会社員でいることの安心・安定?②
一周回って、「会社員も悪くない!?」と思い始めた 前回の記事からの続きです。
前回の記事はこちら↓
独立することに憧れていたのかも・・・
コーチングや、起業・複業に関わる勉強やコミュニティに参加したり、最近、自然と出会う方が経営者や個人事業主の方が多くなってきたこともあり、
「そっちの世界に行きたーい!」
「会社員の雇われの身のまま、妥協したくな~い!」
「自分でビジネスするって、清くてカッコいい!」
という声が自分の中でも響くようになっていました。
「何かを捨てないと、次は入ってこない」
「思いっきりダイブする覚悟がないと・・・」
なんて、経営者視点のアドバイスを受けたりすると、
「それができない自分は保守的なのか?」
「結局、リスク取れないじゃん」
と、最近は自分にダメ出しもしていました。
ウジウジと、チマチマと、複業のために本業を週1減らすところからなんて言ってないで、
「もっと、思い切った方がいいのかなぁ?」
と、悶々としていました。
でもでも、
今の時代、本当に、会社員でも複業という選択肢が開いているご時世で、
「何も無理して振り切らなくてもいいのでは?」
と、我に返ったのです。
またもや「ない」前提の不足感
ついつい、自分の不足に目が行ってしまっていたなぁ~と。
まさに、この記事で書いた「ない」前提の視点に囚われていた・・・
本業の環境の「ない」ばかりに目がいってしまっていたなぁ~と。
物足りない
満たされない
私はまだまだ(ここでは終わらない!)
でも、リアルに、複業での報酬に向き合ったときに、確実に会社員の時には感じなかった大きな揺らぎに直面したので、
会社員の時には、当たり前に「ある」ことが、見えていなかったことに気づかされたのです。
失いそうになってはじめて、そこに「あった」ことに気づいたという感じです。
今まで自分が蓄積してきたスキルをもって、誰かの役に立ち、安定した収入をもらえるフィールドがそこにあること
複業という柔軟な選択が取れるような環境がそこにあること
焦って走らされることなく、心の平穏を保って仕事できる場があること
そのありがたさが見えていなかったのだなぁ、、、
「ある」という満たされたところからの出発
この記事でも書きましたが、
「ある」前提の視点が持てると、満たされた、安心に根差したところが起点になる!
今の本業に、そこが見いだせたのは、大きな発見でした!
会社は1ミリも変わっていないのに、自分がどう受け取るか、どう解釈するかが全てなんだなぁと実感しています。
なんだか少し物足りなくて、ぬるいように感じて、会社の環境を愚痴りたい気分だったのが、感謝すら覚えたのです。
「ある」前提が起点になるって、本当に豊かなことです。
元々、会社員としての本業を軸に据えながら、複業を徐々に育てて行こうと思っていたので、一瞬、思い切れない自分に揺らぎも感じましたが、
「一気に舵を切る必要もなく、焦らなくていいのでは?」
と思い直しました。
実際に複業の報酬想定額と向き合ってみて、会社員を完全に辞めて、0リセットしてダイブしたら、変に不安になって仕事に集中できなくなりそうだし、ただただ稼ぐことに追われそうで、、、
それも求めているライフスタイルとは違うような気がしてきた今日この頃なのです。
「今、自分にある環境を大いに肯定したところから、出発したい!」
そんな風に感じています。
とはいえ、まだまだ、この葛藤はしばらく続きそうです。
『exit 消耗ループ=消耗ループから抜け出して軽やかに生きていく!』
最後までお読みいただきありがとうございました。