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あや
2020年5月18日 19:59
くぅ~~~、泣ける泣ける。料理にまつわる15の物語がおさめられた角田光代さんの『彼女のこんだて帖』を読んだ。夜にハイボールを飲みながら読んだら、こらえきれずこっそりと泣いた。お酒が入るとやばいぞ、これは。失恋をした女性が自分を励ますためにラム肉を焼いたり、妻を亡くした男性が妻の手料理を思い出したくて料理教室に通ったり、どの話もじんわり切なく、あたたかく、どうしようもなく泣けてきてしまうのだ
2020年5月5日 15:36
「書くことが好き」そう思うようになってから、書評はずっと気になるジャンルのひとつだった。自分の書いた文章で、自分がよいと思った本を、誰かが読もうと手に取ってくれるかもしれない。これって、とてもワクワクすることじゃないだろうか。だから『書評の仕事』(印南敦史/ワニブックス)をAmazonの新刊コーナーで見かけた時、これは必ず読もうとチェックした。著者の印南敦史さんは、複数のウェブメディアで年