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「エッセンシャル思考」を読んでみた

どんな本?

エッシェンシャル思考とは何か、選択の方法、捨てる方法、そして仕組み化する方法について、記載されています。
一貫して、エッシェンシャルとなる本質とは何なのか?は読者自身に問われていますが、一度きりの人生をどのように生きていくべきかを考えさせられる一冊になっています。

読んだきっかけ

エフォートレス思考の著者が書いた本の第一作品目らしい。全米ベストセラーとのこと、かつ、Kindleで割引があったため購入。
副題で「最少の時間で成果を最大にする」とあり、タイムマネジメント系かと思いつつも、システマティックに物事を進めるノウハウが強いのかな?という印象を持っている。
仕事やプライベートに何かしらの良い知見が得られたら嬉しいと思っている。

気になっていた言葉

優秀な人ほど成功のパラドックスに陥りやすい
第1段階: 目標をしっかり見定め、成功へと一直線に進んでいく。
第2段階: 成功した結果、「頼れる人」という評判を得る。「あの人に任せておけば大丈夫」と言われ、どんどん多様な仕事を振られるようになる。
第3段階: やることが増えすぎて、時間とエネルギーがどんどん拡散されていく。疲れるばかりですべてが中途半端になる。
第4段階: 本当にやるべきことができなくなる。成功したせいで、自分を成功に導いてくれた方向性を見失ってしまう。

確かにおっしゃっている通りの事柄は成功者に発生していることが見受けられている。そして、より優秀な成功者はちゃんと目標設定をしているのだと感じた。

新たな習慣をつくりたいなら、古いトリガーにこだわる必要はない。新しいトリガーをつくって、有意義な行動を呼び起こせばいい。

私自身、この習慣やトリガーについては一考したことがあり、実際に行動に起こしている。
現に、本を読む習慣、noteにアウトプットする習慣、週次の振り返りをする習慣は、カフェに訪れてカフェラテを飲みながら実施するというトリガーが起因となっている。
これからインプットやアウトプットするぞ!というトリガーによって、2023年1月から2023年5月まで、実施することができている。

所感

私自身の人生で、何が本質にしていきたいのか?を考えたいなと思える一冊でした。本質目標が定まれば、何を選択して、何を捨ててればいいのかが明確になることは自明だなと。
私としてはエンジニアリング、マネジメント、イラスト、その他プライベートのあれこれと物事を4区分している。とはいえ、2023年時点で一番注力していることはプライベートであり、仕組み化作りに取り組んでいる。イラストは何も実施されておらず、私の人生の中核を為すのかを検討したい。とはいえ、成し遂げたいのだとは思っている。
エンジニアリングやマネジメントは会社での様々な出来事による仕組み化がされ、能動的に学んだりしているので知識としては蓄えられているが、私自身の将来を見据えた上でどのような仕事に注力するのかは一考しても良いかもしれない。

別途、睡眠の重要性は語られていた。身体は資本なので睡眠や運動はちゃんと時間を取るようにしている。皆様も適切な休養や運動をして、身体の健康を保つことをおすすめします。

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