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紅葉が絶景すぎた!小諸眺望百選・関東の富士見百景『飯綱山公園』

長野に来てから、標高を意識することがとても増えました。「少し寒い場所に行くと、ココって標高どれぐらいなの?」という会話が普通にあるなぁと思っています。
そして、高低差があるが故に、とても綺麗な眺めを楽しめる場所が多いなぁと思っています。そんな中、今回は私が住んでいる佐久市のお隣、小諸市では『小諸眺望百選』と題している場所をご紹介したいと思います。

そもそも、まず『小諸眺望百選』とはですが

小諸眺望百選
小諸の豊かな自然と眺望の素晴らしさを見直し、小諸の新たな魅力発見のために選定された33地点をご紹介します。
  小諸は標高577mの千曲川から、標高2568mの浅間山まで南北にのびる坂の町。どこから眺めても、やわらかな稜線を持つ浅間山連峰、ゆったりと流れる千曲川。真っ青な空、さわやかな風の吹き抜ける新緑の高原、幾重に色あざやかな錦模様の紅葉。なつかしい里山の風景、桜桃の花咲く田園、集落。・・・四季折々に訪れる人をやさしく迎えます。

(小諸って、高低差が約2,000mもある市なのか…!)

さて、今回はそんな『小諸眺望百選』の1つ『飯綱山公園』です。
写真は2ヶ月前の絶景を撮影したまま、投稿できていなかったものになりますので、紅葉の秋の絶景です。

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小諸市の財産「浅間山」への眺望を未来に引き継ぐため、当地を重要な視点場として指定します。 小諸市

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もうこちら本当に絶景でして、細かい説明は一度省きます。
まず、見てください!

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この飯綱山公園は『関東の富士見百景』にも選ばれているようです。

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飯綱山公園歴史の広場(富士見城跡)は戦国時代の山城跡で、小諸鍋蓋城の支城としてつくられたものと考えられおり、今でも広大な削平地や急斜面に石垣が残されています。浅間山の南斜面、飯綱山の山頂に位置しているため、大変眺めが良く、富士山を眺望できることから富士見城の名がついたと言われています。現在は、飯綱山公園の一部として、物見やぐら等の休憩施設や小諸高原美術館等も整備され、子供から大人までが楽しめる歴史と文化の総合公園となっています。この歴史の広場からは、富士山だけでなく、近くには浅間山、千曲川、小諸市街地、遠くには八ヶ岳、蓼科山、北アルプスまで眺望することができます。

そうなんです。
飯綱山公園は元々、『富士見城』の跡地なんです。

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富士見城
富士見城の築城年代は定かではありません。大井氏が滋野氏に対する備えとして築いたとする説、武田信玄が天文年間(1532年~1554年)に佐久地方へ進出した際に拠点である鍋蓋城(小諸城の前身)の支城として整備したとする説などがあります。武田氏滅亡後、徳川氏・上杉氏・北条氏に加え、真田氏が信州の支配権を争った「天正壬午の乱」の際には徳川家康の家臣である柴田康忠が一時居城としました。その後、豊臣政権下で仙石秀久が小諸城主となってからも小諸城の支城として存続しましたが、元和の一国一城令で廃城となりました。現在は「飯綱山公園 歴史の広場」として整備されており、城の名前のとおり、晴れていれば富士山を遠望することができます。また飯綱山全体が岩山であることから、信州の城としては珍しくほぼすべての曲輪で石積みが使用されています。

長野は絶景と歴史が交わる土地。そしてこの地は本当にただただ素晴らしい絶景でして。きっと、この地のこの景色を当時の将軍たちも見ていたと思うと感慨深いですし、きっと日本の未来を考える場所だったんだろうなぁと思ったりしてしまいますね。

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