Annaの日記 犬というこども③
犬は3歳くらいの知能があるという言われているが、ずる賢さも入れて犬は本当に賢い動物だと思う。
シンパパの夫は、過保護なくらい犬を溺愛していた。その分しつけもしっかりとしていた。
ひと通りの芸が出来るだけでも、私はびっくりしたが、何より驚いたのが
トイレを絶対家でしない事だった。
うんちだけでない、おしっこすら絶対家でしないことには驚いた。
過保護シンパパは、そんな息子(犬)を思い、会社の飲み会があるときはなんとベビーシッターならぬ、犬シッターを呼んでトイレ散歩をさせていた。
夫と最初に会う約束をしたときに、「夜会うなら、シッターの調整をしてから連絡する」と意味不明な連絡をもらい「こいつ絶対嫁いるな」と思った事が笑えてきた。
冒頭に書いた通り、賢いという事は「ずる賢さ」も伴う。
とにかく「真ん中」にいたいこの犬。どんだけ愛情不足なんだと思うくらい真ん中を死守する。
最初は前の彼女が去った寂しさがあるのかなと思っていたが、その真相はこの犬の心の中にしかない。
最初は私も犬知識がゼロだった為、色々ネットで調べた。
犬にも分離不安があるという事に驚いた。
確かに、仕事をしているおじさんと犬。いくら愛情があっても
物理的に仕事をしている間はずっとゲージの中で過ごし、つまらないだろう。
最初は眠くても全力で遊びたいモードで、しまいにはふらふらとしていた。
なぜかわからないが、夫は犬と別々で寝て、週末だけ一緒に寝るというスタイルをとっていた。
しかし、私がいくようになってから、平日でも3人で寝るようになった。
もしろん 「真ん中」を死守する。
イチャイチャしようもんなら全力で止めにかかる。
もう全く集中出来ないくらい「ボクを一人にするな!!」と間に入り
鳴きわめく・・・
・・・てなわけで数えきれないくらいの「中断」が起き、私たちは早い段階でレスぎみになった。
したくない訳ではない、出来ないのだ・・・
だから・・・妊娠がわかった時は本当に驚いた。
病院で先生に「妊娠検査薬は妊娠以外でも反応しますか?」と
とんちんかんな事を真剣な顔で聞くくらい心当たりがなかった。
このチャンスを失ったら、もう妊娠なんて
不可能と精子が思ったんだと思う
〜続く〜
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