AyumiKatayama
ソフトウェア開発に関するあれこれをいろいろと。
思ったこと、思いついたこと、など。
C言語に関するあれこれ
『夕顔』です。 どんな物語かというと・・・。 ある日のこと。「ある日」というのは『源氏が六条に恋人を持っていたころ』である。「六条に恋人」? そんな話はまだ出てきておらん。そのうちに出てくるんだろうか。 で、その「六条の恋人」に会いに行こうとして、五条に寄った。源氏は普段二条におるので(多分)、二条から六条に行こうとして五条に寄った。そういうわけか。京都は今も一条、二条、三条、・・・と並んでいるのでわかりやすい。一千年前の平安の世から変わらぬとは、考えてみればすごいことだ
一時期、西村京太郎を読み漁っていたことがある。仕事が忙しい時の息抜きにちょうどよかった。 週末に5〜6冊を古本屋で買い込み仕事の合間に読む。購入した作品が重複することがほとんどなかったのには、我ながら呆れるというか感嘆するというか。一気に読んだのがよかったのかもしれない。トラベルミステリーシリーズはそのどれもがとにかくよく似ていて、というより主要登場人物がほとんど同じなので、時間を空けて読むとおそらくは読んだのか読んでいないのか判断は難しくなっていたろうと思われる。 西村京
先日、旧優生保護法に関する最高裁の判決が出た。全面的に被害者に寄り添った判決である。判決文はかなり踏み込んだもので、読んでいて興奮もし感動もした。判決文を読んで感動を覚えるとは思いもしなかったことである。そのことをどうしても記録に残したかった。 令和六年にくだされた五つの判決2024年7月3日にくだされた旧優生保護法に関する最高裁の判決は、全部で五つある。 原審 札幌高等裁判所 上告棄却 原審 仙台高等裁判所 破棄差戻 原審 東京高等裁判所 上告棄却 原
NHKスペシャル 法医学者たちの告白 7/7(日)午後9:49まで配信中 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024063021693 これらは全て法医学者の告白である。何十年も前の話ではない。今もある現実である。 「全く無視された」と強く思わせたのは、栃木県今市市の女児殺害事件の控訴審である。一審から、検察は次のように主張していた。 殺害現場は遺体遺棄現場である 遺体は山道から山の斜面に向かって投げた 山道から遺体発見現場まで広くルミ
alias の世界へようこそUnix という OS には alias という機能があった。 そして今の Linux にも同じものがある。 「alias」と書いて「エイリアス」と読む。 コマンドを別名に定義する機能である。 かつてのコンピューターと言えばパソコンも含めてコマンドラインインタフェースだった。今はマウスを使ってウィンドウを駆使するグラフィックユーザインタフェースが主流だが、もちろん最初からこのようなインタフェースがあったわけではない。キーボードをカタカタと叩いて
そう言えば、6月の27日は息子の誕生日だった。二十歳の誕生日だ。すっかり忘れていた(笑)。息子は大学に進学して下宿を始めているので家にはいない。私は私で珍しく仕事が忙しく、息子もいないとなるといよいよ家のことに構わないので帰宅が22時頃になるのもしょっちゅうという有り様で息子の誕生日など意識に上らない。思えばあれから二十年になるのかと感慨深くはある。出産後、産湯をつかってすぐに、私がまだ分娩台から降りないうちに私の胸にのせてもらった。あの重みは今も忘れない。 母がよくこう言
先日スマホの機種を変更した。 AQUOS から Google Pixel への変更である。 機種を変更して変わったなと思うことを書いてみるだけ。というほどに大げさなことでもないけど。 イヤホンジャックがなかったショップでお姉さんがいろいろ話している中にこういうものがあった。 むぅ。日本のメーカーだったら、もしかしたらまだ根性でつけていたかもしれない。いや、日本メーカーでももうないのか。 パソコンでもいろんなコネクタがなくなっている。ノート型、タブレット型になるといよいよ
