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最速1分でわかる『コーチングの基本』の読書感想文

時代も平成から令和になり、好きなことを仕事にする時代へと移り変わっているそうですね、、、。(最速1分でわかる『お金2.0』の読書感想文

とはいえ、私は典型的な自分のやりたいこととか分かんない!がむしゃらに頑張ってみてはいるもののはどこに向かっているのか分かんない!というタイプです。そんな時に『コーチング』というものを知り合いにやってもらいました。簡単にいうと色々な角度からの質問に答えることで、自分の価値観ややりたいことが何か、そこに対して何が足りないのかを整理するのですが、もやもやしていたことがだいぶすっきりして軽く感動しました、、、。

そこで、単純な私は『コーチング』ってスゴイ!自分でもできるようになりたい〜!ということで今回は、コーチングの入門書とも言われているらしい『コーチングの基本』を読んでみました!

今回は具体的なやり方、というよりコーチングがどんなものであるかに重点を置いています!

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■コーチングってなんやねん

まず、定義としては『対話を重ねることを通して、目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセス』。むずかしい。つまりは、何かしらの目標を持っている人(クライアントと呼ぶそうです。)に対して、必要なことが何かをその人自身で考えて行動することを対話によって課題と対策を考える手助けすること、らしいです。具体的にはAとBしかなかった選択肢にCの選択肢を見つけたり、逆になんとなくやりたいと思っていること(願望)の選択肢を決める(決意)ことがあります。

■やりたいこととか目標がそもそもないんだけど、、、

いやいや、目標とかやりたいことないからコーチングとかできないじゃん?って思った人もいるんじゃないでしょうか。これ結構あるあるな気がしていいて、普段からこれを目標として生きていこう!ってことを考えたりすることってなかなか難しいと思うんです。でも、そんな人でも何かしらの満足や不満って抱えてるはず。そして、それは現実に対して期待があるから。その期待から自分の目指している姿や目的を明確にすることを始めるのもコーチングの役割のひとつです。例えば、毎日コンビニ弁当嫌だ〜!であれば、自炊をやってみる、高めのレストランにも行けるようにお金を作る、を目標にするとかですかね。笑

■コーチングに重要なPBP

コーチングを実際に行っていくにあたり重要な『Possesion(スキルなどの身につけるもの),Behavior(実際の行動),Presence(価値観などの考え方)』という視点が大切になってきます。今、必要なものがどれか、を見極めることから始めますが、これらはお互いに関係し合っているため、あくまで3つセットであることを忘れずに。

初めてパソコン業務を行う(Possesion)にあたり、マニュアルを見ながら進めているものの(Behavior)、一人で解決したいという思いがある(Presence)ため他の人に質問ができない状況があれば、Presenceから解決が必要になってきます。なぜ、一人で解決しようと思うのかを質問していくことによって原因を探っていきます。

■コーチングの三原則

PBPも整理できたからといって、深掘って質問していけばいいというものでもないそうです。確かに逆の立場に立った時に目標達成のためとはいえ突然、自分について急に色々聞かれてもびっくりしちゃいますよね、、、。そこでコーチングを進めるうえの三原則が『双方向、継続性、個別対応』です。

まず、双方向とはいわゆる会話のキャッチボールのことです。深い思考にたどり着くために信頼関係を築くことも必要となり、対等な立場で言葉を受け止めることが重要です。

環境の変化にも対応し、行動を続けられるようにすることが継続性です。ここでのコーチングの役割としては意欲の向上と目標に対するズレの修正です。具体的な内容は割愛しますが、褒めつつフィードバックをする!というのが簡単な内容です。笑

個別対応は読んで字の如く、それぞれに対してやり方をカスタマイズすることです。部活でも褒めて伸びるタイプ、悔しさから伸びるタイプだと指導者の声の掛け方は変わってきますよね。ただ、タイプの枠に囚われずにどんな人であるのかは、常に考え続ける必要があります。

■コーチングのやりかた

いよいよ実践!プロセスとしては本当は6段階あるのですが、ちゃちゃっと特に大事な『目標の明確化、現状の明確化、ギャップの原因分析』の3つを先ほどのコンビニ弁当の例で紹介します。

まず、コンビニ弁当が嫌な理由として、出来るだけ化合物が入っていない料理を食べたいので自炊をすることを目標にしたとします。(目標の明確化)

また、現状、簡単な料理ならすでに作れるとします。平日は疲れてしまうため厳しそうですが、週1回、土日のどちらかなら自炊が始められそうです。(現状の明確化)

ただ、土日に自炊をできていない理由は何でしょうか。どうやら、普段自炊をしないため調味料や食材、道具が揃っていないようです。(ギャップの原因分析)

すると、以上の流れで最初の取り組みとして調味料などを買うところから始めることになります。

■デキるコーチとは

ここまでコーチングのやり方まで書いたものの、結局、技術ありきではなく、相手の目標達成を支援する上でどのような意図や目的を持って、何に目をつける必要があるかを明確にすることがやはり重要だそうです。コーチングの流れのひとつの目標の明確化のステップと同じですね!

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目標に向けて努力する!ってどんなシーンでも大切なことですが、くじけそうな時もあるし、実は手段が間違っていた!なんてこともありますよね。私は、そんな時に自分自身をコーチングすることでちょっとでも、もやもやを晴らせるようにもう少しコーチングを勉強してみようと思います!


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