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怒る人は結局怒る、楽しい人は結局楽しい

最短で説明資料を出したら「変更点を反映していない」と怒られる(変更前に出したんだから当然じゃん)し、みんなの意見が出切るのを待って全てが固まってから出したら「遅い」と怒られる。

何れにしろ、怒られる。

どうやったら怒られなくなるか考えた。
どんな変更がされるか予想し、予め説明資料に入れておく。そして、みんなの意見が出切った瞬間、Goして帰る。今度は上司より先に帰ったことに怒られる。

結局、絶対、怒られる。
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昔もそんなことが、よくあった。
背の高いO曲くんって人に挨拶を返すと必ずみんなの前で「りりいの挨拶の仕方のマネ」ってふざけられた。私は馬鹿されているようで嫌だったから「辞めて」と言う。辞めないから無視したら、「りりいに無視された」と私の人格非難で騒ぎ出す。

何れにしろ付きまとわれる。
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逆もしかり。
私がハンバーグを作ると「美味しい」と喜んで2日で1キロも食べてくれる彼がいた。
牛乳大さじ3の分量を間違えて3カップ入れて牛乳ハンバーグになったとき、「りりいちゃんも間違えることあるんだねぇ、面白いねぇ」とこれまた喜んでくれたのだ。
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きっと、文句言う人は何れにしろ文句をいい、喜んでくれる人は何れにしろ喜んでくれる。

何故なら感情をそのように表現する理由は、相手の行動に対する自分の評価ではなく、相手とどんな気持ちで一緒にいたいかだから。

上司は常に威張っていたい、
O曲弁護士は常にマウントを取っていたい、
彼は一緒に楽しい気持ちになりたい。

だから私の仕事によって相手が怒るか否かは変わらない。
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ある男性従業員が休んだとき、その上司は彼の話をしていた。仕事の仕方が悪いと同僚と悪口を言っていたのだ。だから彼が仕事をしなくなるとまた悪口を言う。
結局彼は悪く言われ、メンタル休職になった。

多分、怒る人を怒らなくするには、仕事ができるようになったり、真っ当な行動を取ったりすることではない。好かれるかどうか。媚びへつらいお好みの珈琲やタバコを寄付することだろう。
しかし、そんな面倒な人と関わりたくないから、やるべきことをやりスルー。

そして彼らは「俺を蔑ろにした」と怒る。
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媚びへつらうという怒られなくなる方法はあるが、それによって彼らは満足するだろうか。きっと怒らずとも「もっともっと」と求めてくるだろう。だから、私は怒ることで愛情と優しさを手に入れたがる人に関わらない。
人間関係は一対一ではなく多数で出来ているから、周囲に伝え、逃げることの正当性を理解してもらって、彼と距離を取ることの許しを得る。
………………………
私は上司のさらなる上司に現状を伝え、周りに理解者ができ、マイペースに働いている。
上司は、私から搾取できなかった愛情を他の人からもらいに旅立った。
休職で距離をおいた彼は戻ってきたが、これまで受けたストレスを他人に転嫁している。そして上司に似てきた。

愛情を手に入れられない欲求不満による怒りを受け付け、自分の心が疲弊し、
欠けた心の補填のため他者から愛情を搾取する前に、逃げることで身を守るのが私にはベストな生き方。
それは、受けたストレスを周りにいる大事な人に与えないため。
………………………
怒る人格は怒る本人しか直せない。だから兎に角、怒る人からは逃げるのが最善。
人間関係は大変だけど、
どんなことも喜んでくれる人もいるから、
そんな人に出会うために沢山の人と触れ合った結果、おかしな人もいたと思えば、
仕方ないリスクだったってことかな。

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あやとりりい
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