自分の中の「ある」をアウトプットする
昨日の投稿『不足感からの「インプット」迷走』の続きです。
不足感から、むやみにインプットに走りがちな私達、
でも、それは実はエンドレスなラットレース。
では、どうすればいいのか?
「ある」が見えない症候群
「私は、まだまだ」
「私には○○がない」
という「ない」前提の思考は、不足にばかりに目が行って、自分の中の「ある」が見えていない状態。
「自分なんて、何も誇れるものはない」
「私の強みなんて、何もない」
と、言う人は多いですよね。特に謙遜が美徳と言われる日本文化では、そういう思考に陥りやすい・・・
でも、何もない人なんていないはずです。
そりゃ、自分の内側にあるものは、ポジティブで良いものばかりではないです。本当は、ネガティブと思うような面もあってよいはずなのに、それを打ち消そうとしたり、見なかったことにしようとしていると、あるはずのものが、ないことになってしまいます。
世間の軸で評価した「あってはならない自分」を、どこかに追いやってしまって、なかったことにして、良い面の自分ばかり探そうとするので、
「私には何もない」
になってしまっているのかもしれません。
「ある」前提だから、アウトプットできる!
コーチングでは、自分の中に何が「ある」かを見に行きます。
私は、それこそがコーチングの本質だと思っています。
私自身も、コーチングを通して、今まで向き合ったことのない自分の一面も含めて、自分の中に何が「ある」かを知ることができました。
もちろん、全部を認識できたわけではなく、おそらく、一生かかって探究していくんだろうなぁと思いながら、私の中の「ある」を、日々、このnoteで『アウトプット』をすることに決めています。
そう、『アウトプット』は、自分の内側に何か「ある」からこそ、それを出すことができる、つまり「分かち合い」なのだと、コーチの先生からは教えて頂きました。
恐れから、不足を埋めようとするインプット重視ではなく、「私にはある」という満たされたところからのアウトプット、分かち合いができたら、とても豊かだと感じませんか?
アウトプットは怖い?
私も、このnoteも含め、公の場で、自分のことをアウトプットするのには、とても抵抗がありました。
「私の思うことなんて、もうどこかの誰かが言っているよね」
「あえて私が言ったところで、、、」
「自分のことをさらけ出して、批判されたくない、、、」
「私、特別な才能もってないし・・・」
いろいろな心の声が出てきます ><
Kindle出版をするときもそうでした。
出す前に、かなり抵抗感がありました。
でも、勇気を出して(半ば、開き直って)出版したときの反応は意外でした。
出す前に心配していたことは、ほとんど起こらず、むしろ、
「疑似体験するほど、痛みを感じながら読みました」
「私も変わりたいと思っているんです」
「最初から共感し過ぎて涙が出ました、、、」
ふだん、涼しそうに過ごしているように見えるこの人もあの人も、心の奥底ではいろいろ思ったり感じたりすることがあって、
それを、私のアウトプットによって、何かちょこっとでも刺激になったり、気づきのきっかけになることがあるのだな
と、気づかされたのです。
これは、アウトプットしてみて、はじめて気づけたことでした。
『exit 消耗ループ=消耗ループから抜け出して軽やかに生きていく!』
最後までお読みいただきありがとうございました。
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