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なぜ地元の法人会でディレクターをやっているのか?

なぜ地元の法人会でディレクターをやっているのか?

旅する経営者 あや社長です。

私は2015年に株式会社Wannabeを創業しました。
現在は湘南地域を中心に、企業研修の運営やイベント事業をしています。
また、フリーランスとしてもSNS運用・運用チーム作り、新規事業の立ち上げやオンライン講師などもしています。
最近はここに100名近く会員がいる、地元の法人会のディレクター(組織のNo.2的なポジション)が加わっております。

私は仕事のやりとりもオンラインがメインですし、正直、現在は結婚して旦那さんの勤務先の近くに住んでいるので、あまり地元意識もないです。
そんな私がなぜ地元の法人会のディレクターをやっているのか?
お話しすることでなにか皆さんのお役に立てれば、幸いです。


メリットとデメリット

地元の法人会でディレクターをやるきっかけ

地元の法人会に入会した理由は、お世話になっている経営者に勧められたから。
以上です笑
そうです、完全にお付き合いです笑

とはいえ、自分も自分の人生に頭打ちを感じていたので、なにかしら新しい挑戦をしたいと思っていました

それがきっかけで入会。
一回やると決めたら真面目にやるタイプなので、あれよあれよと事務方トップにまで上り詰めました笑
その時点で
「そろそろ仕事に集中したいし、もう少し穏やかに生きたい。次のディレクターポジションは辞退する。」
と周りに伝えていました。
しかし、現在の会長の説得を断りきれず(話を聞いてしまったのが敗因でしたね。。。)ディレクターを拝命しました。

とはいえ、全く計算がないかというとそんなことはなく笑
交換条件として、私の苦手なことを強要しない、という約束を取り付けた上で、「まぁやるなら、好条件をのんでくれる(多少わがまま言える笑)のはこの会長だろうな」と判断しました。
また、経営者としても20年選手の先輩で、自分自身学べることも多いかなと思いました。


ディレクターをやるメリット

そんなこんなで2ヶ月が経過しようとしていますが、現時点でも引き受けてよかったなと思っています。
その理由を3つお伝えします。

①仕事で経験できない経験ができる

一番大きな理由は、仕事で経験できない経験ができること。私の場合は特にマネジメントでした。
基本的に一人で仕事をする、もしくは、お願いするとしても業務委託でお願いするケースが多いため、そんなにマネジメントについて考えて仕事をしたことがありませんでした。

しかし、100人規模の法人会を運営していくとなると、
”誰をどこに配置したらいいのか?”
”組織的に動くにはどうするのか?”
”どうしたらいい組織を作れるのか?”
を考えなければ、自分一人で全てを把握し、動かすのは時間的にも体力的にも難しい状況は目に見えていました。

しかも、法人会のメンバーは自分の従業員ではないので、金銭的な関係はない人が多い状態です。
そのような人たちをどうやって気持ちよく動かして、組織にして、目標を達成していくのか?
これは難しい問題ですし、今でも悩むことが多いです。
しかし、この経験は本当に学びになりますし、現在は熱量が徐々に上がってきているので本当に皆さんの活躍がありがたいなと感じています。

これは自分の仕事にも確実に生きていて、チームで仕事をする時の温度感やコミュニケーションに気をつけるようになりました。
そうすると次の仕事の依頼が来やすくなったり、何よりも私も楽しく仕事ができるようになりました。


②人間力が磨かれる

先述した通り、報酬が出ていない関係かつ周りはみんな経営者や個人事業。
自分がリーダーで仕事をしている人たちの中で、私の提案や意見を通すのはやはり難しいことも多いです。
だからこそ、根回しを含めて事前準備をしっかりするようになりました。

また最終的に受け入れてもらえるかどうかは、結局は人間力になってくるので、そういう面でもかなり磨かれています。
最近、人間力というのは”応援したくなる力”だなと感じています。
そのために変に繕ったりせずに、
”できないことはちゃんとできないという”
”困っていることは困っているという”
”甘えるところは甘える”
など、自分が我慢するのではなく、自分のままで長く継続してやれるキャラ作りと環境づくりの重要性を感じています。


③集客やリサーチができる

オンラインで仕事をしていると、「お客様はオンラインの中にいる!!」と考えがちですが、私はそうではないと思います。

むしろオフラインの方が
・実際に困っている人が多い
・競合も少ない
・報酬も高めに出してくれる
お客様と出会えるように感じています。
そもそも法人会で人となりを知って仕事を依頼してくる関係性は、安く買い叩かれたり、値切られたりする確率は低いです。

なので、ハイブリッドで集客やリサーチをする方がいいと思っています。
オンラインだけで完結してしまうとよっぽどマーケット意識がない限り、お客様の顔や悩みが見えなくなってしまうように感じています。

時間はかかるかもしれないですが、自分に合うお客様と長くいい関係を築くためにも法人会はメリットがあると思います。
特に起業初期は、お客様と出会うまでがそもそも大変です。
法人をお客様にしたい人は法人が集まる場所に顔を出す、顔を出した時にポジティブに受け入れられる関係性を作るのも大事な営業活動だと思います。


ディレクターをやるデメリット

たくさんメリットがあるように見えますが、デメリットもあります。
それは時間が取られること会とのミスマッチが起きると気持ちが持っていかれることです。

多くの団体に集まりやポジションでの役割がありますし、飲み会などが多い団体もあるので、そこには時間が取られます。
”仕事と家庭を優先する”と強く思って、時間をとっていかないと「なんのためにやっているのか涙?」と本末転倒になってしまいます。

ただこれもすごくいいトレーニングにはなっていて、必然的に”選択と集中”が学べます。
仕事が少ないうちは、なんでもかんでも自分でやって失敗してもっと改善して、と1つの仕事に時間をかけることができます。
しかし、仕事が増えてくると、時間をかけるのが難しくなります。
その時に
・何を今自分はしないといけないのか?
・自分でないとダメなものはなにか?
・誰にならお願いできるのか?
と手放す感覚が必要になります。
自分のできることにこだわらなくなるので、さらにたくさんの仕事を受けられ、売り上げも上がります。

また、会とのミスマッチは是非ご自身の直感を大事にしてほしいと思います。
人とのミスマッチは、その人を避ければいいだけですが、会の方向性とのミスマッチは年々辛くなるだけです。

個人的に、私は飲み会と長くいるだけで声が大きくなっている先輩方との付き合い、そういう人たちに気を遣わないといけない環境が好きではないです。
なので
・飲み会が少ない
・長くいる先輩方が謙虚で人間力がある
・若い世代にもいろんな経験をさせようという環境がある
を考慮して今の法人会を選びました。
皆さんも是非、基準をしっかり設けておきましょう。


お客様に選んでもらえる自分になる

結論としては、自分の成長が”お客様や周りにいる人の幸せ”になりますので、大人も自己研鑽が必要です
不名誉ですが、大人が勉強をしない国として挙げられてしまう日本の中で、自己研鑽をしているだけでも周りと差をつけられます。
是非”お客様に選んでもらえる自分”になっていきましょう🎵

ビジネスは、何をやるかも大事ですが、どこでやるかも大事です。
自分に優位な場所で、効率的に勝っていきましょう!

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