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Sea Monkey と Top Cat

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仲間とのヨット旅の思い出を書いて行きます。
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イエローディンギーの思い出05

イエローディンギーの思い出05

入り組んだ水域を抜ける。
この間のイエローディンギーは大人しくついてくるだけ。
吠えもせず、立ち止まったりもせず、いい子に散歩する時のロイ(私の愛犬)の様だった。

かたや我々は、チャンネルマーカー(浚渫した航路を示す赤と緑のブイ)に翻弄されていた。
(詳しくはayascape.comのブログに書いたような?)

橋をくぐるため、マストを倒す。
1〜2時間、この作業に費やす。
(こちらもayasc

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イエローディンギーの思い出04

イエローディンギーの思い出04

頭から突っ込んだ槍付の桟橋は
アスタン(後進)で出港する。
されるがままのイエローディンギーとの出港大作戦は
最初はバウ(フネの前方)にクリート(ロープで留め)、後進してバースを抜けたら前進で回頭→この時にスタン(フネの後ろ側)へ移動する。
という感じでした。

進み始めたイエローディンギーに自動制御装置はない。なので、出港時はボートフック(長めの棒)で行動を管理する。

この時、メンバーは3名。

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イエローディンギーの思い出03

イエローディンギーの思い出03

ヨット旅出発の朝まで、イエローディンギーの出番はなかった。笑
重たいイエローディンギーは持ち帰った後、再び持ち出されるコトは無く。
彼女の処女後悔はイキナリの出港日。笑
ここで簡単に彼女のプロフィールを。

種類: イエローディンギー
素材: FRP 繊維強化プラスティック
長所: 黄色が可愛い、船検不要
短所: 重たい
相棒: Hondaの3馬力船外機

ディンギーを写真のように引っ張ると負荷が

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イエローディンギーの思い出02

イエローディンギーの思い出02

イエローディンギーを仲間に加えた我々には、もう一つ、得なければいけないものがある。
それは、オールと、あわよくば船外機。笑

海上でアンカリングしたヨットが、どうやって岸まで行くのか。
陸へ上がらないのもアリ、
泳いで行くのもアリ、
遊び方はあなた次第。
しかし、我々は遊びたい。
陸で食材を買いたい。
泳いで行く自信がない(と思っていたのはわたしだけ)
みんな素潜り上等、あそこまで泳いでいこうよっ

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イエローディンギーの思い出01

イエローディンギーの思い出01

ディンギーとはスナイプみたいな帆を持つ小さなヨットの呼び名だったり、フネの旅についてくる写真のような小さなボートだったり、ゴムボートみたいのを呼ぶ。
これの呼び方はディンギーと呼ぶ地域と、テンダーと呼ぶとこがある。
西オーストラリアではディンギーと呼んでいた。なので、タイトルもディンギーと名付けました。
値段はピンキリ。新品でセールだと200ドルで買えるのもあれば(買っている人がいた。教えて欲しか

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