そう。スマホは一週間ほど前から様子がおかしかった。突如電源が落ちる。 夜、充電をセットして眠りについたらスマホも眠っていた。朝起きて手にしても沈黙である。何度も電源キーを押し、なだめてすかして十分くらい格闘した後になんとか起きてくれる。まるで爆睡している息子を相手にしているようだ。理由はわからないが幸いにして眠るのは夜間に限られていた。だが、昼間に眠られると困る。二段階認証のパスコードが飛んできても確認する手段がない。第一、次も目覚めてくれるのかどうかさえ心許ない。もしもそ
試験フェーズに入るとテンションが上がる。今日も、H/WかS/Wかどちらに問題があるのかわからない現象に遭遇。明日どうやってつかまえようかと、そんなことばかり考えている。再現性があるから、早晩原因はわかるだろうと思う。ICEがあれば………。いや、これはブレークしてもつかまらないな。
「上級編」にしようかと思ったけど、「上級編か?」と思い直し「マニアック編」とした。 一番の理由は「環境依存する」ということである。 故に、コードをコピー&ペーストして実行しても同じ現象が発生しない可能性がある。 更に、C言語のあまり見慣れない仕様も関係している。私はこの仕様を利用したコードをみたことがない(と言っても井の中の蛙であるが)。 先日のC言語記事にコメントいただいた内容である。 ソースコード#include <stdio.h>int main(){ //機能
憲法記念日はとっくに過ぎているんだが。 きっかけはこちらの記事で。 こちらの記事がnote に投稿されたのは 2022年。 初出は2012年と、十年以上にさかのぼる。憲法を国際比較した論文についての記事である。少し古くはあるが(十年一昔とも言うが)とても興味深い。 憲法比較項目当時、憲法を比較するにあたって確認された項目の一部である。 1 信教の自由 2 報道・表現の自由 3 平等の保証 4 私的財産権 5 プライバシー権 6 不当逮捕・拘束の禁止 7 集会の権利 8
「日本会議」というものをご存知だろうか。 不勉強にして、私はそれをほとんど知らなかった。 この本を読んで、なんだか気が滅入るばかりだった。 いや、本そのものに対してではなく、日本会議に対して、である。 著者の結論いきなり著者の結論からで申し訳ない。だが、かなり強いインパクトを持って迫ってこないだろうか。 民主主義体制を死滅に追い込みかねない 本書を読みながら私も同じような危惧を抱いた。もちろん、それを結論に持つ著者が書いた文章なのだから、そのように先導されている可能性は
前回の続き。 前回? 前回っていつだっけ? 変数の宣言は関数の初めにそうなのよ。関数の初めに宣言しておかなければならなかったのよ。かつては。ところが、今ではどこで宣言してもOK………なのか? JISX3010 P.70 「6.7 宣言」の制約にはそのようなものがなかった。 clang も、次のコードに対して何ら警告を発しない。 void test1(){ int i = 3; printf("i is %d 0x%x\n", i, i);
こちらの記事の答えである。 そもそも、いったい何を間違ったのか再掲すると、例外を引き起こしたのはこのコードである。 #include <stdio.h>int main(){ const static char* name[] = { "aaa" "bbb" "ccc" }; printf("%s\n", name[0]);
今日出くわしたバグである。 できたてのホヤホヤだ。 #include <stdio.h>int main(){ const static char* name[] = { "aaa" "bbb" "ccc" }; printf("%s\n", name[0]); printf("%s\n", name[1]);
ふきを炊いた。 ほれぼれする色。 まるで宝石のように。 この色をなんと名付ければいいのか。 和色なら近い色がありそうだけど、まさにこの色はないかもしれない。ふき色としか言うしかないような。 皮を剥きながらうっとりする。 その香りでさらに顔がほころぶ。 ふきと聞くだけでこの香りを思い浮かぶ。 最近は通年で食する野菜も多いけれど、ふきはこの時期にしか出回らない。だから、見かけるとつい買ってしまう。長いから籠にも袋にも入りきらない。そのまま手に持ち肩にかける。 下処理はあまり