容ではなく、大人が相互理解を諦めることの正当化のように感じてしまいます。 私は親が離婚をし
2024年のゴールデンウィークが終わりますね。 私はというと、体調を崩していて散々でした(笑) 息子をどこに連れて行ってやることもできず(基本的には、混んでいるときは基本どこも行かず、空いているときに行こうねというスタンスでは常にあるのですが)、 明日からの学校で『GWどこいった』トークに寂しい思いをするんじゃないかという、もっともらしいけどあんまり重要じゃない心配をして(笑)、とりあえず焼き肉を食べに行きました。 「鉄板で自分で焼くって、特別だよねっ!」という親のお
noteを勢いでだーっと書いてきましたが、ここまでで書いてきたことが「パランパルミルへの思い」と共に歩んできた日々です。 思いをかたちにしていくときに、私が大事にしているのは『やれる方法を探す』ということです。 かたちにする方法は無限にあります。 例えば、学習支援塾を始めたときは、「店舗を借りて融資を受けてバーンとはじめよう!」という方法ではなく、マンションの1室でできることから小さくはじめました。 LINE相談については曜日や時間を決めて対応する方法ではなく、24時
特定非営利活動法人ウィーズ 理事長の 光本 歩 です。 わたしの自己紹介をこちらの記事でまとめておきます。これでもだいぶ端折っています(笑) 随時更新していきますので取材やヒアリングの際は事前にご覧いただけるとありがたいです。とにかく長いので、ご関心あるところだけ読んでみてください。 ■大まかなこれまでのこと(概要) ・1988年8月、大阪で生まれる ・2002年7月、親が離婚・夜逃げして静岡へ ・2007年3月、静岡の高校を卒業する ・2007年4月、東京の大学に入学
さて、この「パランパルミルをウィーズの事業にするまで」シリーズもあと2回になってきました。 事業になった後のことはこれからたくさん書いていくことになると思うのですが、「事業になる=ウィーズで取り組んでいくことが決まる」というところまでを期間として、書き留めてきています。 そういう意味では、次回に書く「みてね基金イノベーション助成」の採択が、事業にできることが決まった瞬間なので、そこまでをこのシリーズにします。 いつかここまでを振り返ったときに、笑顔で思い出せるようなその
フランスではソーシャルワーカーの一種に「エデュケーター」という職業があります。 たとえば在宅で親子を支援をする現場ではエデュケーター1人で約10家族ちょっとを担当しています。 他にも、路上エデュケーターやネットエデュケーターなど様々な現場で様々なケースに対応しています。 安發さんが訳された『ターラの夢見た家族生活~親子をまるごと支えるフランスの在宅教育支援~』では、精神疾患のあるお母さんと暮らすターラちゃん(小学生)と、在宅教育支援エデュケーターとしてターラちゃんに携わる
今、ウィーズには100名ほどの支援員さんがいらっしゃるのですが、『草の根子どもサポーター』という名称がついています。LINE相談や親子交流(面会交流)支援、その他の活動に現場で対応してくれている仲間です。 この名称もサポーターのみんなで案を出し合い、投票して決めました。 2022年1月から支援員研修をはじめ、3か月に1度新しい期がの研修がスタートするという流れで2年間、草の根子どもサポーター養成講座を進めてきました。 2022年1月はプレ実施(1期)、その後、 2022
フランス現地の現在のパランパルミルのお話に大いに刺激を受け、大興奮の私は、もうこれをやるぞ!という気持ちになっていました。 おかげで2023年→2024年の年末年始は、家族でクリスマスとお正月に何を食べるかということと、パランパルミルのことばかり考えていました(笑) 上記の記事でまとめた他にも、この対話の時には安發さんにさまざまなことを教えてもらいました。 例えば、フランスで里親になるには300時間の研修が必須になっていることや(日本は必須研修は5日間)、フランスの政令
昨年末にはフランスのパランパルミルの県の代表を2022年まで務められたアンヌ=ソレーヌさんとオンラインで対話する機会をいただけました。 通訳もしてくださった安發 明子さんにたくさん動いていただきました。(感謝) アンヌ=ソレーヌさんはご本人も施設をでられており、現在はパリの当事者団体の運営を担っている女性です。フランスは各県に当事者団体の設置義務があり、その費用は県が支払う運用だそうです。施設を出た方と現在入所されている方の権利を守る活動もされています。 私自身がまだま
みなさんは子どもの頃「今日は家にいたくない」と思ったことはありますか?私はめっちゃあります(笑) 友達の家にとまったり、バイト先の仲間の家にとまったり、よくしていました。うちの親はそのあたりゆるかったので、そこはよかったなあと思います。 先日書いた以下の記事で、触れられなかったことを今日は書きたいと思います。 記事の中で、 ということを書いたのですが、 子どもたちが生い立ちのひずみを「これでよかった」と思えるまでになっていく(=浄化する)までに、『家族と縁を切るまで
さて、ここまでパランパルミルをウィーズの事業にするまでのあゆみを書いてきていますが、まだ途中です。 こうして、パランパルミルを事業化にチャレンジをすることになるわけですが、この間に、大きな出来事がありました。 それは2023年の7月のこと。 ICC登壇準備のための面談やワークショップ、社会起業塾の予科プログラムがはじまるという時期でした。 ウィーズで関わっていた若者が 自殺で亡くなったのです。 亡くなっているのが見つかる直前の夜中に私は彼女とLINEでやりとりをして
昨日の記事で、ようやく「今必要なこと」と「パランパルミル」がつながったことをお伝えしました。 私たちは、家庭環境や親子関係にしんどさを抱える子どもたちが『ひずみの犠牲』につながらないように願い、活動をしてきました。 そのときに、全支援員に共有している2つの「支援活動の軸」があります。 それは、いかなる状況下においてもその子はもちろん、その子のルーツである親のことも否定しないということと、家庭環境という経験がひとりひとりの中で消えることはないものであることを理解するという
社会起業塾の途中でおこなわれた「分科会」ではIIHOEの川北秀人さんによる「顧客リサーチ」の講座がありました。 題して「顧客リサーチを通して最適な事業を考える」 私のように自分自身が過去の当事者である場合、「こういうことを当事者は必要としている」「こういう困りごとを当事者は抱えている」ということを思いつきやすいはずです。 しかもそれが、わりとクリアだったりしちゃうので、現在の当事者と共感しあえたりもして、「やっぱりそうだよね!」と確信に変わる場面があります。 しかし、