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おい!インバウンド対策は少子化対策になるんじゃないか説

こんにちは。
福岡でフリーランスとして映像ディレクターをしている別府です。
我が家は、子ども3人(小学4年、年長、年少)育てる共働き世代です。

先日、私が書いたnoteの記事【子ども2人と3人の壁は「家族4人の呪縛」だった件】とちきりんさんのvoicy【2024/6/11 #874 国際的な観光地&リゾート島、成功の条件】に共通点があったので考察したいと思います。

インバウンド対策は少子化対策になるんじゃないか説。
政治行政に関わる方、インバウンド対策が気になる企業の方、子育て世帯の方におすすめです。
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記事とvoicyはこちら。


エアビーなど大家族向けの宿泊環境が整っていない

ちきりんさんはvoicyで「ホテルは大人1人2人や女子旅3人だとEXベッド入れて泊まるとかならいいけど両親と子供2人でツインの部屋2つ取るって結構不便。荷物を2部屋で分けないといけなかったり食事行くのもわざわざ連絡しないといけないし、食事を買ってきて食べるのも狭い部屋で食べるとか」と話されていました。

これ私がnoteで書いた不便まんまで、多子世帯も旅行の選択肢が相当少ないんだよね。検索で子供3人になったら部屋がとたんに引っかからないし2部屋分けて計画するのも本当に大変。

以前、家族でロンドンに宿泊した際に泊まったホテルはロンドン中心地の観光施設にアクセスが良く室内でベビーカーもスイスイ通ってベッドは広くてとても過ごしやすかったんです。

でも日本で旅行する時は都心部に家族で泊まろうと思ったらビジネスホテルは寝るためだけのベッドしかなくて荷物もベビーカーも通りにくい。和室で畳があるホテルや広い客室の気軽に泊まれる場所は少ないのが現状です。

一方ちきりんさんのvoicyにも登場したエアビーなら部屋が2つあってリビングが家族でシェアできるとも。ただ日本は民法が厳しくて

日本の新法民泊の営業可能日数は年間180日と決められています(特区民泊や簡易宿所の場合は対象外)。これは揺るぎなく、それ以上の民泊営業は認められていません。

民泊営業可能日数に関する規制

民泊やホテル環境含めて全然大家族に向かないのです。
これ、宿泊業界の利権に絡んだ規制緩和が出来ない案件ですよね…
お金は払うので選択肢を増やしてほしい。
そしてもうひとつ大家族に向かない案件が…


Uberなどのライドシェアが無い

タクシーって、いまでこそバンタイプなどありますけど一般的なタクシーは普通乗用車。運転手を除くと4人しか乗れないんですよね。
我が家今ならぎゅーぎゅーで詰めて5人乗れますがもう少し大きくなったら2台に分かれて移動しないといけない。
voicyでも「Uber」はすぐに来るし安定供給されている話が。

電車も地下鉄も家族で移動するには本当に不便でマイカー移動が中心で買い物は郊外の集合施設に行くことが多くなってきました。

これって、海外からの旅行者も相当不便していると思うのですよ…

これもタクシー業界に忖度して規制緩和できない案件。


インバウンド対策は少子化対策になるんじゃないか説

日本が観光立国で外貨を稼ぎたいと本気で思っているならもっと大家族が過ごしやすい環境を整えないといけないと思います。でも規制がギチギチでどこかに忖度して民間がやりたくても出来ない。

でもここを変えるとインバウンド対策になるし、ひいては子供3人以上の多子世帯にも過ごしやすい日本になって少子化対策になるのではないかと思いました。観光に関わる企業も外国人ファミリーに複数部屋で不満に感じられるよりは一部屋で1回あたりの収入がアップたほうが環境対策にもなるしベッドメイキングなどの人材不足対策にもなる。さらに我々のような多子世帯向けのイメージアップにもなるし良いことしかないのに。

街でたくさんの外国人ファミリーを見ますが、彼らが大変な思いをしていることが「他人事」、多子世帯が「他人事」。ひがみや妬み嫉みで「お金持ちの外国人のことなんて知らない」「勝手に産んだのが悪い」と狭い視野でいることがひいては外貨獲得にならず少子化で社会インフラにも人材不足になり自分の首を絞めることが分からない。

「今のお客さん=日本人は標準が4人家族だから今のままでいいだろう」と思っている企業の人、そのままじゃ衰退だよ?

もっと考えた方がいいよ、日本人と思いました。
残すべきは残し、変えるべきは変える。


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