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私の決め方-ファーストペンギンになる3つのメリット

私は興味を持ったことは大抵まずやってみるようにしている。
ただ、好奇心旺盛なので、興味のあることを全部やっていたらキリがない。また、悩んでいる時間ももったいないのでやる・やらないの基準を持って、基本は即断するようにしている。

そのための決め方の一つが「ファーストペンギンになる」ということ。ファーストペンギンとは、まだ誰もやったことがないところに飛び込むということだが、具体的には「第1回」「第1期」とつくものには飛び込もうと思っている。

例えば、「1分で話せ」の著者の伊藤羊一さんが主催されていた「Talk Your Will」という1分プレゼンイベントは第1回目だったのでプレゼンターとして出てみた。マインドフルネストレーナーの資格も、ビジネスマナー研修講師の資格も「一期生」だったので申し込んだ。
なぜそうするかというと、ファーストペンギンとは言っても誰かが用意したもので何かを始めるというのはそんなに難しいことではないので"努力ゼロで一番になれる"。しかしその割に得られるメリットが大きいのだ。

特にこの3つが挙げられる。(※絶対ではないけど、確率は高い。)

ファーストペンギンになる3つのメリット
①主催者と仲良くなれる
②良い仲間ができる
③柔軟に意見を取り入れてもらえる

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①主催者と仲良くなれる

これは以前のnoteで人と繋がるための方法のシートにも書いていたことだ。どんなにすごい人でも初回、1回目は多少の不安もある。そんな中、まだ実績もない(場合によっては)わけもわからないものに「あなたが何かやるというから来たよ!」とばかりに飛び込んでくれる人がいるのは心強いものだ。参加者より主催者側の方が思い入れが強いので覚えてもらいやすい。なので「1期生だから」「1回目から来てくれているから」と、"半同志"として、その後継続的なお付き合いにもなりやすい。そして少し優遇的な扱いをされたとしても、周りからも「初回から来ているんだから」と自然に受け入れられることが多い。

②良い仲間ができる

何かの初回に申し込む人は情報感度が高かったり、主催者の友人だったりして質が高い場合が多い。現に前述のTalk Your Willでは、プレゼンター(登壇者)として申し込んだのだが、私のように普通にSNSで開催を知って申し込んだ人より、「主催者の伊藤羊一さんともともと知り合いで」とか半ば身内的な人が多く、ビジネスマンとしても大変活躍されていてプレゼン慣れしている人やピッチイベントで受賞歴のある人ばかりだった。それを当日知った私は「やばい、場違いなところに来てしまった、穴があったら入りたい。」という心境だったが、その後の打ち上げでは初回出場者としてよく分からないものを一緒に作った仲間という連体感が生まれ大変盛り上がった。その年の年末にはプレゼンターで忘年会も開いた。そして、その後もその行動力と実力溢れる友人ができたおかげで地元岡山での回を主催したり、Voicyに出演させてもらったりという、思わぬ嬉しいことに繋がった。ファーストペンギンになれる人、というのはその時点で一定のスクリーニングがされているとも言える。

TYWプレゼンター忘年会

(↑2018年末 Talk Your Willプレゼンター忘年会)

③柔軟に意見を取り入れてもらえる

初回ということで良くも悪くも詳細まで固まっていないことが多く、こちら側の希望を反映されやすい。そして柔軟に対応してくれたという恩を感じてくれる主催者も多いので、その後のフォローが手厚かったり何かと希望を反映してもらえたりということがある。例えば、ドキュメントをもっとよくしたい!と提案して、ドキュメント作成をお仕事としてご依頼いただけたこともあったし、「あの時より進化しているから」と2回目以降の回で特別に無料でご招待いただけたということもあった。

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以上がファーストペンギンになるメリット3つだ。
ただ注意が必要なのが「詳細までかっちり決まっていないと嫌」「お金を払っているんだから隅々まで行き届いたものを期待する」という人は止めた方が良い。主催者側も準備はしていても、初回は予想外のことが起こったり、固まりきっていないことがあったりするものだ。あくまで「一緒に作っていく仲間になるよ!必要だったら協力するよ!」という貢献の意識で参加できる人は上記のメリットを存分に享受できると思う。

ということで、ファーストペンギンはメリットいっぱい。
つらつら書いたけど、要は主催者と仲良くなって仲間ができることで学びが深まる、広がりが生まれる、ということだ。逆にそれでも悩む場合は自分にとっては「それほど必要でもない」「今じゃない」ということなので、執着せずにやらないと決断するようにしている。

(おしまい)

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