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売れる文章を書く-そのクリエイティブはアートか?デザインか?

こんにちは。
福岡でテレビショッピングを中心に映像ディレクターをしている別府です。3児の母、共働きのフリーランスです。

今日は「クリエイティブにはアートとデザインがある」という説について。
これがわかれば、誰でもクリエイターとして生きていける、そして届けたい人へ届ける方法がわかると思います。


クリエイティブの本質

私は映像ディレクターとしてテレビショッピングやプロモーションビデオなどのシナリオを一件数万〜十数万円で仕事として書いています。
よくイメージで「映像ディレクターはクリエイターで斬新な発想をする職業」だと想像されることが多いと思いますが実は少しニュアンスが違います。
その答えは既に「クリエイト=創造」という漢字にあり「創る」と「造る」に注目すると…

創る(つくる)とは、新しいものを生み出す、創造するという意味で使います。主にアートや文学、思想など、アイディアやコンセプトから新しいものを生み出すことを指します。
: 「新しいアイディアを創る」「芸術作品を創る」

造る(つくる)とは物理的に作り上げる、具体的な形にデザインするという意味で使います。建物や機械など実際に物理的な物を作る場合に用います。
: 「家を造る」「工場を造る」

クリエイティブな表現や活動が主に「アートとデザイン」の2つの異なる側面に分かれるということです。以下にそれぞれの側面について説明します。
 

アートの目的と特徴

  • 目的:自己表現や感情の表現が主な目的です。アーティストが自分の内面や世界観を反映させるために作り出すものです。

  • 特徴: アートはしばしば主観的で、観る人や評価する人によって異なる解釈がされます。また、アートは美的価値を追求することが多く、必ずしも実用性や機能性を考慮しないことがあります。

  • : 絵画、彫刻、音楽、詩など

デザインの目的と特徴

  • 目的: 機能性や実用性が重視されます。デザイナーは、特定の目的やニーズを満たすために創造的な解決策を提供しようとします。

  • 特徴:多くの場合、使用者やクライアントの要求に応じて実用的な解決を提供します。そのため、問題解決やコミュニケーションが中心となります。

  • : グラフィックデザイン、インテリアデザイン、ウェブデザイン、プロダクトデザインなど

アートとデザインの違い

  • アートは個人の表現や感情の発露が中心であり、その価値や意味は観る人によって変わります。

  • デザインは目的や機能を持ち、特定の問題を解決するための手段として存在します。そのため、より具体的な要件やクライアントのニーズに応じて作られます。

実際の企画の現場

プロの映像制作の現場は圧倒的にデザイン寄りの考え方で仕事をしています。決してアートでは成りたたない。
ディレクターになりたての頃20年近く前は、私も突拍子もないCM企画ばかりを出して先輩ディレクターやプロデューサーに「CMとして成立していない」とよく指摘されました。
当時は「TVで見るCMはあんなに自由で意味不明でいいのになぜこの案がダメなの?」と思っていました。
しかし自分が経験を積み、若手のCM企画を見るようになって思うのは、やはりCMとして成立していない。
特に「この内容をクライアント(その前の代理店)に説明できない」と思うからです。企画に熱い想いは必要だけどその根拠と造る意義のようなことをデザイン出来ていないからです。
経験を積んで丸く面白くなくなることも問題だけど、お金にならないものは世に出せない。アートで自己満足の世界です。
 

アートで売れなかったゴッホと売れたピカソ

これは文章で売れるかどうか?にも通じると思いませんか?

今やその絵画が数億円で取引され価値を見出されているゴッホ。
彼の絵は生涯で数枚しか売れず、しかも金銭的援助をしていた弟や身近な知人が多くは購入。

一方、生存中から富と名声を得ているピカソは常に芸術市場を読み、作品の枚数をコントロールしたりそのブランドを高めるなど人々に求められる努力を惜しまなかったそうです。

どちらもアートの巨匠で尊敬しますが、デザイン的発想をして人々に理解されていたのはピカソのように私は感じます。

あなたのクリエイティブはアートか? デザインか?

こう考えると発信や仕事もその仕事はどちらなのかを一瞬立ち止まって考えると届けたい人が増える可能性があります。
つまり、文章もクリエイティブなプロセスを通じて価値を提供しますが、そのアプローチやゴールは異なる、他人軸の発想でクリエイトすることが収益化もしやすいです。

YouTubeチャンネル動画内製化サポートをしながら口を酸っぱくして私が言うのは「それはお客様が求めていることですか?」ということ。
自社の商品だけただ紹介する独りよがりの動画は誰にも見てもらえないのです。
 

最後に、売れるチラシを作る技術

以上、「クリエイティブにはアートとデザインがある」という説について書きました。どちらが優れているというわけではなく、それぞれが異なる目的や特徴を持っています。
この記事を通じて、クリエイティブな活動や表現に興味を持っている方々の創造力を刺激し、新たな発見や学びを提供できれば幸いです。

そんな売れる文章を活かして、実はcanvaで簡単なチラシ作りの方法が学べる動画講座をUdemyで開催しています。
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